嘘恋

はらぺこおねこ。

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04 5月5日

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 僕は、自分のベッドに横になる。
 何をやっているんだろう。
 僕は……
 勢いで女の子とひとつ屋根のしたで暮らすことになった。
 理性を保てるかな。
 バケモノと呼ばれている僕が、あんなきれいな人と暮らすことになるなんて……

 するとまたあの声が聞こえる。

「喋るな!」

「それは、無理だよ……」

 僕は小さく返した。

 すると部屋を叩く音が聞こえる。
 僕は、身体を起こすと扉を開けた。
 はるかさんが、ニッコリと笑う。

「真治!お腹すいた!」

「そっか、なにかつくろうか?」

 僕が、そう言うとはるかさんがニッコリと笑う。

「私を舐めるな!
 料理は、女のステータスよ!」

 はるかさんが、そう言って笑う。
 そういえば、昨日の夜から何も食べてないな。
 お腹が空かない。
 生きることを放棄しているからかな。
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