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06 朝が来ない夜はない
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しおりを挟む次の日、俺が学校が終わると足早に病院に向かった。
病院に着いた時間は、4時過ぎ。
俺は、まっすぐと優さんの病室に向かった。
部屋をノックした。
「はい。」
優さんが返事をしてくれた。
「俺だけど……」
「どうぞ♪♪」
優さんの声は、何処か楽しげだった。
俺は、優さんの部屋に入った。
すると、横になっている優さんがそこには居た。
俺は、ゆっくりとベットに近づいた。
「来てくれたんだね。
嬉しい……」
「来るって約束しただろ?」
「うん!」
「手術がんばれよ……」
「頑張る!」
俺は、優さんの手を握り締めた。
「退院したら、デートだからね!」
「うん♪
下調べしておくね!」
「南さん。
手術の時間です。」
優さんは、ゆっくりと手術室へと運ばれた。
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