【完結】チラ裏身辺雑記2024~いつかファンタジーを書くまでの果てしなく遠い道のり~(※だが新作は書いていない(キリッ

今田ナイ

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娘が小説を書きたいというので(2023/12~

移り気な神に見捨てられた世界

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 こねこねこね。娘が延々と設定を捏ねている。

 地図とか海流とか風の流れとかそういうのからやってる。
 もはや神だ。神が世界を捏ねている。しかしこの神、捏ねるだけ捏ねて、ふぃっと別の世界に去って行ってしまった。

 あとに残されるのは、先カンブリア紀みたいなビジュアルの生物達――。


 というかですね、娘は設定練り練りするのが好きらしいですが、とにかく話の規模がデカすぎる。初心者あるあるっていう気もします。そういえば、私も高校生ぐらいの頃はそうだった気がする(そうなると書けないわけですが)

 まずは、テキトーな時代を持ってこーい(古代中国でもギリシャでも日本でも)
 んでもって、そのぐらいをベースにして書かれたフィクションを読むなり見るなりしなはれー(映画でも小説でも漫画でもなんでもよし!)

 人々がどうやって暮らしているのか、まずはそこからなのだー。

 どんな家に住み、最低限の人間関係は家族なの? 一族なの?
 絶対王政なの共和制なの、どんな社会を形成して暮らしているのか。

 その世界の大抵の人間は、自分のテリトリー(村とか町とか)から一歩も出ないで一生涯を終えるのだー(って、どっかで書きましたな)中世風異世界であればあるほど。もちろん、遊牧民族だって決まったルートがあるでしょうし、村ごと焼け出されて流民になってしまったら、その限りではないですが。

 だから、主人公の日常を支える事柄がはっきりしていないと、不満も冒険もへったくれも無いわけですよ。主人公の身の周りのこと以外は、ぶっちゃけ主人公が知った段階で考えたっていいと思います(我思う故に我有り-)

 たとえば、水はどうしてるのか? 上下水道完備なのか、井戸はあるのか、川の水なのか(お腹壊すよー)、飲める水を得るまでに何時間も歩かないといけないのか? それとも特別な魔道具をぽちっとなすると綺麗な水がでてくるのか、あるいは誰もが生活魔法で水ぐらい出せる世界なのか……etc

 そういうことがわかっとらんで、世界を救う主人公とか。
 そんなことする前に、生活を成り立たせろと。

 ぜぇぜぇ(おかーさんすでに瀕死



 そんなやりとりを日々、繰り返しております。
 みなさま、いかがお過ごしでしょうか(爆



 でも、同じ事を定期的に言わされてるってことは、私の言葉は全然、娘の心に染みていないっちゅーことですな(遠い目

 いやですね、どうやって書いたら良いかわからないから教えろと言われたので答えているだけで、別に設定や世界観をないがしろにしているわけではないのです(言い訳)何も、盗ん○バイクで走○出せとか言ってるわけじゃない。 
 
 だいたい、書き始めだけの問題だったら、あとで入れ替えればいいですよね、ちょうど見栄えのいいシーンを考えて冒頭に持ってくればいい。

 私だって、もとは設定きっちり派だったような気がするし(昔の話は忘れましたー



 こんなん書いてますけど、もう娘は別の事象に飛び立ってしまいましたよ。
 なんか作品のキャラクターを作ってそれで満足しちゃう的な。

 

 こんな感じの若い神が創って放り出された異世界で、主人公達は難渋しているのだろうか……ふと思うおかーさんなのでした。ではでは。

 


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