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Scene03 カリュドーンの猪
66 もうひとつの物語
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これは終わらない終わらない古の物語。
それは話を曲げられて作られました。
たぬきがおばあさんを殺した極悪人で、うさぎが正義の使者でたぬきを倒す。
それが人がしるカチカチ山です。
でも、現実は違います。
おじいさんが、たぬきとうさぎを従えて鬼を倒し、女鬼を陵辱し。
そして殺し続けました。
おじいさんは、鬼からさえも恐れられました。
正義と言われたおじいさん。
弱みを握り。
狡猾でそして強い。
狡猾なその姿から【ガイル】と呼ばれるようになりました。
ガイルは、うさぎを犯しながらふと思いました。
「おい!たぬき!うさぎ!ワシにもっと女を喰わせろ!」
ガイルは鬼のような表情でそういいました。
ガイルにはもうおじいさんの表情はありません。
赤い皮膚に鋭い牙。
その姿は人間というよりオークに近かったのでしょう。
「もうやめてください。
何人殺せば気が済むのですか?」
うさぎは、泣きながらそう訴えました。
「黙れ!」
ガイルは、兎人の自慢であるうさぎの耳を引っ張り抜きました。
「あぁっぁっぁぁ」
うさぎは、泣くことしか出来ません。
たぬきは、ガイルに命令され色んな薬を作らされました。
たぬきが薬に関しての知識が豊富だったからです。
そのため薬を作らされては、実験にと自分で服用させられていました。
そんなとき、たぬきはある能力に目覚めます。
蓄積した自分の痛みを1000倍にさせ無差別にばらまく力です。
恐らくそれはガイルを一撃で倒せるだけの力があったのかもしれません。
しかし、ガイルの恐怖による支配によりたぬきはその力を使えずにいました。
それを見逃さない神がいました。
その名をモトフミ。
モトフミは、部下であるフィサフィーに命じたぬきを殺そうとしました。
たぬきは、抵抗しフィサフィーの部下1万人のひとりで倒します。
それによりたぬきは沢山の経験を手に入れさらに強くなりました。
ガイルは、やがて強くなったたぬきを恐れるようになりました。
そして、ガイルもたぬきを殺そうと企みます。
それは長い長い戦いの始まりです。
ガイルは、神も人も天使も悪魔も魔族も全ての女を犯し殺していました。
男も子供も老人も容赦なく殺していました。。
フィサフィーの軍とたぬきとガイルの三つ巴の戦いは長くに渡り続きました。
たぬきは、どうにかうさぎをガイルから引き離そうと考えたものの。
ガイルに締め付けられた鎖によりうさぎは逃げれません。
それだけでなく、あまりの恐怖によりうさぎの自我がなくなりはじめていました。
「……さてどうしよう」
たぬきは、幾万のフィサフィーの部下を見て考えます。
「でも。考える時間なんてない」
それがたぬきの答えです。
「たぬきやたぬき!
さっさと死んで私の毛皮になりなさいな」
フィサフィーの部下であるバビロンがそういって金杯から水龍を召喚して、たぬきを攻撃します。
たぬきは、痛みを分ける能力で水龍を攻撃しダメージを与えました。。
たぬきの能力も成長して、その攻撃力は生身でモトフミのバリアも弾くのではないかと考えられました。
「さて、どうしたもんかいのう」
フィサフィーは考えます。
どうすればたぬきを殺せるか。
そして、ちょこまかと動くガイルの存在。
ふたりの手によって自分の部下が消耗していくばかりです。
まずはガイルを倒そう。
フィサフィーはそう思い自らガイルを倒しに向かいました。
「ふん、爺か?
食えないやつだな」
ガイルがそういってフィサフィーに向かって斧を投げます。
しかしフィサフィーは飛んできた斧ごとガイルをボールのようなもので封印しました。
「まぁ、さっさとこうやって封印すればよかったかいのう」
ガイルが封印されると残ったうさぎがひとり震えます。
「失せろ小娘」
フィサフィーがそういうとうさぎは、逃げるように去っていきました。
それは話を曲げられて作られました。
たぬきがおばあさんを殺した極悪人で、うさぎが正義の使者でたぬきを倒す。
それが人がしるカチカチ山です。
でも、現実は違います。
おじいさんが、たぬきとうさぎを従えて鬼を倒し、女鬼を陵辱し。
そして殺し続けました。
おじいさんは、鬼からさえも恐れられました。
正義と言われたおじいさん。
弱みを握り。
狡猾でそして強い。
狡猾なその姿から【ガイル】と呼ばれるようになりました。
ガイルは、うさぎを犯しながらふと思いました。
「おい!たぬき!うさぎ!ワシにもっと女を喰わせろ!」
ガイルは鬼のような表情でそういいました。
ガイルにはもうおじいさんの表情はありません。
赤い皮膚に鋭い牙。
その姿は人間というよりオークに近かったのでしょう。
「もうやめてください。
何人殺せば気が済むのですか?」
うさぎは、泣きながらそう訴えました。
「黙れ!」
ガイルは、兎人の自慢であるうさぎの耳を引っ張り抜きました。
「あぁっぁっぁぁ」
うさぎは、泣くことしか出来ません。
たぬきは、ガイルに命令され色んな薬を作らされました。
たぬきが薬に関しての知識が豊富だったからです。
そのため薬を作らされては、実験にと自分で服用させられていました。
そんなとき、たぬきはある能力に目覚めます。
蓄積した自分の痛みを1000倍にさせ無差別にばらまく力です。
恐らくそれはガイルを一撃で倒せるだけの力があったのかもしれません。
しかし、ガイルの恐怖による支配によりたぬきはその力を使えずにいました。
それを見逃さない神がいました。
その名をモトフミ。
モトフミは、部下であるフィサフィーに命じたぬきを殺そうとしました。
たぬきは、抵抗しフィサフィーの部下1万人のひとりで倒します。
それによりたぬきは沢山の経験を手に入れさらに強くなりました。
ガイルは、やがて強くなったたぬきを恐れるようになりました。
そして、ガイルもたぬきを殺そうと企みます。
それは長い長い戦いの始まりです。
ガイルは、神も人も天使も悪魔も魔族も全ての女を犯し殺していました。
男も子供も老人も容赦なく殺していました。。
フィサフィーの軍とたぬきとガイルの三つ巴の戦いは長くに渡り続きました。
たぬきは、どうにかうさぎをガイルから引き離そうと考えたものの。
ガイルに締め付けられた鎖によりうさぎは逃げれません。
それだけでなく、あまりの恐怖によりうさぎの自我がなくなりはじめていました。
「……さてどうしよう」
たぬきは、幾万のフィサフィーの部下を見て考えます。
「でも。考える時間なんてない」
それがたぬきの答えです。
「たぬきやたぬき!
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たぬきは、痛みを分ける能力で水龍を攻撃しダメージを与えました。。
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しかしフィサフィーは飛んできた斧ごとガイルをボールのようなもので封印しました。
「まぁ、さっさとこうやって封印すればよかったかいのう」
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