44 / 93
連載
神樹の妖精
しおりを挟む
俺は神剣を天高く掲げる。
すると神剣から目も開けられない程の光が発せられた。
「ま、眩しいです」
「何よこれ」
リズとフィーナの声が聞こえるが、光で目がやられ確認することが出来ない。
神剣を引き抜くことには成功したけど、一番近くにいたこともあり、目を閉じてガードすることが出来なかった。
そして三十秒程経つと、神剣から放たれた光も収まり、徐々に目を開けられるようになった。
神剣が光った時は何事かと思ったが、どうにか皆の期待に応えることが出来たな。
「神剣が抜けたぞ!」
俺は神剣をフィーナやリズに見せる。だが二人の反応は予想外のものだった。
「えっ? どういうこと?」
「可愛い方ですね。でもいったいどこから⋯⋯」
二人はとても驚いているように見える。
それにリズの可愛いってどういうことだ? 神剣はむしろカッコいいだろ。
何故二人からそのような台詞が出てくるのか理解できなかったが、この後すぐにその理由がわかった。
「ふう⋯⋯五千年ぶりの自由じゃ」
ん? 今真上から声が聞こえなかったか!
俺は慌てて上に目を向けると、そこには宙に浮いた少女の姿があった。
どこから現れたんだ! 全く気配を感じなかったぞ。
俺は後ろに下がり、少女を警戒する。
エメラルドグリーンの髪色を持ち、見た目は十歳くらいの少女に見えるが、俺達人族やエルフ族とは決定的に違うものがあった。
「羽⋯⋯だと⋯⋯」
そう。少女には羽が生えていたのだ。おそらくその影響で宙に浮いていることが考えられる。
「どうじゃ? 可愛らしいじゃろ」
少女はその場でクルリと回って見せる。
確かに可愛らしいが、何者かわからないため、油断は出来ない。
「そんなに警戒することはないじゃろ。ユートよ」
俺の名前を知っているだと⋯⋯もしかしてどこかで隠れて見ていたのか?
「何故俺の名前を?」
「それはエルフの里に来てから、ずっと見ていたからな」
跡をつけられていたということか。そんな気配は全く感じなかった。
俺はともかく、マシロとノアの探知からも逃れていたということか。この少女の言っていることが本当なら、とんでもない実力者だ。
「何者か聞いてもいいか?」
「我か? 我は⋯⋯」
「ああっ! 思い出したぞ!」
少女が何かを喋ろうとした時、突如最長老様が大声を上げた。
これまで冷静に話をしていた最長老様が、突然大きな声を上げてビックリしたぞ。
だけどそれより、今何を思い出したのか気になる。
「フェリアリア様じゃ! フェリアリア様に再び会えるとは!」
「フェリアリア?」
少なくとも俺は聞いたこともない名前だ。
だが他の人⋯⋯エルフ族の二人はその名前に覚えがあったようだ。
「嘘! フェリアリア様? 神樹の妖精と言われた!?」
「あの伝説上の生物だと!」
どうやらフィーナとジグベルトはその名前を知っているようだ。
しかもとんでもないことを口にしているな。神樹の妖精? 伝説上の生物だと。
「その通りじゃ。我は五千年前に会ったお主のことを覚えているぞ」
「それは光栄です。まさかわしごときのことを覚えて下さるとは。このノルム⋯⋯感激でございます」
最長老様は神剣に挑戦する者を覚えているように言っていたけど、やはり五千年前から生きていたということか。
それならフェリアリア様が姿を見せた時に言ってくれれば良かったのに。あまりに昔のことだったから忘れていたのか?
「ああ⋯⋯覚えておるぞ。我のスカートを捲った鼻たれのクソガキのことを」
「あっ、いや、そこは覚えてなくても⋯⋯」
この最長老様はそんなことをしていたのか。転移魔方陣のことを教えてくれなかったし、もしかして元々イタズラ好きなのか?
「最長老様⋯⋯」
スカート捲りと聞いたフィーナが、最長老様に向かって冷ややかな視線を送る。
「お、男ならスカート捲りの一度や二度は行うものだ。なあユートよ」
「知りません」
こっちにまで飛び火しないでほしい。ここで同意したら俺までフィーナに冷たい目で見られてしまう。
ん?
俺が最長老様の言葉を否定した時、後ろから軽く服を引っ張られた。
「ユート様もその⋯⋯スカート捲りというものに興味があるのですか?」
「え~と⋯⋯」
興味はある。だがそのことを口にすれば俺は人として何かを失ってしまうだろう。
「どういうものかわかりませんが、もしよろしければ私で試してもいいですよ」
リズが純粋な心で問い掛けてくる。
お願いします。俺は心の中でそう答える。
「リズ、そういうことは人前で言ったらダメだよ」
だが俺は世間体を気にして、心にもないことを口にしてしまう。
「では最長老様は、よくないことをフェリアリア様にされたということでしょうか」
「その通りよ。女の敵だから」
俺の代わりにフィーナが答えた。正直こちらとしては、いつ本音が出てしまうかわからないので助かる。
「最長老様は素晴らしい方だと思っていましたが、それは誤りだったのですね」
最長老様の株が一気に暴落した。俺も日頃の言動には気をつけようと改めて思うのだった。
「お主らなかなか愉快じゃなのう。色々話をしてみたいがその前に⋯⋯まずは不埒な輩を成敗しなければ」
これまでフェリアリア様は和やかな雰囲気を出していたが、ある人物を指差すと、突如周囲の空気が変貌するのであった。
すると神剣から目も開けられない程の光が発せられた。
「ま、眩しいです」
「何よこれ」
リズとフィーナの声が聞こえるが、光で目がやられ確認することが出来ない。
神剣を引き抜くことには成功したけど、一番近くにいたこともあり、目を閉じてガードすることが出来なかった。
そして三十秒程経つと、神剣から放たれた光も収まり、徐々に目を開けられるようになった。
神剣が光った時は何事かと思ったが、どうにか皆の期待に応えることが出来たな。
「神剣が抜けたぞ!」
俺は神剣をフィーナやリズに見せる。だが二人の反応は予想外のものだった。
「えっ? どういうこと?」
「可愛い方ですね。でもいったいどこから⋯⋯」
二人はとても驚いているように見える。
それにリズの可愛いってどういうことだ? 神剣はむしろカッコいいだろ。
何故二人からそのような台詞が出てくるのか理解できなかったが、この後すぐにその理由がわかった。
「ふう⋯⋯五千年ぶりの自由じゃ」
ん? 今真上から声が聞こえなかったか!
俺は慌てて上に目を向けると、そこには宙に浮いた少女の姿があった。
どこから現れたんだ! 全く気配を感じなかったぞ。
俺は後ろに下がり、少女を警戒する。
エメラルドグリーンの髪色を持ち、見た目は十歳くらいの少女に見えるが、俺達人族やエルフ族とは決定的に違うものがあった。
「羽⋯⋯だと⋯⋯」
そう。少女には羽が生えていたのだ。おそらくその影響で宙に浮いていることが考えられる。
「どうじゃ? 可愛らしいじゃろ」
少女はその場でクルリと回って見せる。
確かに可愛らしいが、何者かわからないため、油断は出来ない。
「そんなに警戒することはないじゃろ。ユートよ」
俺の名前を知っているだと⋯⋯もしかしてどこかで隠れて見ていたのか?
「何故俺の名前を?」
「それはエルフの里に来てから、ずっと見ていたからな」
跡をつけられていたということか。そんな気配は全く感じなかった。
俺はともかく、マシロとノアの探知からも逃れていたということか。この少女の言っていることが本当なら、とんでもない実力者だ。
「何者か聞いてもいいか?」
「我か? 我は⋯⋯」
「ああっ! 思い出したぞ!」
少女が何かを喋ろうとした時、突如最長老様が大声を上げた。
これまで冷静に話をしていた最長老様が、突然大きな声を上げてビックリしたぞ。
だけどそれより、今何を思い出したのか気になる。
「フェリアリア様じゃ! フェリアリア様に再び会えるとは!」
「フェリアリア?」
少なくとも俺は聞いたこともない名前だ。
だが他の人⋯⋯エルフ族の二人はその名前に覚えがあったようだ。
「嘘! フェリアリア様? 神樹の妖精と言われた!?」
「あの伝説上の生物だと!」
どうやらフィーナとジグベルトはその名前を知っているようだ。
しかもとんでもないことを口にしているな。神樹の妖精? 伝説上の生物だと。
「その通りじゃ。我は五千年前に会ったお主のことを覚えているぞ」
「それは光栄です。まさかわしごときのことを覚えて下さるとは。このノルム⋯⋯感激でございます」
最長老様は神剣に挑戦する者を覚えているように言っていたけど、やはり五千年前から生きていたということか。
それならフェリアリア様が姿を見せた時に言ってくれれば良かったのに。あまりに昔のことだったから忘れていたのか?
「ああ⋯⋯覚えておるぞ。我のスカートを捲った鼻たれのクソガキのことを」
「あっ、いや、そこは覚えてなくても⋯⋯」
この最長老様はそんなことをしていたのか。転移魔方陣のことを教えてくれなかったし、もしかして元々イタズラ好きなのか?
「最長老様⋯⋯」
スカート捲りと聞いたフィーナが、最長老様に向かって冷ややかな視線を送る。
「お、男ならスカート捲りの一度や二度は行うものだ。なあユートよ」
「知りません」
こっちにまで飛び火しないでほしい。ここで同意したら俺までフィーナに冷たい目で見られてしまう。
ん?
俺が最長老様の言葉を否定した時、後ろから軽く服を引っ張られた。
「ユート様もその⋯⋯スカート捲りというものに興味があるのですか?」
「え~と⋯⋯」
興味はある。だがそのことを口にすれば俺は人として何かを失ってしまうだろう。
「どういうものかわかりませんが、もしよろしければ私で試してもいいですよ」
リズが純粋な心で問い掛けてくる。
お願いします。俺は心の中でそう答える。
「リズ、そういうことは人前で言ったらダメだよ」
だが俺は世間体を気にして、心にもないことを口にしてしまう。
「では最長老様は、よくないことをフェリアリア様にされたということでしょうか」
「その通りよ。女の敵だから」
俺の代わりにフィーナが答えた。正直こちらとしては、いつ本音が出てしまうかわからないので助かる。
「最長老様は素晴らしい方だと思っていましたが、それは誤りだったのですね」
最長老様の株が一気に暴落した。俺も日頃の言動には気をつけようと改めて思うのだった。
「お主らなかなか愉快じゃなのう。色々話をしてみたいがその前に⋯⋯まずは不埒な輩を成敗しなければ」
これまでフェリアリア様は和やかな雰囲気を出していたが、ある人物を指差すと、突如周囲の空気が変貌するのであった。
500
お気に入りに追加
3,107
あなたにおすすめの小説
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。

治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。