ビッチ未遂

seitennosei

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絶対に離さない。

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「すりすりしてる時、いつもキスしたいって思ってた…。」
ゆっくりと腰を動かしたまま、そっと口を付ける。
指で顎を軽く押し、口を開かせそこから舌を差し込み、オネーサンの舌の裏を俺の舌でなぞりながら吸い上げ離す。
顔を見ると、舌を出したまま名残惜しそうに吐息を漏らしている。
堪らない。
「すりすりしながらおっぱいも触りたいって思ってた…。」
まだキスをしたそうなオネーサンをわざと無視し、胸を揉みながらもう片方の胸の突起を優しく唇で挟む。
「んっ…はっ。」
気持ち良さそうにオネーサンが身を捩ったせいで、押し付けていたモノが滑り、一瞬先が入口に触れてしまった。
腰から背中にかけて快感が登っていく。
ちょっと先が触れただけでこんなに気持ちい良いなんて…。
さっき初めてオネーサンの中に入った時の感動を思い出す。
また全部埋め込んでめちゃくちゃに腰を振りたい衝動に駆られる。
「あ、…はるきくん…。」
オネーサンの腰がヒクヒクと揺れている。
今もあの時もオネーサンは俺に欲情しているんだ。
そう思うとゾクゾクと胸の奥から喉元まで愛しさが溢れてきた。
俺は今小学生の時の俺で、オネーサンは中学生で。
あの時の二人で初めてをやり直す気持ちで今繋がろうとしているんだ。
オネーサンの脚を開き、腰をグッと落とし入口に宛てがう。
ゆっくりと進めると、ちゅぷっと微かな音がして先から飲まれていった。
「んっ…。」
「はぁー…。」
長い溜め息が出る。
急ぐのが勿体なくて、包まれる感覚を味わいながら少しづつ少しづつ押し込んでいく。
ゾクゾクと全身に鳥肌が立った。
「んっ…あっ、はるきくん。」
とろけた顔でオネーサンは呻いている。
焦れったそうなその反応をもっと見ていたくて、一度抜けるギリギリまで引いて、またゆっくりと途中まで押し進む。
「あ、あ…もう…。」
俺の腕にしがみつき、切なそうに見てくる。
わざともう一度引き、ゆっくりゆっくり途中まで入れるを何度も繰り返していると、我慢の限界に達したオネーサンが言う。
「はやく奥まで…きてっ。はるきくんで、いっぱいにしてよ…。」
瞬間。
プツッと、俺の中の何かが切れた。
オネーサンの腰を掴み最奥まで一気に押し入る。
その途端、中が強く痙攣しだした。
「んーっ…はぁっ…っ。」
オネーサンは一際高い声を出したきり、全身を強ばらせて震えている。
容易に動かせなくなる程の締め付け。
不規則にピクピクと痙攣は続いていた。
呼吸が整わずぐったりしているオネーサンを抱き締める。
胸から早く強い鼓動が伝わってきた。
「もしかしてイッちゃったの?」
「はぁ…、はぁ…。」
言葉にならない様で、荒い呼吸の合間にコクコクと頷いている。
堪らなく可愛くなってしまい、悪戯心が湧く。
「ずるいな。置いてかないでよ。俺もすぐイクから。」
そう囁き腰を掴むと、さっき彼女が達した場所を執拗に何度も突いた。
「あ、ちょっと、まっ…やっぁ。あっ、まだ…治まっ…ないからぁ…。」
キツい中を無理矢理動かしていると、頭が可笑しくなるかと思う程に気持ちが良い。
「はぁ…、はるき…くっ…はぁっ。もう、ダメぇ…。」
「オネーサンが…奥まで来てって、言ったんだよ?…あっ…あぁっ…、俺は、ゆっくり…はっ、楽しみたかったのに…。」
治まり切る前に続け様に攻め立てられているせいで、中は充血して膨らみ、オネーサンが身悶える度にうねって俺を刺激してくる。
トロンと潤んだ瞳。
弛緩している顔が、時々快感で泣きそうに歪む。
だらしなく開いた口からイヤらしく色付いた舌がチラチラと覗いて誘ってきた。
それを噛み付く様に食べる。
キスをしながら動いていると、ずっとしたいと思っていた事が今まさに叶っているという実感がふつふつと湧いてきて、死んでも良いと思った。
「はーっ…、オネーサン…俺、きもち…くて、…はぁ…あっオネーサンっ…。」
「かわい…い事、言わな、でぇっ…。好き…すぎて、おかしくっ…あっ、また…またイッちゃう…。」
喉が詰まる。
幸福感が身体の奥から湧き出して止まらない。
もう何も考えられなくて、オネーサンの好きな場所を無心で突いた。
「はぁ…はるきくん…遥輝くんっ、はぁあっ…っ…。っ…はぁ…。」
また中が痙攣し更にキツくなる。
オネーサンが俺の名前を呼びながらイッてくれた。
それがこんなにも嬉しいなんて。
それだけで俺も終わりが近付き、自然と腰が速くなる。
もう全部我慢しなくて良いんだ。
大きくなってからとか、恋人になってからとか、そんなの全部気にしないで由良ちゃんって呼んで良いんだ。
イク時に由良ちゃんって声に出して良いんだ。
これからはずっと由良ちゃんを好きでいて良いんだ。
「あ、はぁ…、イクっ。あぁ…由良ちゃんっ…。っ…っ。」
強い射精感が長く続く。
その間も腰を止める事が出来ずに、グリグリと奥に押し付け続けた。
心臓が暴れている。
呼吸が苦しい。
酸欠でいつも以上に悪くなった頭。
その片隅に過ぎった。
やべぇ、オネーサンに怒られる…。
オネーサンはぐったりと脱力したまま、上気した顔で「ばかぁ…。」と呟いた。
だけどそれが最高に可愛くて、もうどれだけ怒られても、何がなんでも絶対に離さないって思った。
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