70 / 95
05 5月6日
70
しおりを挟む
「今日はさ……
ビブレにいかない?」
「ビブレ?」
「うん。
駅チカのファッション専門店」
「いいけど。
なにか買いたいものあるの?」
「うん。
荷物とかそんなに持てなくて下着が足りてないかなぁ―って」
はるかさんの顔が赤くなる。
「そっか……
下着を……」
僕の顔も赤くなる。
「真治の好きな下着を選んでいいよー」
はるかさんは、そう言って照れ笑いを浮かべた。
男は、こういうときどう反応すればいい?
経験の浅い僕にはわからない。
「真治顔赤いよー
可愛い」
はるかさんが、そう言ってクスクスと笑う。
ビブレにいかない?」
「ビブレ?」
「うん。
駅チカのファッション専門店」
「いいけど。
なにか買いたいものあるの?」
「うん。
荷物とかそんなに持てなくて下着が足りてないかなぁ―って」
はるかさんの顔が赤くなる。
「そっか……
下着を……」
僕の顔も赤くなる。
「真治の好きな下着を選んでいいよー」
はるかさんは、そう言って照れ笑いを浮かべた。
男は、こういうときどう反応すればいい?
経験の浅い僕にはわからない。
「真治顔赤いよー
可愛い」
はるかさんが、そう言ってクスクスと笑う。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。



断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる