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傾く方へ。
悦ぶ準備。
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入浴後、一人の部屋で考える。
今日は隣人が大人しいな。
今も生活音は少し響いてくるけれど、私の在宅に気付いているだろうに接触はない。
まだ安心は出来ない。
それでももう話しかけないと宣言していたし、このまま落ち着いていくのかなと思う。
何だかとても疲れた。
凛さんへの怒りとか木内さんを想う気持ちとか一旦置いておいて、一人でゆっくりしたい。
ベッドに身を沈める。
時計を見ると22時を少し過ぎたところ。
寝るにはまだ早いけれど、もう眠ってしまおうか。
そう瞼を閉じかけた時。
ピンポーン
ピンポーン
インターホンが鳴った。
こんな時間に?
ドキリと心臓が跳ねる。
聞き耳をたてて隣人の所在を探ると、誰かとオンラインで話しながらゲームをしている様な声が微かに聞こえてきた。
そうなると今インターホンを鳴らしたのは隣人ではない。
安心と、では誰なのか?という新たな不安に心が揺さぶられる。
無視しようか。
コンコンッ
悩んでいると今度はノック音が響く。
諦めて帰るつもりはなさそうだ。
対応する恐怖より、何も分からない不安の方が大きい。
私はベッドから出て玄関へ向かう。
そして扉にへばりついてスコープから外を覗いた。
すると、そこには。
「木内さん?!」
思わず大きな声が飛び出してしまう。
「居るのか?」
その声が聞こえた様で木内さんが扉越しに話し掛けてくる。
「ちょっと顔見せて。無事か確認だけさせて。」
驚きと戸惑いで酷く混乱する。
もう個人的に会える事はないと思っていた木内さんが扉の向こうに居るんだ。
自分でも引くくらいの大きな喜びで全身に鳥肌が立った。
慌ててチェーンを外す。
続けてロックに手をかけた所で一瞬凛さんの事が頭を過ぎったけれど。
「あんな女に気を使う必要ある?」
心の奥。
沈殿してどす黒くなっている底の方からもう一人の私が囁いてきた。
本当にその通りだ。
その声に誘われるままロックを解除する。
そして開いた扉の先に2日振りの愛しい人の姿を見付けて胸が沸き立つ。
「入って下さい。」
笑顔で迎え入れる。
それまで重くのしかかっていた罪悪感は跡形もなく消え去っていた。
パタンと扉が閉まった。
待ち焦がれていた木内さんの匂い。
たったの二日振りなのに既に懐かしく思える。
玄関から部屋に繋がる廊下に二人で立つ。
狭いキッチン前。
私は木内さんの目をジッと見上げた。
「…なに可愛い顔してんの…。俺怒ってんだけっん…むっおい!」
話を遮る様に背伸びをしてキスをすると、木内さんは苛立たしげに私を引き剥がした。
「昨日はまだ俺ん家に居ろって言っ…むぉん、ちょっと!君、どうしたの?!」
二度目のキスも引き剥がされた。
だけどいつも私を振り回していた木内さんが慌てている。
その様が可笑しくて楽しくなってしまう。
「ふふっ…。」
「なに笑ってんの?君、昨日何処にいたの?朝帰ったら荷物ごと消えててさ。俺がどれだけ心配したと思ってんだよ。」
私の事考えてくれていたんだ。
てっきりもう凛さんで頭が一杯なんだと思っていたけれど。
嬉しくて余計に顔が綻ぶ。
私は向かい合ったまま木内さんの両手を取り、スンッと首筋の匂いを嗅いで、またじっと目を覗き込んで名前を呼ぶ。
「木内さん…。」
暫し見詰め合った後。
「ああー、もうー!」
苛立った声を発し、木内さんは自分の頭をガシガシと掻き毟った。
そして物凄い力で私の顔を挟み寄せ、噛み付く様に口を合わせる。
強引で乱暴で。
応えたくて私も口を開いて角度を合わせようと動くけど。
理性を失った木内さんは余りにもめちゃくちゃで。
歯をぶつけ合いながら口全体が強く吸われ、全て飲み込まれる。
こんな事今までなかったのに。
まるで怒りをぶつけるみたいなキス。
だけど、多分希望的観測なのだけれど、愛の様なものも感じ取れる気がして。
もしかしたら木内さんは凛さんと私の間で今揺れているのかもしれないと思った。
今度は私が木内さんを引き剥がす。
「ん…むっみぅ、きうちさん…。」
「なんだよ?」
苛立った声が返ってきた。
私は気にも留めずに問いかける。
「どうして来てくれたんですか?」
「心配だったからだけど。」
「隣の人…、木内さんが何か言ってくれたんですか?」
「ああ…、まあ、ちょっとだけね。」
「どうしてそこまで…んっ。」
いつの間にかTシャツの裾から入り込んでいた手。
それがウエストを撫で上げ背中に伸びていく。
「だって俺のせいじゃん?俺が何とかしないとじゃん。」
そう言って今度は耳の縁を舐めながら囁く。
「ユリは俺だから乱れてんのに…、そこをイケそうだって勘違いして横から集って来られたら気分悪いだろ?」
「やっ…。んっ。」
耳をなぞっていた舌が降りてきてそのまま首筋を滑っていった。
ゾワゾワと疼く様な快感で身が震える。
「それとも勘違いじゃなくて本当に誰でも乱れんの?」
そう言うと指で首の一点を指した。
急に酷く冷たい声。
「これ何?昨日誰と会ってた?」
「木内さん?」
その瞬間、身体が軋む程強く抱きしめられる。
そして。
「ああっ!」
指で指されていた辺りに歯を立てられた。
みりみりとくい込んでいく感覚。
痛い筈なのに気持ちが良い。
それは痛みと快感が半々とかそんな生易しいものじゃなく。
強い痛みがそのまま快感に変換されているくらいの強い感覚。
身体中の力が抜けその場で崩れ落ちる。
私を支えながら木内さんも膝を着いた。
それでも首に食らいついて離れない。
「はぁ…あっ。きうち…さっん…いたいよ。」
皮膚が破れないギリギリの強さでぎちぎちと齧られ、頭で考えると分からないのに、身体は木内さんからの愛を疑わない。
私も腕に力を込め強く抱き返す。
首から口を離し木内さんは「ムカつくんだよ…。」と呟くと、私の肩を強く押し、仰向けに倒れ込んだのを冷めた顔で見下ろしてきた。
それは酷く冷たい表情なのに、目の奥だけは燃えている様に怒りを持っていて。
私は期待で喉を鳴らす。
ショーパンをショーツごと剥ぎ取られる。
「木内さん、ベッドで…」
「うるせえ。」
そう言い放って木内さんもボトムと下着を纏めて脱ぐと、ボトムのポケットから出したゴムを素早く着け、私の上に覆いかぶさり強引に押し入ってきた。
「んんっー、あっ。」
「きっつ。はーっ、締めすぎ。」
コレをずっと待っていた。
二日前、生理もすっかり終わって、木内さんに抱かれる気で準備していた身体。
置いて行かれて一人で慰めた身体。
今すぐ何も考えられないくらいにめちゃくちゃにして欲しい。
勝手に腰が押し付ける様に動いていた。
我慢できなくて声が漏れる。
「あーあ、まぁたエロい声出してる…。」
嬉しそうに口角を上げて木内さんが言う。
「噛まれて濡れるとか変態だな。」
「きうちさん…だって!噛んでっ、あ、勃ってた、じゃんっ…。」
「だって噛んでるとどんどんユリからいい匂いしてくんだもん。あー、そんでエロい声出すし。」
腰が強く掴まれた。
ああ、抱き潰される。
私がどんなに止めてって言っても止めてくれないヤツが始まってしまう。
キッチン前の汚い床。
固くて狭くて痛いのに。
身体は悦ぶ準備をしていた。
今日は隣人が大人しいな。
今も生活音は少し響いてくるけれど、私の在宅に気付いているだろうに接触はない。
まだ安心は出来ない。
それでももう話しかけないと宣言していたし、このまま落ち着いていくのかなと思う。
何だかとても疲れた。
凛さんへの怒りとか木内さんを想う気持ちとか一旦置いておいて、一人でゆっくりしたい。
ベッドに身を沈める。
時計を見ると22時を少し過ぎたところ。
寝るにはまだ早いけれど、もう眠ってしまおうか。
そう瞼を閉じかけた時。
ピンポーン
ピンポーン
インターホンが鳴った。
こんな時間に?
ドキリと心臓が跳ねる。
聞き耳をたてて隣人の所在を探ると、誰かとオンラインで話しながらゲームをしている様な声が微かに聞こえてきた。
そうなると今インターホンを鳴らしたのは隣人ではない。
安心と、では誰なのか?という新たな不安に心が揺さぶられる。
無視しようか。
コンコンッ
悩んでいると今度はノック音が響く。
諦めて帰るつもりはなさそうだ。
対応する恐怖より、何も分からない不安の方が大きい。
私はベッドから出て玄関へ向かう。
そして扉にへばりついてスコープから外を覗いた。
すると、そこには。
「木内さん?!」
思わず大きな声が飛び出してしまう。
「居るのか?」
その声が聞こえた様で木内さんが扉越しに話し掛けてくる。
「ちょっと顔見せて。無事か確認だけさせて。」
驚きと戸惑いで酷く混乱する。
もう個人的に会える事はないと思っていた木内さんが扉の向こうに居るんだ。
自分でも引くくらいの大きな喜びで全身に鳥肌が立った。
慌ててチェーンを外す。
続けてロックに手をかけた所で一瞬凛さんの事が頭を過ぎったけれど。
「あんな女に気を使う必要ある?」
心の奥。
沈殿してどす黒くなっている底の方からもう一人の私が囁いてきた。
本当にその通りだ。
その声に誘われるままロックを解除する。
そして開いた扉の先に2日振りの愛しい人の姿を見付けて胸が沸き立つ。
「入って下さい。」
笑顔で迎え入れる。
それまで重くのしかかっていた罪悪感は跡形もなく消え去っていた。
パタンと扉が閉まった。
待ち焦がれていた木内さんの匂い。
たったの二日振りなのに既に懐かしく思える。
玄関から部屋に繋がる廊下に二人で立つ。
狭いキッチン前。
私は木内さんの目をジッと見上げた。
「…なに可愛い顔してんの…。俺怒ってんだけっん…むっおい!」
話を遮る様に背伸びをしてキスをすると、木内さんは苛立たしげに私を引き剥がした。
「昨日はまだ俺ん家に居ろって言っ…むぉん、ちょっと!君、どうしたの?!」
二度目のキスも引き剥がされた。
だけどいつも私を振り回していた木内さんが慌てている。
その様が可笑しくて楽しくなってしまう。
「ふふっ…。」
「なに笑ってんの?君、昨日何処にいたの?朝帰ったら荷物ごと消えててさ。俺がどれだけ心配したと思ってんだよ。」
私の事考えてくれていたんだ。
てっきりもう凛さんで頭が一杯なんだと思っていたけれど。
嬉しくて余計に顔が綻ぶ。
私は向かい合ったまま木内さんの両手を取り、スンッと首筋の匂いを嗅いで、またじっと目を覗き込んで名前を呼ぶ。
「木内さん…。」
暫し見詰め合った後。
「ああー、もうー!」
苛立った声を発し、木内さんは自分の頭をガシガシと掻き毟った。
そして物凄い力で私の顔を挟み寄せ、噛み付く様に口を合わせる。
強引で乱暴で。
応えたくて私も口を開いて角度を合わせようと動くけど。
理性を失った木内さんは余りにもめちゃくちゃで。
歯をぶつけ合いながら口全体が強く吸われ、全て飲み込まれる。
こんな事今までなかったのに。
まるで怒りをぶつけるみたいなキス。
だけど、多分希望的観測なのだけれど、愛の様なものも感じ取れる気がして。
もしかしたら木内さんは凛さんと私の間で今揺れているのかもしれないと思った。
今度は私が木内さんを引き剥がす。
「ん…むっみぅ、きうちさん…。」
「なんだよ?」
苛立った声が返ってきた。
私は気にも留めずに問いかける。
「どうして来てくれたんですか?」
「心配だったからだけど。」
「隣の人…、木内さんが何か言ってくれたんですか?」
「ああ…、まあ、ちょっとだけね。」
「どうしてそこまで…んっ。」
いつの間にかTシャツの裾から入り込んでいた手。
それがウエストを撫で上げ背中に伸びていく。
「だって俺のせいじゃん?俺が何とかしないとじゃん。」
そう言って今度は耳の縁を舐めながら囁く。
「ユリは俺だから乱れてんのに…、そこをイケそうだって勘違いして横から集って来られたら気分悪いだろ?」
「やっ…。んっ。」
耳をなぞっていた舌が降りてきてそのまま首筋を滑っていった。
ゾワゾワと疼く様な快感で身が震える。
「それとも勘違いじゃなくて本当に誰でも乱れんの?」
そう言うと指で首の一点を指した。
急に酷く冷たい声。
「これ何?昨日誰と会ってた?」
「木内さん?」
その瞬間、身体が軋む程強く抱きしめられる。
そして。
「ああっ!」
指で指されていた辺りに歯を立てられた。
みりみりとくい込んでいく感覚。
痛い筈なのに気持ちが良い。
それは痛みと快感が半々とかそんな生易しいものじゃなく。
強い痛みがそのまま快感に変換されているくらいの強い感覚。
身体中の力が抜けその場で崩れ落ちる。
私を支えながら木内さんも膝を着いた。
それでも首に食らいついて離れない。
「はぁ…あっ。きうち…さっん…いたいよ。」
皮膚が破れないギリギリの強さでぎちぎちと齧られ、頭で考えると分からないのに、身体は木内さんからの愛を疑わない。
私も腕に力を込め強く抱き返す。
首から口を離し木内さんは「ムカつくんだよ…。」と呟くと、私の肩を強く押し、仰向けに倒れ込んだのを冷めた顔で見下ろしてきた。
それは酷く冷たい表情なのに、目の奥だけは燃えている様に怒りを持っていて。
私は期待で喉を鳴らす。
ショーパンをショーツごと剥ぎ取られる。
「木内さん、ベッドで…」
「うるせえ。」
そう言い放って木内さんもボトムと下着を纏めて脱ぐと、ボトムのポケットから出したゴムを素早く着け、私の上に覆いかぶさり強引に押し入ってきた。
「んんっー、あっ。」
「きっつ。はーっ、締めすぎ。」
コレをずっと待っていた。
二日前、生理もすっかり終わって、木内さんに抱かれる気で準備していた身体。
置いて行かれて一人で慰めた身体。
今すぐ何も考えられないくらいにめちゃくちゃにして欲しい。
勝手に腰が押し付ける様に動いていた。
我慢できなくて声が漏れる。
「あーあ、まぁたエロい声出してる…。」
嬉しそうに口角を上げて木内さんが言う。
「噛まれて濡れるとか変態だな。」
「きうちさん…だって!噛んでっ、あ、勃ってた、じゃんっ…。」
「だって噛んでるとどんどんユリからいい匂いしてくんだもん。あー、そんでエロい声出すし。」
腰が強く掴まれた。
ああ、抱き潰される。
私がどんなに止めてって言っても止めてくれないヤツが始まってしまう。
キッチン前の汚い床。
固くて狭くて痛いのに。
身体は悦ぶ準備をしていた。
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