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|漆黒の牙《シュヴァルツファング》討伐戦前編
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「すごいプレッシャーですね」
「目を離したら一瞬で殺られますよ」
ノアとマシロが漆黒の牙に対して、最大限の警戒を示している。
「ゴホッゴホッ⋯⋯二人は遠距離から援護してくれ」
俺は咳き込みながら二人に指示を出す。
いくら聖獣と神獣だからといって、漆黒の牙の攻撃を食らえばひとたまりもない。だがらここは俺が前衛を務める。
だが戦う前に、まずはやらなくてはならないことがある。
それは漆黒の牙の能力の把握だ。
「真実の目」
俺はスキルを口にすると立体映像が目に映り、漆黒の牙の能力の詳細が見えてきた。
だがこれはまた⋯⋯驚愕の能力だな。
名前:漆黒の牙
性別:雄
種族:魔獣
レベル:222/320
力:2151
素早さ:4621
防御力:392
魔力:892
HP:2011
MP:392
スキル:黒の法衣・スピード強化A・疾風迅雷・漆黒の咆哮・漆黒の爪
魔法:なし
称号:陸の王者・スピードキング・黒い悪魔
とんでもない能力だな。魔力こそ低いがフレスヴェルグと遜色ない能力だ。
フレスヴェルグは空の王者だったけど漆黒の牙は陸の王者か。
黒の法衣を何とかすれば勝てると思っていたけど、その考えは少し甘かったな。
そもそもフレスヴェルグの時は、別の世界からこちらの世界に来る必要があり、動きが制限されていた。一番の長所であるスピードを使うことが出来ないでいたのだ。
しかし漆黒の牙は違う。制限はないので、そのスピードを遺憾無く発揮するだろう。
「どうですか? 能力は?」
「ゴホッゴホッ⋯⋯相手にしたくないレベルだな。特に素早さがやばい。二人とも気をつけてくれ」
「わかりました」
「了解です」
だけどどんなに脅威だろうと逃げる訳には行かない。ここで逃げたら多くのエルフの命が、フォラン病で失われてしまう。
俺は神剣を構え、視線を漆黒の牙に向ける。
漆黒の牙は俺の一挙手一投足を注視しているように見えた。
どんな些細な動きも見逃さないという訳か、おそらく尋常じゃないスピードを持っているから、出来れば仕掛けて来るタイミングがわかると助かる。
俺は一瞬目線を横にずらす。
すると漆黒の牙はその隙を見逃さず、こちらに襲いかかってきた。
「かかったな」
予想通りのタイミングでこちらに向かってきたが、予想以上のスピードに驚きを隠せない。だがこのまま何もしなかったら漆黒の牙の鋭い爪に切り裂かれてしまう。
俺は反射的に神剣を振る。
タイミング的には額を両断したと思っていたが、漆黒の牙は後方にジャンプして下がり、俺の神剣は空を斬った。
やれやれ。反応速度もやばいな。今の攻撃がかわされるとなると、かなり厳しいな。せっかく神剣をもらったのに当たらなければ意味がない。
だがこちらの攻撃はまだ終わっていない。
漆黒の牙が下がった所を狙って、マシロとノアが魔法を放つ。
「行きますよ。風切断魔法」
「行きます! 氷柱槍魔法」
風の刃と氷の槍が漆黒の牙に迫る。着地する寸前を狙ったので、避けることは出来ないはずだ。
二人の攻撃が漆黒の牙に直撃する。
だが魔法が当たる瞬間、黒い物が防ぐのが見えた。
やはりただの魔法攻撃では牽制くらいにしかならないか。
やはり黒の法衣はかなり厄介な代物だ。
「ワオォォォォッン!」
漆黒の牙は攻撃されたことに怒りを感じたのか、咆哮を上げる。
「うう⋯⋯圧が凄いです」
「足が勝手に震えて⋯⋯」
マシロとノアが漆黒の牙の咆哮を向けられ、その場を動けないでいる。
「ゴホッゴホッ⋯⋯だ、大丈夫か二人とも」
「ええ⋯⋯何とか」
「少し足がすくんだだけです」
そういえば能力を見た時、漆黒の咆哮というスキルがあったな。もしかしたら、一定のレベル以下の者を動けなくする効果があるのかもしれない。
幸いなことに俺にとってはうるさいだけで、何の問題もない。
ともかく近くに寄らないとこの神剣を使うことが出来ない。
相手は狼型の魔物だ。
剣をかわすことは出来ても、防ぐことは出来ないだろう。
何度も攻撃を仕掛ければ、いずれ一太刀入れられるはずだ。
俺は漆黒の牙に向かって接近を試みる。
だが俺が近づいた分だけ、漆黒の牙は距離を取っていた。
ん? どういうことだ?
俺は再び漆黒の牙に向かっていく。
しかし先程と同じ様に距離を取られてしまう。
まさかとは思うけど、漆黒の牙は神剣が自分の天敵だと理解しているのか? 俺には接近戦をしないよう、立ち回っているように見える。
くっ! 攻撃を食らった訳じゃないのに、神剣の危険性を見抜くとは。
やはり漆黒の牙はただの魔物ではないということか。ある程度の知恵があると考えた方がいいな。
「ゴホッゴホッ」
俺は神剣を構えながら咳き込み、苦しそうな表情を浮かべる。
だけど距離を取るということは向こうも攻撃が出来ないということだ。
能力を見た時、魔法は使えないと出ていた。
しかし一つだけ気になることがある。
それはスキルの欄にあった漆黒の爪というやつだ。
もしかしたらそれが遠距離攻撃かもしれない。
俺は気を引き締め、漆黒の牙に視線を向ける。
すると漆黒の牙はその場で真上に飛び上がった。
「ゴホッゴホッ⋯⋯どういうことだ」
真上に飛んだ所で何もない。だけど知恵がある漆黒の牙が無意味なことをするとは思えない。
その俺の予想は当たっていた。
漆黒の牙が飛び上がった後、突如右腕の爪振り回した。
するとそこから漆黒の刃がこちらに向かって来るのであった。
「目を離したら一瞬で殺られますよ」
ノアとマシロが漆黒の牙に対して、最大限の警戒を示している。
「ゴホッゴホッ⋯⋯二人は遠距離から援護してくれ」
俺は咳き込みながら二人に指示を出す。
いくら聖獣と神獣だからといって、漆黒の牙の攻撃を食らえばひとたまりもない。だがらここは俺が前衛を務める。
だが戦う前に、まずはやらなくてはならないことがある。
それは漆黒の牙の能力の把握だ。
「真実の目」
俺はスキルを口にすると立体映像が目に映り、漆黒の牙の能力の詳細が見えてきた。
だがこれはまた⋯⋯驚愕の能力だな。
名前:漆黒の牙
性別:雄
種族:魔獣
レベル:222/320
力:2151
素早さ:4621
防御力:392
魔力:892
HP:2011
MP:392
スキル:黒の法衣・スピード強化A・疾風迅雷・漆黒の咆哮・漆黒の爪
魔法:なし
称号:陸の王者・スピードキング・黒い悪魔
とんでもない能力だな。魔力こそ低いがフレスヴェルグと遜色ない能力だ。
フレスヴェルグは空の王者だったけど漆黒の牙は陸の王者か。
黒の法衣を何とかすれば勝てると思っていたけど、その考えは少し甘かったな。
そもそもフレスヴェルグの時は、別の世界からこちらの世界に来る必要があり、動きが制限されていた。一番の長所であるスピードを使うことが出来ないでいたのだ。
しかし漆黒の牙は違う。制限はないので、そのスピードを遺憾無く発揮するだろう。
「どうですか? 能力は?」
「ゴホッゴホッ⋯⋯相手にしたくないレベルだな。特に素早さがやばい。二人とも気をつけてくれ」
「わかりました」
「了解です」
だけどどんなに脅威だろうと逃げる訳には行かない。ここで逃げたら多くのエルフの命が、フォラン病で失われてしまう。
俺は神剣を構え、視線を漆黒の牙に向ける。
漆黒の牙は俺の一挙手一投足を注視しているように見えた。
どんな些細な動きも見逃さないという訳か、おそらく尋常じゃないスピードを持っているから、出来れば仕掛けて来るタイミングがわかると助かる。
俺は一瞬目線を横にずらす。
すると漆黒の牙はその隙を見逃さず、こちらに襲いかかってきた。
「かかったな」
予想通りのタイミングでこちらに向かってきたが、予想以上のスピードに驚きを隠せない。だがこのまま何もしなかったら漆黒の牙の鋭い爪に切り裂かれてしまう。
俺は反射的に神剣を振る。
タイミング的には額を両断したと思っていたが、漆黒の牙は後方にジャンプして下がり、俺の神剣は空を斬った。
やれやれ。反応速度もやばいな。今の攻撃がかわされるとなると、かなり厳しいな。せっかく神剣をもらったのに当たらなければ意味がない。
だがこちらの攻撃はまだ終わっていない。
漆黒の牙が下がった所を狙って、マシロとノアが魔法を放つ。
「行きますよ。風切断魔法」
「行きます! 氷柱槍魔法」
風の刃と氷の槍が漆黒の牙に迫る。着地する寸前を狙ったので、避けることは出来ないはずだ。
二人の攻撃が漆黒の牙に直撃する。
だが魔法が当たる瞬間、黒い物が防ぐのが見えた。
やはりただの魔法攻撃では牽制くらいにしかならないか。
やはり黒の法衣はかなり厄介な代物だ。
「ワオォォォォッン!」
漆黒の牙は攻撃されたことに怒りを感じたのか、咆哮を上げる。
「うう⋯⋯圧が凄いです」
「足が勝手に震えて⋯⋯」
マシロとノアが漆黒の牙の咆哮を向けられ、その場を動けないでいる。
「ゴホッゴホッ⋯⋯だ、大丈夫か二人とも」
「ええ⋯⋯何とか」
「少し足がすくんだだけです」
そういえば能力を見た時、漆黒の咆哮というスキルがあったな。もしかしたら、一定のレベル以下の者を動けなくする効果があるのかもしれない。
幸いなことに俺にとってはうるさいだけで、何の問題もない。
ともかく近くに寄らないとこの神剣を使うことが出来ない。
相手は狼型の魔物だ。
剣をかわすことは出来ても、防ぐことは出来ないだろう。
何度も攻撃を仕掛ければ、いずれ一太刀入れられるはずだ。
俺は漆黒の牙に向かって接近を試みる。
だが俺が近づいた分だけ、漆黒の牙は距離を取っていた。
ん? どういうことだ?
俺は再び漆黒の牙に向かっていく。
しかし先程と同じ様に距離を取られてしまう。
まさかとは思うけど、漆黒の牙は神剣が自分の天敵だと理解しているのか? 俺には接近戦をしないよう、立ち回っているように見える。
くっ! 攻撃を食らった訳じゃないのに、神剣の危険性を見抜くとは。
やはり漆黒の牙はただの魔物ではないということか。ある程度の知恵があると考えた方がいいな。
「ゴホッゴホッ」
俺は神剣を構えながら咳き込み、苦しそうな表情を浮かべる。
だけど距離を取るということは向こうも攻撃が出来ないということだ。
能力を見た時、魔法は使えないと出ていた。
しかし一つだけ気になることがある。
それはスキルの欄にあった漆黒の爪というやつだ。
もしかしたらそれが遠距離攻撃かもしれない。
俺は気を引き締め、漆黒の牙に視線を向ける。
すると漆黒の牙はその場で真上に飛び上がった。
「ゴホッゴホッ⋯⋯どういうことだ」
真上に飛んだ所で何もない。だけど知恵がある漆黒の牙が無意味なことをするとは思えない。
その俺の予想は当たっていた。
漆黒の牙が飛び上がった後、突如右腕の爪振り回した。
するとそこから漆黒の刃がこちらに向かって来るのであった。
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