不老に剣士

はらぺこおねこ。

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Scene07 夢を叶える像

138 集いしもの

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「ところで貴方は?」

学園長はおねこのすけとおねこひめの方を見て言います。

「僕の名前はおねこのすけ」

「私の名前はおねこひめ」

「おねこ……?13さんのお友達かしら?」

学園長はニッコリと微笑みます。

「いえ、知らない人です」

「このふたりはタンドレッス王国の王子と王女です」

「貴方はモスマン王?」

学園長が驚きます。

「久しいな、エンシェントの学園長」

「しゅわっち」

そう言ってフリフリのドレスを来た少女たちが現れます。

「だれでしょう?」

鈴が首を傾げます。

「魔法少女!木の葉あいう!参上です!」

「伊東早良です」

「水谷勇気です」

そして遅れて3人の少年が現れます。

「はじめましてこんにちは鰤谷ブリ男でございます」

「近藤無だ」

「僕の名前はボクです」

「はじめまして」

丹歌は小さく会釈します。

「木の葉あいうさん?
聞いたことあるような……」

鈴が首を傾げます。

「木の葉あいう……
学園最強の勇者候補だ」

焔が小さく言います。

「あ、焔くん!」

「私もいるよ!」

シエラが丹歌に手を振ります。

「知ってる人?」

プレゲトンが丹歌に尋ねます。

「丹歌!その子は誰?丹歌の彼女?」

シエラの顔がにやけます。
それはそれは楽しそうににやけています。

「あ、皆さんお揃いのようですね」

フェニーチェがハデスとともに現れます、

「やっほー、ハデスちゃん参上やで!」

「……」

そして仮面をつけた少女がペコリと会釈します。

「ほら、ソルン。
挨拶し」

「ソルンです、よろしくお願いします」

あいうがソルンの方を見てなにかに気づきます。

「貴方、すごくいい声ね。
今度デュエットしよ!」

「あ、はい」

見知らぬ顔見知った顔。
沢山の生徒や教師たちなどがエンシェント魔法学園に集まります。


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