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6話 パーティー出席 その1
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私はとりあえず、ノウェム様が主催するらしいパーティーに参加するメンバーを集めた。イスルギ様とラクロア様は決定で、後は比較的親しい人たちを選んだんだけれど……。
「ミュリア様……本当に、私達が出席してもいいのですか……?」
「え、ええ……ノウェム伯爵からも許可は出ているから」
「本当ですか、信じられない……! 貴族のパーティーに出席できるなんて、夢のようですわ!」
「そんなに特別なものでもないんだけれどね……」
まずは料理スキルを習得する過程で知り合った平民の何人かの人を誘った。それから、子爵令嬢や男爵令嬢など、貴族の中で仲の良い人々も誘った。皆、感激している様子ね。まあ、確かにノウェム伯爵のパーティーに出席ともなれば、自慢できることだし仕方ないけれど。
私としては婚約破棄をされた相手なので、出来れば出席はしたくなかったんだけれど……出席しなければ、また嫌がらせをされそうだから。
私達は既に、貴族街にあるノウェム伯爵の屋敷の近くまで来ている。これから、その屋敷に入るのだけれど……私は少し場所を移動し、木陰のところまで移動した。そこにはイスルギ様とラクロア様が待機していた。
「イスルギ様、ラクロア様……私達はこれから、ノウェム様の屋敷に入り、パーティーに出席いたしますが……お二人はどうされるのですか?」
このまま私と行動を共にしていたら、ものすごい注目を浴びてしまうでしょうね。それこそ、パーティーどころではなくなるくらいに。私としてはそれでも良かったんだけれど、お二人には別の考えがあるみたい。
「僕とイスルギ殿は時間差で入る予定だよ。ミュリア、君たちは先にパーティーを楽しんでくれるかい?」
「ミュリア嬢も気を付けてな」
「は、はい、畏まりました。それでは、私が招待した者達と一緒に、先にパーティー会場に入ることに致します」
私は二人に頭を下げると、その場を足早に去ることにした。イスルギ様とラクロア様は笑顔で私を見送ってくれているみたい。他の誰にも気づかれてないわよね? ……うん、大丈夫みたいね。
「あの、ミュリア・エンデヴァーです。ノウェム・シリング伯爵のパーティーへの出席のために訪れました」
「ミュリア・エンデヴァー様でございますね。お連れの方々を含め、お話しは伺っております。お通りくださいませ」
執事に通され、私たちはノウェム様の屋敷に入ることができた。知り合いの何名かは、それだけで既に涙をこぼしている。ノウェム様の本性を知らないからしょうがないかもだけど……。
パーティーが始まろうしていた。果たしてどんな事態になるのかしら? 私は楽しみでもあると同時に不安感も持っていた。
「ミュリア様……本当に、私達が出席してもいいのですか……?」
「え、ええ……ノウェム伯爵からも許可は出ているから」
「本当ですか、信じられない……! 貴族のパーティーに出席できるなんて、夢のようですわ!」
「そんなに特別なものでもないんだけれどね……」
まずは料理スキルを習得する過程で知り合った平民の何人かの人を誘った。それから、子爵令嬢や男爵令嬢など、貴族の中で仲の良い人々も誘った。皆、感激している様子ね。まあ、確かにノウェム伯爵のパーティーに出席ともなれば、自慢できることだし仕方ないけれど。
私としては婚約破棄をされた相手なので、出来れば出席はしたくなかったんだけれど……出席しなければ、また嫌がらせをされそうだから。
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「イスルギ様、ラクロア様……私達はこれから、ノウェム様の屋敷に入り、パーティーに出席いたしますが……お二人はどうされるのですか?」
このまま私と行動を共にしていたら、ものすごい注目を浴びてしまうでしょうね。それこそ、パーティーどころではなくなるくらいに。私としてはそれでも良かったんだけれど、お二人には別の考えがあるみたい。
「僕とイスルギ殿は時間差で入る予定だよ。ミュリア、君たちは先にパーティーを楽しんでくれるかい?」
「ミュリア嬢も気を付けてな」
「は、はい、畏まりました。それでは、私が招待した者達と一緒に、先にパーティー会場に入ることに致します」
私は二人に頭を下げると、その場を足早に去ることにした。イスルギ様とラクロア様は笑顔で私を見送ってくれているみたい。他の誰にも気づかれてないわよね? ……うん、大丈夫みたいね。
「あの、ミュリア・エンデヴァーです。ノウェム・シリング伯爵のパーティーへの出席のために訪れました」
「ミュリア・エンデヴァー様でございますね。お連れの方々を含め、お話しは伺っております。お通りくださいませ」
執事に通され、私たちはノウェム様の屋敷に入ることができた。知り合いの何名かは、それだけで既に涙をこぼしている。ノウェム様の本性を知らないからしょうがないかもだけど……。
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