嘘恋

はらぺこおねこ。

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04 5月5日

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「ご飯が黄色い……
 いつ炊いたの?」

「一昨日……かな?」

 僕が、そう答えるとはるかさんは再びため息を付いた。

「買い物に行こう!」

「え?」

「一緒に行こう?」

 はるかさんが、そう言って僕の手をギュッとする。
 すると再び声が聞こえる。

「触れるな」

 ああ。
 また僕ははるかさんに触れているんだ。
 だから、声が聞こえるんだな。
 逃げれるのかな?僕はこの呪縛から。
 そしたら、こういうやりとりも楽しく感じるのかな?
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