Double“you”

04 バイバイ

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「俺は、気合いを入れて授業を受けた。」


一生懸命、勉強した。
目指すは、国立！

国立なら、授業料も安いし就職もしやすい。
決めたんだ。
悩んでも始まらない。
今からじゃ、遅いかも知れないけど……


国立大学に受かる！


その為には、勉強しまくる！

俺は、学校が終わると病院に向かった。


夕にその事を伝えるんだ。
いつもの噴水に居るかな？


俺は、いつもの噴水の場所に向かった。
すると、そこには、子供たちと楽しそうに遊んでいる夕の姿が、視界に入った。


「やぁ……」


俺は、夕に声をかけた。


「あ。
　達也君！」


夕は、笑顔で俺に走って近づいてきた。