Double“you”

はらぺこおねこ。

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01 こんな話はどうだろう?

08

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俺は、家に帰ると、婆ちゃんに軽く挨拶をしてから自分の部屋に戻った。
そして、すぐにパソコンを起動した。

「うーん。
 どうするか……」

俺は、頭を悩ませた。
すると、携帯が鳴った。

南 夕からだった。

「もしもし?」

「夕です。
 今、時間、大丈夫?」

「うん
 大丈夫だよ」

本当は、全然大丈夫じゃないんだけど……
まぁ、良いよね。
たぶん、俺は、夕の事が好きなんだと思う。
そして、こうやって毎日電話をかけてくれると言うことは……
夕も俺のことを好きである可能性もあるって事で……

「もしもし?
 達也君?」

「あ、ごめんごめん
 何か、用事かな?」

「うんん
 達也君の声が聞きたくなったから、電話しちゃった♪♪」

嬉しそうに笑う夕の声に、俺は胸をときめかした。
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