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Scene05 かなしみよこんにちわ
120 暇
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「いいことないかな……」
恋次はそういって空を見上げる。
外はすっかり朝だ。
学校は休んだ。
しばらく入院。
でも、親は来ない。
恋次はそう思うとため息が止まらない。
ひとりぼっち。
そう思うと涙があふれる。
ガラスのハート。
だってまだ10代半ばなのだ。
恋次は公園でまったりしていた。
なにも起きない。
「恋次くん」
水面がそっと現れる。
「水面さん?」
「うん。
暇だから来た」
「暇だよね」
恋次は笑った。
小さく小さく笑った。
恋次はそういって空を見上げる。
外はすっかり朝だ。
学校は休んだ。
しばらく入院。
でも、親は来ない。
恋次はそう思うとため息が止まらない。
ひとりぼっち。
そう思うと涙があふれる。
ガラスのハート。
だってまだ10代半ばなのだ。
恋次は公園でまったりしていた。
なにも起きない。
「恋次くん」
水面がそっと現れる。
「水面さん?」
「うん。
暇だから来た」
「暇だよね」
恋次は笑った。
小さく小さく笑った。
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