空の海

~かつて渤海という幻の大国があった~



不安定な新興国・定安に生きる一人の若き貴族。

貧しい彼は、いつも疎外されていた。
救いの手を差し伸べてくれる人はなく、彼自身の才能だけで、運を切り開いて行くしかなかった。


そんな彼にも、秘められた恋くらいある……





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中国、ロシア、北朝鮮に広がっていた謎の大国・渤海。

平安時代の日本が最も親しく交流していたのは、唐ではなく渤海だった。

しかし、突如として滅亡してしまう。

その跡地には、渤海を復興しようとした人々がいた。



渤海滅亡後に存在したかもしれない復興国を舞台にした物語。





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実在の人物も登場しますが、架空の人物も多い、実在も疑わしい国が舞台の、作者の完全妄想小説です。歴史の勉強にはなりません。

歴史小説ではなく、ファンタジーです……
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