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Scene05 夢はでっかい宝島
49 真夏の太陽が夕日に変わった瞬間に肌寒いと言い出す人は好きですか?
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「でっかい宝島♪
そうさ今こそアドベンチャー♪
胸わくわくの愛がぎっしり!」
ピノがご機嫌に歌う。
「懐かしい歌を歌うね」
「ピノね!ドラゴンボールを集めて巨乳になるの!」
「そっか」
「ってことで壱!ドラゴンレーダー買って!」
「ないよ」
「あるよ?」
ピノはそういってメルカリのアプリを開いた。
「400円?」
「ダメ?」
「このドラゴンレーダー。
手作りにしてはクオリティ高いね」
「うんうん!」
「まぁ、このおもちゃのドラゴンレーダーでいいなら買うよ」
「本当に?わーい!」
「ドラゴンボール、見つかるといいね!」
本当にドラゴンボールがあるとは思ってはいない。
でも、こんな世界だからこそ希望は捨てちゃいけない。
そう思った。
「お礼に壱のドーテーを奪ってあげるね!」
「え?」
「ふふふふふ。
ピノのテクで逝き果てるのだ!」
「……そっか。
じゃその時はよろしく」
「信じてないなぁー!ぶー!」
「うん」
「認めたな!ぶーぶーぶー!」
「ぶーぶーぶー」
壱も真似をしてぶーぶー言った。
「ぶーぶーぶー」
ピノもぶーぶー言った。
ふたりでずっとぶーぶー言って楽しんだ。
そうさ今こそアドベンチャー♪
胸わくわくの愛がぎっしり!」
ピノがご機嫌に歌う。
「懐かしい歌を歌うね」
「ピノね!ドラゴンボールを集めて巨乳になるの!」
「そっか」
「ってことで壱!ドラゴンレーダー買って!」
「ないよ」
「あるよ?」
ピノはそういってメルカリのアプリを開いた。
「400円?」
「ダメ?」
「このドラゴンレーダー。
手作りにしてはクオリティ高いね」
「うんうん!」
「まぁ、このおもちゃのドラゴンレーダーでいいなら買うよ」
「本当に?わーい!」
「ドラゴンボール、見つかるといいね!」
本当にドラゴンボールがあるとは思ってはいない。
でも、こんな世界だからこそ希望は捨てちゃいけない。
そう思った。
「お礼に壱のドーテーを奪ってあげるね!」
「え?」
「ふふふふふ。
ピノのテクで逝き果てるのだ!」
「……そっか。
じゃその時はよろしく」
「信じてないなぁー!ぶー!」
「うん」
「認めたな!ぶーぶーぶー!」
「ぶーぶーぶー」
壱も真似をしてぶーぶー言った。
「ぶーぶーぶー」
ピノもぶーぶー言った。
ふたりでずっとぶーぶー言って楽しんだ。
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