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01 チェーン電話
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「で、日程なんですが……」
「ああ……」
「この5月の3日なんてどうでしょう?」
よし、ここで断ろう。
「ごめんね。
5月3日は、仕事なんだ……」
「日曜日なのに?」
「僕の仕事は、土日関係ないんだ」
「ふーん
私の調べによると、貴方はフリーライターのはずなのですが……
毎日が日曜日ですよね?」
「フリーライターをバカにしないで!」
僕が、電話を切ろうとしたその時。
女の子が、泣きそうな声で僕に謝った。
「ごめんなさい。
電話を切らないで……」
「……なに?
僕、眠いんだけど……」
「では、5月3日に、枚方市駅近くのティンカーベルで待ってますから……」
女の子は、そう言って電話を切った。
「ああ……」
「この5月の3日なんてどうでしょう?」
よし、ここで断ろう。
「ごめんね。
5月3日は、仕事なんだ……」
「日曜日なのに?」
「僕の仕事は、土日関係ないんだ」
「ふーん
私の調べによると、貴方はフリーライターのはずなのですが……
毎日が日曜日ですよね?」
「フリーライターをバカにしないで!」
僕が、電話を切ろうとしたその時。
女の子が、泣きそうな声で僕に謝った。
「ごめんなさい。
電話を切らないで……」
「……なに?
僕、眠いんだけど……」
「では、5月3日に、枚方市駅近くのティンカーベルで待ってますから……」
女の子は、そう言って電話を切った。
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