14 / 130
Scene02 繋ぐ手
14 お姫様になっちゃう?
しおりを挟む
そして、壱たちはマクベスバーガーへと向かった。
マクベスバーガーに着くとピノがとびっきりの笑顔で店員に言った。
「お子様バーガーください!」
すると店員が笑顔で返す。
「店内でお召し上がられるでしょうか?
それともお持ち帰りでしょうか?」
すると梨麻が言った。
「お姉さんをテイクアウトで!」
「え?」
店員が戸惑っている。
「あ、冗談です。
美智子さん、梨麻くん。
今日は、色々お世話になったからマクベス奢るよ」
「あ、本当ですか?
嬉しいです」
壱の提案に美知子が、嬉しそうに笑う。
「あざっす!
じゃ、俺はマクベス期間限定牛ヒレバーガーセットで!」
「では、私はアボガドバーガーセットでお願いします」
「んー
僕は、なににしようかなー」
壱はそう言ってパネルを見る。
するとピノの方を見る。
ピノが2種類あるお姫さま変身セットのどちらにしようか悩んでいた。
それを見た壱は、小さく笑う。
「じゃ、僕もお子様バーガーで……」
「かしこまりました」
店員が小さく笑う。
それを見た梨麻も笑う。
「壱さん、やっさしー」
「社長って案外子どもに甘いですね」
美知子もそう言って苦笑いを浮かべる。
「もともと僕は、こういう小さい子を護りたくて警備の仕事をはじめたんだ。
だから、自然と甘くなるのかもしれないね」
「ふーん」
梨麻が、小さくうなずく。
「お会計ですが……
お子様バーガーおふたつで3000円、期間限定牛ヒレバーガーセットがおひとつで4000円、アボガドバーガーセット780円。
合計、7780円になります」
「あ、はい」
壱は、うなずくと会計を済ませた。
「お姫さま変身セットふたつ!
うれしいなー」
ピノが小さく笑う。
ピノがお姫さま変身セットの袋を持ってスキップする。
「ピノ、店の中でスキップしたらめーだよ!」
「はーい」
ピノが、スキップを止め静かに歩く。
そして、壱が広い席を見つけそこに座った。
マクベスバーガーに着くとピノがとびっきりの笑顔で店員に言った。
「お子様バーガーください!」
すると店員が笑顔で返す。
「店内でお召し上がられるでしょうか?
それともお持ち帰りでしょうか?」
すると梨麻が言った。
「お姉さんをテイクアウトで!」
「え?」
店員が戸惑っている。
「あ、冗談です。
美智子さん、梨麻くん。
今日は、色々お世話になったからマクベス奢るよ」
「あ、本当ですか?
嬉しいです」
壱の提案に美知子が、嬉しそうに笑う。
「あざっす!
じゃ、俺はマクベス期間限定牛ヒレバーガーセットで!」
「では、私はアボガドバーガーセットでお願いします」
「んー
僕は、なににしようかなー」
壱はそう言ってパネルを見る。
するとピノの方を見る。
ピノが2種類あるお姫さま変身セットのどちらにしようか悩んでいた。
それを見た壱は、小さく笑う。
「じゃ、僕もお子様バーガーで……」
「かしこまりました」
店員が小さく笑う。
それを見た梨麻も笑う。
「壱さん、やっさしー」
「社長って案外子どもに甘いですね」
美知子もそう言って苦笑いを浮かべる。
「もともと僕は、こういう小さい子を護りたくて警備の仕事をはじめたんだ。
だから、自然と甘くなるのかもしれないね」
「ふーん」
梨麻が、小さくうなずく。
「お会計ですが……
お子様バーガーおふたつで3000円、期間限定牛ヒレバーガーセットがおひとつで4000円、アボガドバーガーセット780円。
合計、7780円になります」
「あ、はい」
壱は、うなずくと会計を済ませた。
「お姫さま変身セットふたつ!
うれしいなー」
ピノが小さく笑う。
ピノがお姫さま変身セットの袋を持ってスキップする。
「ピノ、店の中でスキップしたらめーだよ!」
「はーい」
ピノが、スキップを止め静かに歩く。
そして、壱が広い席を見つけそこに座った。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる