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エピローグ
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エリーナとカールは何度も身体を繋げ合った。
「このままっ、お互い離れられなくなれば、いいのにな……」
「はいー、ずっと、カール様の中に、いたいです」
お互いに体を繋げたまま向き合って、何度もキスを交わす。
身も心も一つになれた気がする。
「あ、んっ……」
何度果ててもまだエリーナの中はカールを求めている。それはカールも同じで、達した後でもキスを繰り返すだけですぐに雄は漲っていた。
「朝まで、エリーナの中にいさせてくれ。まだ、足りない」
一際大きく突き上げられて、エリーナは飛びそうになる意識を踏みとどませる。
「あ、あんっ、はい、カール様が、満足するまで……」
エリーナの乳房に吸い付きながら突き上げられる。カールに触れられるたび、エリーナの下肢はまた甘く疼いてどんどんと愛液が溢れてくる。
「あ、やん、また、くるっ……」
自ら気持ちの良いところに当たるよう淫らに腰を振った。恥じらいも捨てて本能のままに愛しい人を求める。
「ああ、たまらないっ、綺麗だ、エリーナっー」
「あ、ああんっ……」
もっと、もっと近くに感じたい。首をのけぞらせて喘ぐエリーナの首筋にカールは強く吸い付いた。
身体中にはカールが残した赤い痕がいくつも散らばっていて、カールの証だというように主張していた。
「愛してる、エリーナ」
「ん、ふっ、私も、愛して、ますっ……」
お互いに愛を囁き合って、二度と離れないというようにきつく抱きしめあう。
この先もきっと辛いことが幾度かあるだろう。
その度にお互い悩んで傷つきあうかもしれないけれど、今回のことでカールとならどんな逆境も乗り越えられるという自信がついた。
ただカールの後ろについていくだけでなく、守られるだけでなく、エリーナ自身もカールを守れるように強くなりたい。
それを伝えたらきっとカールは今のままでいいと言うだろうから、今はただカールのぬくもりだけを感じてこの思いはそっと胸に秘めておくことにした。
「このままっ、お互い離れられなくなれば、いいのにな……」
「はいー、ずっと、カール様の中に、いたいです」
お互いに体を繋げたまま向き合って、何度もキスを交わす。
身も心も一つになれた気がする。
「あ、んっ……」
何度果ててもまだエリーナの中はカールを求めている。それはカールも同じで、達した後でもキスを繰り返すだけですぐに雄は漲っていた。
「朝まで、エリーナの中にいさせてくれ。まだ、足りない」
一際大きく突き上げられて、エリーナは飛びそうになる意識を踏みとどませる。
「あ、あんっ、はい、カール様が、満足するまで……」
エリーナの乳房に吸い付きながら突き上げられる。カールに触れられるたび、エリーナの下肢はまた甘く疼いてどんどんと愛液が溢れてくる。
「あ、やん、また、くるっ……」
自ら気持ちの良いところに当たるよう淫らに腰を振った。恥じらいも捨てて本能のままに愛しい人を求める。
「ああ、たまらないっ、綺麗だ、エリーナっー」
「あ、ああんっ……」
もっと、もっと近くに感じたい。首をのけぞらせて喘ぐエリーナの首筋にカールは強く吸い付いた。
身体中にはカールが残した赤い痕がいくつも散らばっていて、カールの証だというように主張していた。
「愛してる、エリーナ」
「ん、ふっ、私も、愛して、ますっ……」
お互いに愛を囁き合って、二度と離れないというようにきつく抱きしめあう。
この先もきっと辛いことが幾度かあるだろう。
その度にお互い悩んで傷つきあうかもしれないけれど、今回のことでカールとならどんな逆境も乗り越えられるという自信がついた。
ただカールの後ろについていくだけでなく、守られるだけでなく、エリーナ自身もカールを守れるように強くなりたい。
それを伝えたらきっとカールは今のままでいいと言うだろうから、今はただカールのぬくもりだけを感じてこの思いはそっと胸に秘めておくことにした。
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溺愛バンザイ\(^^)/
今後も楽しみです🎵
一気に読んでしまいました!溺愛ぶりにドキドキしっぱなしです。これからの展開楽しみにしてます☆