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宿を移りました。
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レオンが見つけて私が狩る。それはとても効率が良かった。
角兎を30匹狩ったところで今日の狩りは終わりにした。
まだ太陽は真上にある。予定通り、今日は早く帰れそうだ。
「レオン、今日はもう帰るよ」
『もうウサギ探さない?』
「うん。今日はもういいよ」
『わかったー』
私はレオンを抱えて森から出るべく走り出した。
そしてほかの冒険者を避けながら森の外に出て、そこからはスピードを上げて走った。
街が近づくとスピードを緩め、門番が見えてくると歩いて向かった。
しかし街に入る前に門番に呼び止められた。
「おい、それ魔狼じゃないか?」
「え?」
魔狼? そういえば、あの狼達、結構大きかったな……。
「その魔狼は従魔なのか?」
「あ、はい、そうです」
「じゃあ、首輪しておけ」
「わかりました」
首輪はどこで売ってるんだろう? 皮だから防具屋かな?
私はギルドに行く前に防具屋に寄ることにした。
「ああ、それと」
門番の男性がまた話しかけてきた。
「ちゃんとギルドで従魔登録しとけよ」
「わかりました」
こうして私とレオンは無事に街に入ることができた。
防具屋はギルドの近くにあったのでそこで赤い皮の首輪を買った。
レオンの黒い毛に赤がよく似合っている。
ギルドに着くと、まずは受付で従魔登録をした。
その後、角兎を納品して二万一千Gを受け取った。
いつもの宿に戻って訊いてみると、レオンが一緒では泊まれないと言うので、従魔が一緒に泊まれる宿を教えてもらってそこに向かった。
従魔と泊まれる宿はいつもの宿の二倍の値段だった。
これからは、今日のようにたくさん狩らないと宿代に困ることになりそうだ。
明日は二泊分以上狩るぞ!
私は決意を新たにしてから、レオンと一緒に部屋でお昼寝したのだった。
角兎を30匹狩ったところで今日の狩りは終わりにした。
まだ太陽は真上にある。予定通り、今日は早く帰れそうだ。
「レオン、今日はもう帰るよ」
『もうウサギ探さない?』
「うん。今日はもういいよ」
『わかったー』
私はレオンを抱えて森から出るべく走り出した。
そしてほかの冒険者を避けながら森の外に出て、そこからはスピードを上げて走った。
街が近づくとスピードを緩め、門番が見えてくると歩いて向かった。
しかし街に入る前に門番に呼び止められた。
「おい、それ魔狼じゃないか?」
「え?」
魔狼? そういえば、あの狼達、結構大きかったな……。
「その魔狼は従魔なのか?」
「あ、はい、そうです」
「じゃあ、首輪しておけ」
「わかりました」
首輪はどこで売ってるんだろう? 皮だから防具屋かな?
私はギルドに行く前に防具屋に寄ることにした。
「ああ、それと」
門番の男性がまた話しかけてきた。
「ちゃんとギルドで従魔登録しとけよ」
「わかりました」
こうして私とレオンは無事に街に入ることができた。
防具屋はギルドの近くにあったのでそこで赤い皮の首輪を買った。
レオンの黒い毛に赤がよく似合っている。
ギルドに着くと、まずは受付で従魔登録をした。
その後、角兎を納品して二万一千Gを受け取った。
いつもの宿に戻って訊いてみると、レオンが一緒では泊まれないと言うので、従魔が一緒に泊まれる宿を教えてもらってそこに向かった。
従魔と泊まれる宿はいつもの宿の二倍の値段だった。
これからは、今日のようにたくさん狩らないと宿代に困ることになりそうだ。
明日は二泊分以上狩るぞ!
私は決意を新たにしてから、レオンと一緒に部屋でお昼寝したのだった。
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