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06 楽しいメロディ
65 クレープはさすらいに
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ジャキの意識が遠くなっていく。
「あー。涙のお別れにはさせないよ?」
十三のその声とともにジャキの意識が戻ってくる。
「え?」
女子大生が驚く。
「え?」
ジャキも驚く。
「一応、僕さ。
RPGいうところのヒーラーなんだけど?」
十三がジャキの傷を回復させた。
「そ、そうだったの?」
女子大生が驚く。
「うん」
「傷が痛くない」
ジャキが腹部を押さえる。
「うん」
十三がうなずく。
「とりあえず、質問。
あのオークっぽいのは誰?」
十三の質問にジャキがうなずく。
「あいつはガイルだ。
なんか前に戦地でジルが拾ったんだ」
「そうなの?
そのガイルって人……
ものすごい力を感じたよ?」
「ああ、俺もそのことについてはわからん」
「とりあえず。
曽呂勇姿学園に向かおう。
色々報告しなくちゃだ……」
十三がそういうとジルたちはうなずいた。
「やぁやぁ」
すると青年の男性が声をかけてきた。
「誰?」
十三の質問に男が答える。
「僕かい?
僕の名は、橘 吾郎。
しがないクレープ屋だよ」
「そのクレープ屋さんが何のよう?」
「ちと僕も曽呂勇姿学園に行く用事があるので。
一緒に行かない?」
吾郎の提案に十三がうなずく。
「いいよ」
「いいのか?」
ジャキが驚く。
「まぁまぁその前に。はい!」
吾郎が、女子大生の肩に手をトントンと触れると。
女子大生の身体に真っ赤なドレスが着せられる。
「それがクレープ屋さんの能力?」
「そうだよ。
エアーズポケットって言ってね物体を移動させる能力なのさ」
「それで楽々、学園に戻れるってこと?」
「そうだよ」
「クレープ屋さん有能だね」
「はは。ありがとう」
吾郎が笑う。
そして、ジャキの身体を飛ばした。
続いて女子大生。
十三、自分の順番で吾郎は学園に身体を飛ばした。
「あー。涙のお別れにはさせないよ?」
十三のその声とともにジャキの意識が戻ってくる。
「え?」
女子大生が驚く。
「え?」
ジャキも驚く。
「一応、僕さ。
RPGいうところのヒーラーなんだけど?」
十三がジャキの傷を回復させた。
「そ、そうだったの?」
女子大生が驚く。
「うん」
「傷が痛くない」
ジャキが腹部を押さえる。
「うん」
十三がうなずく。
「とりあえず、質問。
あのオークっぽいのは誰?」
十三の質問にジャキがうなずく。
「あいつはガイルだ。
なんか前に戦地でジルが拾ったんだ」
「そうなの?
そのガイルって人……
ものすごい力を感じたよ?」
「ああ、俺もそのことについてはわからん」
「とりあえず。
曽呂勇姿学園に向かおう。
色々報告しなくちゃだ……」
十三がそういうとジルたちはうなずいた。
「やぁやぁ」
すると青年の男性が声をかけてきた。
「誰?」
十三の質問に男が答える。
「僕かい?
僕の名は、橘 吾郎。
しがないクレープ屋だよ」
「そのクレープ屋さんが何のよう?」
「ちと僕も曽呂勇姿学園に行く用事があるので。
一緒に行かない?」
吾郎の提案に十三がうなずく。
「いいよ」
「いいのか?」
ジャキが驚く。
「まぁまぁその前に。はい!」
吾郎が、女子大生の肩に手をトントンと触れると。
女子大生の身体に真っ赤なドレスが着せられる。
「それがクレープ屋さんの能力?」
「そうだよ。
エアーズポケットって言ってね物体を移動させる能力なのさ」
「それで楽々、学園に戻れるってこと?」
「そうだよ」
「クレープ屋さん有能だね」
「はは。ありがとう」
吾郎が笑う。
そして、ジャキの身体を飛ばした。
続いて女子大生。
十三、自分の順番で吾郎は学園に身体を飛ばした。
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