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Scene04 振り上げた拳
38 どうして人を殺すのか
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エルフはそういう動画をネットにアップしていく。
そして人々を恐れさせていく。
ロリとショタの最後のセリフが更に恐怖に追いやる。
「次は貴方の番です」
ウイルスによる恐怖。
そしてエルフによる処刑。
さらにその恐怖により行う人の行為。
人々は恐怖した。
「壱、どうしてエルフは人を殺めるの?」
ピノの言葉に壱は言葉を失う。
「どうしてなんだろうね」
それは壱にもわからない。
わかっているのはこの小さな命を守らなければということだけだ。
壱は優しくピノの身体を抱きしめる。
「ピノが壱を護るからね」
ピノの言葉に壱は癒やされる。
「……そうだね」
そして壱は小さく笑った。
「ねぇ壱」
「うん?」
「あのねあのねあのね。
ピノお腹すいた」
「そうだね、なにか食べに行こうか」
「うん!」
「ピノ、何が食べたい?」
「ピノね、くるくる回るお寿司食べたい」
「了解、回転寿司行こう」
「わーい」
小さな幸せ。
小さな希望。
壱は大事にしたいと思った。
そして人々を恐れさせていく。
ロリとショタの最後のセリフが更に恐怖に追いやる。
「次は貴方の番です」
ウイルスによる恐怖。
そしてエルフによる処刑。
さらにその恐怖により行う人の行為。
人々は恐怖した。
「壱、どうしてエルフは人を殺めるの?」
ピノの言葉に壱は言葉を失う。
「どうしてなんだろうね」
それは壱にもわからない。
わかっているのはこの小さな命を守らなければということだけだ。
壱は優しくピノの身体を抱きしめる。
「ピノが壱を護るからね」
ピノの言葉に壱は癒やされる。
「……そうだね」
そして壱は小さく笑った。
「ねぇ壱」
「うん?」
「あのねあのねあのね。
ピノお腹すいた」
「そうだね、なにか食べに行こうか」
「うん!」
「ピノ、何が食べたい?」
「ピノね、くるくる回るお寿司食べたい」
「了解、回転寿司行こう」
「わーい」
小さな幸せ。
小さな希望。
壱は大事にしたいと思った。
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