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しおりを挟む序章 狙って勇者パーティーから追放される
ここは異世界エールドラド。
その中の国家の一つである、グランドダイン帝国の首都、シュバルツバインにて。
俺の名前はリック・フォン・ニューフィールド。グランドダイン帝国の子爵家の次男だ。
だが悠長に自己紹介をしている暇はない。
何故なら今俺は、目の前の四人に糾弾されているからだ。
「リック……お前を勇者パーティーから追放する」
「えっ?」
勇者であるハインツの突然の言葉に、俺はうろたえる。
「な、なんで……俺はハインツ皇子の父上である、皇帝陛下の命令でこのパーティーにいるんだぞ」
ハインツはやれやれといった顔で、ため息をつく。
「はっ! そんなの決まってるだろ! お前が使えない奴だからだ! 補助魔法だかなんだか知らないが、俺達の役に立ってないだろ?」
「そ、そんなことはない……身体能力を高めたり、攻撃を防ぐシールドを張ったりしているじゃないか」
「大した効果もないくせに口だけは一人前だな。俺の仲間に補助魔法使いは必要ない。新しく神聖魔法使いがパーティーに入ることになったから、お前は用済みなんだよ」
悔しいがハインツの言う通り、神聖魔法使いがいるなら補助魔法使いは用済みだ。
補助魔法には1から10まである魔法のクラスの、4クラスまでしか存在しない。通常、クラスが高い魔法程MPを多く消費し、その分魔法の威力も大きくなる。つまり、同じ支援系の魔法でも、8クラスまである神聖魔法とは威力が大違いなのだ。また、同じクラスの支援魔法を使っても、補助魔法は神聖魔法より弱い効果しかもたらさないと言われている。
俺達が言い争いをしていると、ハインツの後ろからローブを着たショートカットの女性が現れた。
「私は、リック様の代わりにハインツ様のパーティーに入らせていただく、男爵家のリディアと申します」
「というわけだ。お前は俺のパーティーから出ていけ!」
「ま、待ってくれ! これは皆の総意なのか?」
俺は残りのパーティーメンバー三人に目を向ける。
「私はハインツ様の指示に従います」
いつも無口な、元騎士のレイラが賛成の意を示す。
「あたしもハインツ皇子の言う通り、あんたは役に立たないって思ってたから賛成~」
侯爵家の娘で、弓を使うハンターのフェニスも、ハインツの意見に賛同する。
元々この二人はハインツ派なので、俺のことを庇ってくれるなどとは思っていない。
俺はまだ意見を述べていない、精霊魔法使いで公爵家の娘であるサーシャに視線を向ける。
サーシャとは勇者パーティーに入る前からの付き合いで、身分を気にせず話せる友人だ。
俺を追放するなどと言うはずがない。
「わ、私も……リック様は勇者パーティーから外れた方がいいと思います」
「そ、そんな……嘘だろサーシャ」
サーシャは顔を背けた。
まさかサーシャまでハインツの意見に賛成するとは……
信じていた者に裏切られ、俺は無言で地面に膝をつく。
「もう二度と俺達の前に現れるな!」
怒声を放ち、ハインツ達は去っていった。
「おい……リック様はもう勇者パーティーから外れたってことか?」
「今のを見ただろ? ハインツ皇子直々に追放されたんだ。これでニューフィールド家は落ち目になるかもしれん」
「マジかよ。リック様は勇者パーティーの一員だから、武器や防具を優先して売ってたけど、今後はやめた方がいいな」
俺が勇者パーティーから追放されるところを見ていた人達は、ヒソヒソと話しながら一人、また一人と去っていく。そしてとうとうこの場には俺だけとなった。
「クッ! ククッ!」
もしまだここに他の人がいれば、俺は勇者パーティーから追い出され、悔し涙を流している哀れな男に見えただろう。
だが!
「クックック……うまくいった! うまくいったぞ!」
涙ではなく笑いが込み上げてきて、俺は思わず歓喜の声をあげた。
「なんであんな我がまま皇子と冒険の旅に出なくちゃならないんだ。もし元いた世界だったら、さっきのやり取りはパワハラだって訴えられるレベルだぞ」
そう、俺は元いた世界で死んでしまい、女神様の力でこの世界に転生させられた人間なのだ。
先日、命を失いかねない危機に遭遇したことがきっかけで、元いた世界の記憶を取り戻した俺は、わざと勇者パーティーから追放される計画を立てて実行したのである。
「よし! 第一目標は達成した。次の目標をクリアするために、まずは実家のニューフィールド家に戻るぞ」
初めはスマホも冷蔵庫もないこの世界に絶望したが、俺には死んだ時に女神様からいただいた創聖魔法がある。
「記憶が戻った今、あんな皇子には従っていられない。これからはこの異世界を謳歌するぞ」
そして俺は、自分の目論見が成功した喜びを胸に、次の目的地であるドルドランドの街へと向かった。
第一章 二度目の邂逅
ここはドルドランドの街。
首都シュバルツバインから、徒歩で三日程西に向かったところにあり、グランドダイン帝国の中でも、農業商業共にそこそこ発展した街である。
「懐かしいな」
と言っても、前世の記憶が戻ってからドルドランドに帰ってくるのは初めてだ。
今の俺には前世の記憶もあるし、リックとして過ごした記憶もちゃんとある。
記憶が戻った時は混乱したが、あの時はそんなことは言ってられない状況だった。
今考えてみても、よく生きていたなと不思議に思う出来事だ。
あれは一ヶ月前、誘いの洞窟でのこと――
俺達が冒険者ギルドの依頼を次々と達成し、皇帝から勇者パーティーとして認められた頃だった。
「レイラ……今日のターゲットはなんだ?」
「領主からの依頼で、誘いの洞窟を攻略してほしいそうです。最深部にミノタウロスが一匹いるとの情報があります」
「ミノタウロス? ここの領主はそんな雑魚一匹に手間取っているのか?」
ハインツはレイラの言葉を聞いて鼻で笑う。
「でも~皆ハインツ皇子みたいに~、強いわけじゃないからしょうがないよ~」
「そうだな。面倒だが愚民共を守ってやるのも勇者の仕事だからな」
フェニスの煽てでハインツは上機嫌になり、警戒もせず洞窟の中を進んでいく。
「お、皇子! 洞窟内にはどのような仕掛けがあるかわかりません。魔物もいますし、慎重に行動してください」
「サーシャは心配性だな。たかだかミノタウロス一匹を討伐するだけだろ? この勇者ハインツ様にかかれば一瞬だ。最近調子がいいからな」
「さすがハインツ様~」
サーシャは、人の言うことを聞かないハインツの態度に顔をしかめつつも、レイラが辺りを警戒しているのでこのまま進んでも大丈夫だと判断したようだ。
しばらく歩いていると、レイラが持っているたいまつの火が、少しずつ小さくなった。
「リック! たいまつの火が消えかかってるぞ! お前は言われなきゃ何もできないのか!」
「今代えるところだったんだよ」
「なら早くしろ! 暗闇の中で敵に襲われたらどうするつもりだ!」
ハインツのもの言いに腹を立てつつも、俺は大人しくレイラが持っているたいまつを新しいものへと交換する。
「お前は戦闘だとほぼ役に立たないだろ? これくらいのことはしっかりとやれ」
「あ、ああ」
俺はハインツには何を言っても無駄だと思い、黙々と言われたことをこなす。
そして洞窟の最深部に到着した時、手に斧を持った一匹のミノタウロスの姿が見えた。
「よし! ここは俺に任せておけ!」
ハインツは剣を構え、ミノタウロスへと一直線に向かっていく。
「一応補助魔法をかけるぞ……クラス2・旋風魔法、クラス2・剛力魔法」
俺がかけた二つの補助魔法の効果で、ハインツのスピードとパワーが強化される。
「ちっ! 余計なことを!」
ハインツは悪態をつきながらも、疾風のようなスピードでミノタウロスに近づく。
ハインツの剣が輝いた。
「行くぞ! マナブレイク!」
出た! これがハインツが勇者と呼ばれる理由の一つ。
大気中にあるマナを剣に集め、魔の者を滅する必殺のスキルだ。
ちなみにスキルは魔法とは違って、MPの代わりにHPを失う。ハインツのマナブレイクは威力が強い分、一度使うとHPの三分の一が失われるため、注意が必要だと以前本人が言っていた。
ハインツは飛び上がり、ミノタウロスの頭部に向かって剣を振り下ろす。
しかしミノタウロスはハインツの攻撃に反応し、手に持った斧で剣を受け止めた。
この後ミノタウロスが反撃してくるはずだ。
だが、ハインツの剣が斧に触れると、斧はあっさりと消滅した。
「とどめだ!」
ハインツは、武器がなくなったミノタウロスの頭部を目掛けて再び剣を振り下ろす。
するとミノタウロスは断末魔の悲鳴をあげる間もなく、その場に崩れ落ちた。
「はっ! 雑魚が!」
「さすがハインツ様~」
ハインツは自信に満ちた表情をしていて、フェニスはハインツの功績を称える。
「やはり俺の敵じゃないな」
二人はミノタウロスをあっさりと倒したことで、警戒を解いていた。
そして彼らがミノタウロスに近づいた時、突然サーシャが声をあげる。
「ハインツ皇子! 床に罠が仕掛けられています!」
「あん?」
しかし、サーシャの警告は間に合わなかった。
ハインツの足元が輝き、辺りは眩い光に包まれて何も見えなくなる。
「サーシャ、これは?」
俺は光で周囲が見えない中、サーシャに問いかける。
「これは召喚の魔法陣です。おそらくハインツ皇子のHPを利用して、魔物を喚び寄せています」
サーシャの言葉通り、ハインツはHPを吸いとられたのか地面に膝をつき、魔法陣からはミノタウロスが次々と出てきた。
まずい! このままではハインツとフェニスがミノタウロスに殺られてしまう!
俺はすぐさま二人の下へと走り出す。
「ハ、ハインツ様~」
「ちっ……小細工をしやがって……」
ハインツはとてもじゃないが戦える状態には見えない。かと言って、弓を使うフェニスには至近距離にいるミノタウロスを討伐することなどできないだろう。
「二人とも大丈夫か!」
「見てわからないのかこの役立たずが……」
二人の側に移動すると、ハインツが悪態をついてきた。
これだけ話せるなら、とりあえず大丈夫そうだな。
しかしピンチはまだ終わってない。
魔法陣から召喚された四匹のミノタウロスが、俺達目掛けて斧を振り下ろしてくる。
「危ない! クラス2・風盾魔法」
俺は前方に風の盾を展開し、ミノタウロスの攻撃を受け止めた。
「ば、バカやろう……早くこっちをなんとかしろ……」
「わかった。クラス3・回復魔法」
俺が回復魔法を唱えると、ハインツの身体が白く輝き、召喚の魔法陣に吸収されたHPが元に戻る。
「遅いぞ! クズが!」
一人で突っ込んでいったお前が悪いんだろ? と言ってやりたかったが、今はそれどころではない。
「ミノタウロスが十匹も~……」
フェニスの言う通り、最終的に魔法陣から十匹のミノタウロスが現れた。
「皆様、時間が経てば魔法陣から出てきた魔物は強制送還されるはずです」
サーシャが魔法陣の分析をしてくれているが、いくら勇者パーティーでも、この魔物の群れからの攻撃をしのぐのは不可能に近い。
「ハ、ハインツ様逃げましょう~」
「ちっ! 行くぞフェニス」
俺達はサーシャ達がいる方へ走り出したが、六匹のミノタウロスが斧を振りかざし、邪魔をしてくる。
「サーシャ! レイラ! 何をしてる! 俺を助けろ!」
ハインツが苛立った声で洞窟の出口方面にいるサーシャ達に命令するが、二人も四匹のミノタウロスに囲まれているため、こちらを援護することができない。
俺達は徐々に洞窟の奥へと追い詰められていく。
「すみませんハインツ様~、こんなに接近されると反撃できなくて~……」
フェニスは回避に専念していて、弓を使えていない。
そのため今は、ミノタウロスの攻撃を俺とハインツが防ぎ、なんとか生き延びている状態だ。
「それなら一度態勢を立て直すぞ! リック、ミノタウロスを引きつけてくれ。その間に俺とフェニスは距離を取り、背後から一体ずつミノタウロスを排除していく!」
このまま三人で固まっていてもじり貧だ。一か八かでハインツの策に乗るしかないか。
「わかった……クラス2・風盾魔法!」
俺は風の盾を前方に展開して、そのままミノタウロスに突撃する。
「よし! 今のうちに行くぞフェニス」
「はい~」
ハインツ達は俺が作った隙をつき、ミノタウロス達の包囲から脱出する。
後はこのまま耐えていれば、後方から攻撃してくれるはずだ。
しかし二人はこちらを振り返らず、そのまま駆け出した。
「ちょっと待て! まさか俺を囮に!」
だがフェニスは突然立ち止まり、こちらに向かって矢を放つ。
一瞬でもハインツ達を疑った自分を恥ずかしいと思ったが、その考えはすぐに覆された。
フェニスの放った矢はミノタウロスには届かず、俺の足元に突き刺さる。
「フェニスはどこを狙って……」
弓の名手であるフェニスにしてはありえないミスだ。
俺はフェニスの矢が刺さった場所を見る。
そこには小さな袋があり、矢が刺さったところから粉末状のものがこぼれ出ていた。
「なんだ? まさか匂い袋!?」
これは魔物を呼び寄せる道具だ! 袋が密封されていれば問題ないが、中身が空気に触れると魔物が好きな匂いを放ち始める。
「後は頼んだぞ役立たず」
ハインツはにやけ顔で言い捨て、こちらに背を向けた。
「ハインツ、お前!」
しかし俺の声は届かず、魔物寄せの匂いを嗅いだミノタウロスがこちらへと向かってくる。
「ハインツ皇子! あなたという人は!」
サーシャはハインツの言葉に声を荒らげる。
「リック様! 今お助けします! クラス3・炎の矢魔法」
サーシャが魔法を唱えると、十数本の赤い炎の矢がミノタウロスへと向かう。
「グァァァッ!」
数匹のミノタウロスが炎の矢を食らい声をあげるが、倒すまでには至らない。そしてミノタウロス達はそのまま、自分達に攻撃をしてきたサーシャの方へと向かっていく。
「サーシャ! 余計なことをするな!」
「あなたの今の行動を看過するわけには行きません!」
サーシャは俺を見殺しにしようとしたハインツを糾弾する。
「ちっ! レイラ! サーシャを連れていけ!」
「承知しました」
レイラはサーシャを力ずくで引っぱる。
「暴れないでください。これ以上騒ぐようでしたら私も本気で対処致しますよ」
「離してください! リック様が……ごふっ!」
レイラは抵抗するサーシャの鳩尾に拳を叩き込む。サーシャは意識を失い、ぐったりと地面に横たわった。
「行きましょう、ハインツ様」
レイラは何事もなかったかのようにサーシャを担ぎ上げ、走り出した。
「よくやったレイラ。では後は頼むぞリック」
「さよなら~」
三人が逃げ出し、最深部に残ったのは俺とミノタウロスだけになった。
「後は頼むって、この状況でどうすれば……」
さっきから風盾魔法でミノタウロスの攻撃を防いでいるが、いつ壊れるかわからないし、MPも残り少ないのでこれ以上盾を維持できない。
ザシュッ!
そしてとうとう風の盾がミノタウロスの斧で切り裂かれた。
まずい! このままだと敵の攻撃をまともに受けてしまう!
「クラス2・風盾魔法!」
俺は再度魔法を唱えたが、風の盾は展開されない。
「もうMPが残ってないのかよ……はっ!」
そして防ぐものがなくなった俺に向かって、ミノタウロスの斧が振り下ろされる。
やばい! 食らう!
俺は風の盾で攻撃を防ごうと考えていたため、避けるのが遅れてしまった。
ザシュッ!
ミノタウロスの斧に左腕の上腕部を斬られた。
痛い……! これ以上やられたら本当に死んでしまう。
しかしミノタウロスの攻撃はまだ終わらない。
別のミノタウロスが続けて斧を振り回してきたので、俺は身をひねってかわす。しかし腕の痛みで初動が遅れ、まともに腹部を斧で斬られてしまい、俺は膝から崩れ落ちた。
「ごふっ!」
腕だけではなく、腹部と口からも血が大量に出ており、出血多量で意識が保てなくなってきた。
このままだと待っているのは確実な死だ。
俺はこんなところで死ぬのか。
子爵家の次男に生まれみそっかす扱いをされたけど、勇者パーティーに入ったことによって周囲の見る目が変わった。
そして公爵家の令嬢と婚約もして、周りからは順風満帆に見えたかもしれない。
だがハインツも婚約者のエミリアも、ただ自分に従う奴隷が欲しかっただけだった。
くそっ……最悪な人生だったけど、せめて次に生まれ変わった時は、今よりマシな人生を送りたい。
俺は最後の力を振り絞り、なんとか目を見開く。
目前には斧を持ったミノタウロスがいた。
しかしどうにかしようにも、もう身体は動かない。俺はゆっくりと目を閉じた。
ダメだ……意識……も……
そして辺りは静寂に包まれた。
次に目を開けると、そこは真っ白な何もない世界だった。
「ここは……俺は死んだんじゃ……」
真っ白な何もない世界。全方位見渡しても白い空間が続くだけ。
明らかに異様な場所だ。
それに、腕と腹部の傷が治っている。
これは死んであの世に来たと考えるのが普通だろう。
けど……ここって見覚えがあるんだよな。
「つっ! な、なんだこれは!」
辺りを見回していると、突然頭に痛みが走り、思わず両手で押さえる。
「こ、この痛みは!」
今まで経験したことのない激痛が続き、俺は立っていることができずのたうち回る。
「ぐっ! ぐぁぁぁっ!」
脳内に何かが無理矢理入り込んでくるような感じだ。
痛い! 痛い! 外傷はないのにこの痛みはなんだ!
ここがどこかもわからないし、なんで死んだ後に頭が破裂しそうな苦痛を味わわなくちゃならないんだ!
死んだ後?
そうだ! 俺は一度この場所に来たことがある。あの時も死んでここに……
その時、俺の脳に異変が起きた。
「地球……日本……科学……トラック」
俺の脳内に、エールドラドのリックとしての記憶と、前世のリクとしての記憶が入ってくる。
しばらくすると、頭痛が治まった。
「はあ……はあ……ふうぅ」
俺は荒くなった呼吸を整えて、ゆっくりと立ち上がる。
そして辺りを見渡し、誰もいない空間に向かって話しかけた。
応援ありがとうございます!
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