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二人はジルの寝室へと移動した。
優しくベッドに横たえられて、言いようのない緊張がサーラ
を襲う。
身体が熱いのはお酒のせいだけではないかもしれない。
この先、何をするか全く知らないほど子供ではない。
この一線を越えればきっと戻れなくなることを頭のどこかで理解してい
ても、ジルに縋りたかった。
「怖い? やっぱりやめる?」
「こ、怖くないわ。平気よ」
声が震えていることにジルは気づいていたけれど、それをからかうわけでも
なく静かに笑みをみせて、そっと優しくおでこにキスをしてくれた。
啄むだけのキスを幾度も繰り返す。
そっとドレスの上から乳房を揉まれてビクッと身を竦ませた。
優しくドレスを脱がされてコルセット姿になる。
恥ずかしくてサーラは思わず両手で前を隠した。
無意識に足もしっかりと閉じてガードをする。
ジルは小さく笑みながらもその手をどかして、コルセットの上から両方の乳
房を揉んだ。
「へえー。子供かと思っていたけれど、身体は成熟してるね」
柔々と乳房を揉まれるとおかしな気分になってくる。
コルセットの紐をほどかれて上半身が外気に晒された。
「あっ……」
ぷるんとした乳房がジルの前に差し出されて、サーラは言いようのない緊張
に押しつぶされそうになる。
「ジ、ジル、様っ」
「綺麗だよ、サーラ」
じっとそこだけを見つめられて羞恥で顔を真っ赤に染める。
ジルの大きな手がすっぽりと乳房に包まれた。
小さな乳首をきゅっと摘ままれて、サーラは声を上げそうになる。
そんなサーラの反応をみてジルの頬は緩んだ。
「サーラのはじめて、全部俺にみせて?」
コロコロと乳首を指で転がしながら、反対の乳首はジルの唇に含まれる。
ちろちろと舌で舐められているうちに、喉奥から甘ったるい声が零れた。
「あっ……」
今まで聞いたことがない声にびっくりして恥ずかしくなり口を結んだ。
「感じた?」
ちゅっ、と乳首にキスをしてジルは嬉しそうな笑みをみせる。
「わ、わかんない」
「もっとサーラの可愛い声、聞きたいな」
ちゅっと唇にキスをしてジルは少し強めに乳房を揉んだ。
「あ、やっ……」
乳首をきゅっと摘ままれると小さな尖りが硬くなる。
「あ、やんっ、へ、へんなのっ」
「変? 何が?」
「か、身体が熱くて」
じんと下半身が疼いている。心なしかしっとりと濡れているような気がして
粗相をしてしまったのではないかと、恥ずかしくなる。
こんなことをジルに知られれば軽蔑されてしまうかもしれない。
必死で隠そうと足を閉じようとするけれど、あっさりとジルに両足を開かれ
てしまった。
「あっ……」
ジルがゆっくりとした仕草で下肢に触れる。
「ちゃんと濡れてるね」
「や、だめっ」
もう恥ずかしすぎてどうにかなりそうだった。
涙混じりに拒絶するけれど、ジルはなぜか嬉しそうな顔をする。
「恥ずかしがることはないよ。俺に触れられて感じたんだろ?」
もっと濡らしてほしいなと耳元で卑猥な言葉を甘く囁かれて、身体が粟立つ。
耳を舐められながら乳房を揉まれると、またじわりと濡れるのを感じる。
ジルは慎重にまだ誰も触れたことのない秘所にそっと触れた。
優しくベッドに横たえられて、言いようのない緊張がサーラ
を襲う。
身体が熱いのはお酒のせいだけではないかもしれない。
この先、何をするか全く知らないほど子供ではない。
この一線を越えればきっと戻れなくなることを頭のどこかで理解してい
ても、ジルに縋りたかった。
「怖い? やっぱりやめる?」
「こ、怖くないわ。平気よ」
声が震えていることにジルは気づいていたけれど、それをからかうわけでも
なく静かに笑みをみせて、そっと優しくおでこにキスをしてくれた。
啄むだけのキスを幾度も繰り返す。
そっとドレスの上から乳房を揉まれてビクッと身を竦ませた。
優しくドレスを脱がされてコルセット姿になる。
恥ずかしくてサーラは思わず両手で前を隠した。
無意識に足もしっかりと閉じてガードをする。
ジルは小さく笑みながらもその手をどかして、コルセットの上から両方の乳
房を揉んだ。
「へえー。子供かと思っていたけれど、身体は成熟してるね」
柔々と乳房を揉まれるとおかしな気分になってくる。
コルセットの紐をほどかれて上半身が外気に晒された。
「あっ……」
ぷるんとした乳房がジルの前に差し出されて、サーラは言いようのない緊張
に押しつぶされそうになる。
「ジ、ジル、様っ」
「綺麗だよ、サーラ」
じっとそこだけを見つめられて羞恥で顔を真っ赤に染める。
ジルの大きな手がすっぽりと乳房に包まれた。
小さな乳首をきゅっと摘ままれて、サーラは声を上げそうになる。
そんなサーラの反応をみてジルの頬は緩んだ。
「サーラのはじめて、全部俺にみせて?」
コロコロと乳首を指で転がしながら、反対の乳首はジルの唇に含まれる。
ちろちろと舌で舐められているうちに、喉奥から甘ったるい声が零れた。
「あっ……」
今まで聞いたことがない声にびっくりして恥ずかしくなり口を結んだ。
「感じた?」
ちゅっ、と乳首にキスをしてジルは嬉しそうな笑みをみせる。
「わ、わかんない」
「もっとサーラの可愛い声、聞きたいな」
ちゅっと唇にキスをしてジルは少し強めに乳房を揉んだ。
「あ、やっ……」
乳首をきゅっと摘ままれると小さな尖りが硬くなる。
「あ、やんっ、へ、へんなのっ」
「変? 何が?」
「か、身体が熱くて」
じんと下半身が疼いている。心なしかしっとりと濡れているような気がして
粗相をしてしまったのではないかと、恥ずかしくなる。
こんなことをジルに知られれば軽蔑されてしまうかもしれない。
必死で隠そうと足を閉じようとするけれど、あっさりとジルに両足を開かれ
てしまった。
「あっ……」
ジルがゆっくりとした仕草で下肢に触れる。
「ちゃんと濡れてるね」
「や、だめっ」
もう恥ずかしすぎてどうにかなりそうだった。
涙混じりに拒絶するけれど、ジルはなぜか嬉しそうな顔をする。
「恥ずかしがることはないよ。俺に触れられて感じたんだろ?」
もっと濡らしてほしいなと耳元で卑猥な言葉を甘く囁かれて、身体が粟立つ。
耳を舐められながら乳房を揉まれると、またじわりと濡れるのを感じる。
ジルは慎重にまだ誰も触れたことのない秘所にそっと触れた。
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