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04 バイバイ
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しおりを挟むいつものように俺は、病院に向かった。
病院に行き、図書室に向かうといつもそこに夕は居た。
「もぅ!
遅いよー」
いつも、そう言って怒られていた。
だけど、今日は違った。
夕がいない。
俺が、早く来すぎたのかな……?
でも、待てども待てども夕は居ない……
俺は、近くに居た、看護婦に聞いてみた。
「南 夕さんは……?」
「あら、草薙君。
話……
聞いていないの?」
「え?」
「夕さんは、昨日の夜遅く亡くなられたわよ」
夕が死んだ??
あれ?昨日まであんなに元気だったのに……
「大丈夫?」
「はい。」
全然大丈夫なんかじゃない。
夕、どうして、どうして、どうして死んだんだ?
夕……
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