Double“you”

05 もうひとりのあなた

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家に着くと、俺はすぐにお風呂を沸かした。

流石に遊びすぎたかな……

上島君とは、家が近所なので、そんなに距離はない。
それでも、家に着く頃には、夜の10時前になっていた。

俺は、携帯をカバンから取り出すと、タイミングよくメールが来た。


優さんからだ。


【こんばんわ。
　起きてますか？】

【起きてるよ】


俺は、すぐにメールの返事を出した。


ブルルルルルルル。


今度は、電話が掛かってきた。


「もしもし。
　達也です。」

「もしもし……
　えっと、優です。
　電話しちゃった♪♪
　えへ♪♪」


夕さんは、本当に嬉しそうに笑った。