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04 5月5日
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僕たちは、手を繋いでスーパーに向かった。
その間、もちろん声が聞こえていた。
ずっと咎められていた。
だけど、その声よりもはるかさんの声のほうが大きかった。
はるかさんの声が、僕をしあわせにしてくれた。
こんな日が、毎日続けばいいな。
僕は、そんなことを思った。
「真治。
シチューって凄いと思わない?」
「ん?シチューのどこが?」
「牛乳を入れて、あんな美味しい料理になるんだから……」
「牛乳嫌いなのか?」
「ちょっと苦手かな。
白いし……!」
「色が問題なの……?」
「そうじゃないけど……
なんか変な味……」
「そっか」
「うん」
はるかさんの目がキラキラとしている。
「なにか良いことあった?」
「うん!
ってか、早く買い物だ!」
はるかさんは、そう言うと材料を手際よく買い物カゴの中に入れた。
その間、もちろん声が聞こえていた。
ずっと咎められていた。
だけど、その声よりもはるかさんの声のほうが大きかった。
はるかさんの声が、僕をしあわせにしてくれた。
こんな日が、毎日続けばいいな。
僕は、そんなことを思った。
「真治。
シチューって凄いと思わない?」
「ん?シチューのどこが?」
「牛乳を入れて、あんな美味しい料理になるんだから……」
「牛乳嫌いなのか?」
「ちょっと苦手かな。
白いし……!」
「色が問題なの……?」
「そうじゃないけど……
なんか変な味……」
「そっか」
「うん」
はるかさんの目がキラキラとしている。
「なにか良いことあった?」
「うん!
ってか、早く買い物だ!」
はるかさんは、そう言うと材料を手際よく買い物カゴの中に入れた。
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