【R１８】シスコンな伯爵様が愛に目覚めたら、いちゃラブがとまりません。

くみ

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　ジルに太ももを撫でられているだけなのに、それだけで言葉に言い表せない感覚が襲ってくる。
　
　さらに両足を開かされてサーラは息を呑んだ。
　
　まだ誰にも触れられたことのない秘所をジルに見られていると思うと、身体が震える。
　
　ジルは草むらをかき分けて指を入れてきた。
　
「あっ……」

　中には入れずに割れ目をそっと撫でられると、今まで感じたことのない快感が迫ってくる。
　
「よかった。ちゃんと濡れているね」

　ジルは割れ目を何度も上下に擦っている。それだけで身体が痺れてまた奥底から何か溢れてきた。
　
「あ。んっ」

　もじもじして落ち着かない。ジルが人差し指をゆっくりと中へ忍ばせてきた刹那。
　
「いたっー」

　突如襲ってきた痛みにサーラは声をあげた。
　
「きついな。痛い？」

「は、い。ごめん、なさい」

「謝らないで。初めてなら仕方ないことだから」

　ジルは気を紛らわせようと乳房を揉んだ。
　
「あっ」

　不意に感じた刺激にサーラはビクッと身体を揺らす。
　
　その間にジルは何度もゆっくりと指を挿入して、頃合いを見計らっていた。
　
「あ、んっ」

　サーラはもう何も考えられなくなっていた。
　
　恥ずかしさはもちろんあるけれど、ジルから与えられる刺激が強くてそれに耐えるだけで精一杯だった。
　
「指、入ったよ」

「え」

　ジルに言われて初めて中で異物を感じる。ジルは第一関節を曲げて動かしてきて、言葉にできない感覚が全身を駆け抜けた。
　
「あ、ああっ」

　痛みと気持ちよさが混同してサーラをおかしくさせる。
　
　苦しいのにまた蜜が滴り落ちているのがサーラにも分かった。
　
「や、変、あんっ」

　サーラはシーツの上で身悶えた。苦痛に顔を歪ませるサーラに濃厚なキスをしてくる。
　
「ん、ふっ」

　気を紛らわそうとサーラもそのキスに応えた。舌を絡め取ったりお互いの舌を吸ったりしてキスを繰り返す。
　
　その間ジルはさらに指を奥へと侵入させていて、上下にゆっくりと動かしている。
　
「あ、あっああ」

　痛みは変わらずにあるけれどそれだけではない何かが押し寄せていて、声を上げながらも必死で耐えていた。
　
　油断したら外に弾けてしまいそうな感覚だ。
　
　時々乳房を揉まれながら秘所を愛撫されて、また新たな快感が襲ってくる。
　
　ジルがぷっくりとした花芽に触れた瞬間、サーラは一際強い快楽を感じた。
　
「気持ちいい？　サーラ」

「ん、っ。だめ、そこっ」

「うそ。もっとよがって見せて」

　何度もそこを弄られてサーラは身悶える。今までで一番強い快楽を感じて、理性が飛んでいく。
　
　ジルはさらに秘所に口を近づけてサーラを仰天させた。
　
「や、いや、そんなの、汚いっから」

「汚くない」

　やめてーと泣いて懇願したのに、ジルはそこを舌で愛撫し始めた。
　
　舌先で舐められたり吸われたりして、サーラは身悶える。
　
　腰を浮かせて身体を捩らせ快感に耐えるけれど、どんどんと波が迫ってきて抑えられない。
　
　ジルは口でそこを愛撫しながらサーラの乳房を強めに揉む。
　
「あ、ん、ああっ」

　ビクビクと身体が痙攣して、奥底から何かが湧きあがってくるのを止められなかった。
　
　ジルは口を離してまた指で激しく上下に動かした。絶え間なく訪れる刺激におかしくなる。
　
「あ、あっだ、め、も、もうっ」

　クチュ、クチュといやらしい水音が耳に響いて、如何わしい気持ちになっていく。
　
「あ、ああんっー」

　甲高い声を上げて身体を反らせ、サーラは耐えきれずにとうとう達してしまった。
　　
　ぐったりとシーツに身を沈めるサーラのおでこにジルはキスをする。
　
「可愛かったよ、サーラ」

「ージル様、けっこう意地悪、ですね……」

「そうみたいだね。でも君限定だよ？」

　涙混じりに恨みがましく言ってみせたけれど、ジルは悪びれることもなくくすりと甘く笑った。

　
　
　
　
　
　
　　
　

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