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03 増えない友達
増えない友達その4
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しかし亜金の首はかすり傷程度で済んだ。
「へぇー
やるじゃねぇか!」
静は、ナイフを振り回す。
亜金は、何度も何度もその攻撃を避ける。
「じゃ、これならどうだ!」
静は、そう言って内ポケットから銃を取り出しそれを放つ。
銃弾は、亜金に当たることなく地面に落ちる。
「銃はやめておこう?」
亜金が、そう言うと静は数発銃を放つ。
「嫌だね……
でも、いいこと思いついた」
静は、銃を玉藻に向ける。
「女!殺されたくなければ服を脱げ。
そして男!動けばコイツを殺す!」
静は、そう言って玉藻の髪をつかむ。
「痛ッ」
玉藻は、小さな声を上げる。
亜金が、床を見る。
するとそこには煙がゆっくりと静かに近づく。
「はぁ……
やっとこれで終わり……」
亜金が小さな声でぼやく。
「何が終わりなんだ?
お前の人生か?」
「君の人生だよ」
亜金が、そう言って静を睨む。
静は、煙が足元に来ていることに気づいていない。
「犯人確保!」
和久の声が響く。
「誰だ!」
静が振り返ろうとするが体が動かない。
「なんだ?体が……」
そして、あっという間に煙が静を包み込む。
「動かない……?」
静は、そう言って体を動かそうとするが一歩も動けなくなった。
そして、その静を複数の警察官が一気に押し寄せて静を確保した。
「糞が!貴様!俺に何をした?」
静は、そう言って亜金を睨む。
「お前は負けたんだよ。
俺にな!」
和久が、嬉しそうに笑った。
「亜金!今日の飯は俺らにも奢りな?」
和久が、そう言うとタバコを地面に捨てた。
「和久さん、タバコのポイ捨ては犯罪ですよ?」
王次が、そう言ってタバコを拾うと吸殻入れに捨てた。
「細かいな……王次は……」
「それにデートの邪魔しちゃ悪いでしょう?」
心がそう言うとため息をつく。
「まぁ、とりあえずデートは中止だな。
これから亜金と玉藻にも聴取を取るだろうし……」
「……はい」
亜金は、頷くとため息をついた。
「にしても、よくもこう酷く暴れたもんだな」
和久が呟くと王次が答える。
「そうだね。
銃とナイフで被害者多数……
僕らは現場検証して、亜金くんと玉藻ちゃんは他の人から聴取を受けてよ」
「わかりました」
亜金と玉藻は頷くと捜査官に案内されパトカーに乗った。
「さて、これから目撃者から話を聞こう」
王次は、そう言って付近の人に話を聴き始めた。
「へぇー
やるじゃねぇか!」
静は、ナイフを振り回す。
亜金は、何度も何度もその攻撃を避ける。
「じゃ、これならどうだ!」
静は、そう言って内ポケットから銃を取り出しそれを放つ。
銃弾は、亜金に当たることなく地面に落ちる。
「銃はやめておこう?」
亜金が、そう言うと静は数発銃を放つ。
「嫌だね……
でも、いいこと思いついた」
静は、銃を玉藻に向ける。
「女!殺されたくなければ服を脱げ。
そして男!動けばコイツを殺す!」
静は、そう言って玉藻の髪をつかむ。
「痛ッ」
玉藻は、小さな声を上げる。
亜金が、床を見る。
するとそこには煙がゆっくりと静かに近づく。
「はぁ……
やっとこれで終わり……」
亜金が小さな声でぼやく。
「何が終わりなんだ?
お前の人生か?」
「君の人生だよ」
亜金が、そう言って静を睨む。
静は、煙が足元に来ていることに気づいていない。
「犯人確保!」
和久の声が響く。
「誰だ!」
静が振り返ろうとするが体が動かない。
「なんだ?体が……」
そして、あっという間に煙が静を包み込む。
「動かない……?」
静は、そう言って体を動かそうとするが一歩も動けなくなった。
そして、その静を複数の警察官が一気に押し寄せて静を確保した。
「糞が!貴様!俺に何をした?」
静は、そう言って亜金を睨む。
「お前は負けたんだよ。
俺にな!」
和久が、嬉しそうに笑った。
「亜金!今日の飯は俺らにも奢りな?」
和久が、そう言うとタバコを地面に捨てた。
「和久さん、タバコのポイ捨ては犯罪ですよ?」
王次が、そう言ってタバコを拾うと吸殻入れに捨てた。
「細かいな……王次は……」
「それにデートの邪魔しちゃ悪いでしょう?」
心がそう言うとため息をつく。
「まぁ、とりあえずデートは中止だな。
これから亜金と玉藻にも聴取を取るだろうし……」
「……はい」
亜金は、頷くとため息をついた。
「にしても、よくもこう酷く暴れたもんだな」
和久が呟くと王次が答える。
「そうだね。
銃とナイフで被害者多数……
僕らは現場検証して、亜金くんと玉藻ちゃんは他の人から聴取を受けてよ」
「わかりました」
亜金と玉藻は頷くと捜査官に案内されパトカーに乗った。
「さて、これから目撃者から話を聞こう」
王次は、そう言って付近の人に話を聴き始めた。
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