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「先生の部屋」その後。
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ぐったりと横たわる細谷咲を見下ろし俺は静かに後悔する。
やってしまった…。
欲望のままに酷くしてしまった。
快感を知らない彼女の身体を俺が開いていくのだと思うと止まる事は不可能だった。
何をしてもこちらの予想を上回る反応を返してくれるのを良い事にやりたい放題の限りを尽くした。
それもこれも細谷咲が余りにも可愛過ぎるのがいけない。
俺は完全に我を忘れていた。
初めての絶頂に戸惑う彼女を気遣う事もせずただ苛めぬいた。
そして最中はずっと気持ちの悪い言葉を投げ掛けてもいた。
最悪な事に、その時の細谷咲の可愛い反応を反芻すれば必ず自分の気持ちの悪い言葉責めがセットで再生されるのだ。
本当に死にたくなる。
「後悔しないで」なんて言っておいて、自分が後悔しているのだから始末に負えない。
裸のまま布団に包まっている細谷咲の頭を撫でる。
照れたような笑みを返してくれた。
今度は頬に触れてみる。
すると、ピクッと反応して顔が赤く染まりだす。
まだ身体の熱が完全には引いていないのだろう。
愛おしくて堪らない。
俺もまた布団に潜り彼女を後ろから抱きしめた。
脚まで絡めギュッと抱き寄せる。
「咲…、辛くなかった?」
「辛かったですよ。気持ちよすぎて。」
返ってきたのは不満気な声で。
だけど内容はそう悪い事ではなかったのでホッと一安心だ。
「ごめんね。咲が可愛すぎたから。」
「真琴さんがここまで意地悪だと思わなかった。」
「はは、ホントごめん。」
くすくすと笑い合う。
俺には無縁だと思って望みもしなかった幸福。
それがまさか手に入るとは。
そうしてジーンと胸を暖かくしながら幸せを噛み締めていると細谷咲が急に真面目な声で問い掛けてきた。
「真琴さんは…。」
だけどそこまで言って言い淀む。
俺は抱く腕の力を強めて訊ねた。
「どうした?」
「真琴さんは何人の人とした事がありますか?」
「あー…それは…」
そうか。
そういう事が気になるのか…。
別に隠す事ではない。
疚しい事もない。
しかし、細谷咲はそれを知って嫌な気分にならないだろうか…。
それだけが心配になる。
「俺は上手く隠したり気の利いた言い方とか出来ないけど…知りたい?」
コクリと頷く彼女。
「大人の人を好きになった時点で経験差は覚悟してるから…。どうなんだろう?って、もしかしてこうなのかな?とか勝手に考えちゃう事の方が嫌だ。」
もしかして過去にまで嫉妬してくれているのだろうか?なんてちょっと調子に乗りかけるけれど、表情が見えない状況下で間違えたくない。
俺も神妙な感じで返す。
「分かった。聞かれた事何でも答えるよ。」
「うん…。」
「…3人だよ。咲も入れて。」
「え?!」
バッと音がしそうな勢いで細谷咲は急に振り返った。
そして驚いている俺の間近から目をまん丸に見開いて続ける。
「今日まで2人だけ?」
「え、うん。咲以外で…付き合ったのが今までで2人だから…。」
「いつ?どのくらい?」
「えー…、高校の時1つ上の先輩と1年くらい…と、大学の頃同期と3年くらい。」
「2人であれなんだ…。」
あれとは?
経験人数が2人では納得がいかない何かを俺のセックスから感じ取ったのか。
一体何を感じ取ったのだろう。
段々と不安になってきた。
「咲は何が知りたいの?」
「大人になってからはしてないの?」
「…え、うん。社会人になってからはずっとフリーだったから…。今日が4年振り?…多分、そんくらい振りかな。…何で?」
矢継ぎ早に繰り出される質問。
だけど俺の問い掛けには一切答えてくれない。
だから俺のセックスの何がどうなんだ!?
それが気になって仕方がない。
「真琴さんは…今までの彼女にもあんな感じだったの?」
「え…、あんな感じとは?」
「その…。なんか、意地悪な感じ?」
ふと先程の自分を振り返る。
まあ…確かに今日の俺は意地が悪かったと思う。
しかし、以前の恋人にしていた行為を振り返っても今日程我を忘れた事はなかったと断言出来る。
ただ「ねちっこい」や「執拗い」とは言われていたので元々そういう質ではあるらしいが。
「あー…まあ、あんなに意地悪したのは今日が初めて…。けど執拗いとかは前にも言われた事がある…。」
「ふーん…。」
ふーんって。
一体なんのふーんなのか。
「どうしてそんな事が知りたいの?」
「凄かったから…。」
「何が?」
「さっき…、真琴さんが…凄かったから。」
頬を染め目を逸らす細谷咲。
その表情で今までの質問の意図が分かった。
途端に俺も恥ずかしくなる。
「凄く慣れてそうだったし、真琴さんモテるからいっぱい経験あるんだと思って…。」
「いや…、いやいやいや、全然。全然だから。」
ついこの間まで高校生だった彼女からしたら俺程度のテクニックでも褒めるに値するのか。
好きな子と無事結ばれて、尚且つ褒められて。
付き合いたての浮ついた身のない会話だとしても純粋に嬉しい。
「だけど、前の人には執拗いって言われたんでしょ?」
「あー…うん。ねちっこいとかも言われた。」
「ぶふっ。」
辛辣なコメントに細谷咲は吹き出した。
それがまるで心当たりがありそうな笑いに見えて俺の心は抉られる。
何だよ、やっぱり細谷咲も俺をねちっこいって思ったのではないか。
上体を起こし、いじけた表情で彼女の顔を覗き見る。
「咲も俺のセックス執拗いって思ってんだ?」
「違う違う。」
「じゃあ、何で笑ったんだよ?」
「ふふふ…。」
身体ごとこちらに向き直り俺に抱きついてきた。
まるで誤魔化しているみたいだ。
だけどまんまと愛しく思ってしまい。
まだ気分はいじけつつもそれを受け入れ俺も抱きしめる。
「真琴さんホント意地悪で。もうダメって言っても止めてくれないし。何かする前に確認してくれるけど、そんなの絶対私が断れないって知っててやってるし。ホント卑怯で。だけど…。」
「だけど?」
「全然嫌じゃなかった。」
胸がギュッとした。
そして喉の奥が詰まるような息苦しさもあって。
大人になってから恋愛でこんな少女漫画みたいなトキメキを味わうとは思わなかった。
「むしろ嬉しかったって言うかドキドキ?…ゾクゾクして…。私意地悪な真琴さん…好き。」
上目遣いに見上げてくる瞳と見つめ合う。
ああ、こんなに幸せで良いのだろうか。
俺は明日死んだりしないだろうか。
「今までの人に執拗いって言われたのに、私はそれが全然嫌じゃなかったのって、相性?が良いのかなって思って。」
相性か。
俺は年齢の割に経験が少ないので身体に関してのサンプルは少なく、世間で言われているような相性と言う物を深く考えたことが無かった。
しかし確かに細谷咲が言うような、性格や性質、触れる時のタイミングの様なモノに関しては相性の良さを感じる。
「私の思った事すぐ言っちゃうところ、私にとっての自分の欠点を真琴さんが良いって言ってくれたみたいに。真琴さんがエッチの時執拗くなっちゃうところが私には良いんだよ。だからそれって恋人として相性が良いんだと思う。」
もうこれ以上締まらないと思っていた胸が益々締め付けられた。
堪えきれずに深く息を吐く。
それでも溢れて止まらなくて。
「はー、咲…。好きだよ。」
「へへ、私も。」
「こんな…幸せなの初めてだ…。」
そうしみじみと呟いていた。
「真琴さん幸せなの?」
細谷咲が楽しそに訊ねてくる。
「うん。幸せで死にそう。」
「ふーん。」
素っ気ない返事をしつつも得意気な顔。
そして俺にまた抱き着くと「じゃあ私が真琴さんの幸せのスイッチだね。」と胸に頬擦りをした。
やってしまった…。
欲望のままに酷くしてしまった。
快感を知らない彼女の身体を俺が開いていくのだと思うと止まる事は不可能だった。
何をしてもこちらの予想を上回る反応を返してくれるのを良い事にやりたい放題の限りを尽くした。
それもこれも細谷咲が余りにも可愛過ぎるのがいけない。
俺は完全に我を忘れていた。
初めての絶頂に戸惑う彼女を気遣う事もせずただ苛めぬいた。
そして最中はずっと気持ちの悪い言葉を投げ掛けてもいた。
最悪な事に、その時の細谷咲の可愛い反応を反芻すれば必ず自分の気持ちの悪い言葉責めがセットで再生されるのだ。
本当に死にたくなる。
「後悔しないで」なんて言っておいて、自分が後悔しているのだから始末に負えない。
裸のまま布団に包まっている細谷咲の頭を撫でる。
照れたような笑みを返してくれた。
今度は頬に触れてみる。
すると、ピクッと反応して顔が赤く染まりだす。
まだ身体の熱が完全には引いていないのだろう。
愛おしくて堪らない。
俺もまた布団に潜り彼女を後ろから抱きしめた。
脚まで絡めギュッと抱き寄せる。
「咲…、辛くなかった?」
「辛かったですよ。気持ちよすぎて。」
返ってきたのは不満気な声で。
だけど内容はそう悪い事ではなかったのでホッと一安心だ。
「ごめんね。咲が可愛すぎたから。」
「真琴さんがここまで意地悪だと思わなかった。」
「はは、ホントごめん。」
くすくすと笑い合う。
俺には無縁だと思って望みもしなかった幸福。
それがまさか手に入るとは。
そうしてジーンと胸を暖かくしながら幸せを噛み締めていると細谷咲が急に真面目な声で問い掛けてきた。
「真琴さんは…。」
だけどそこまで言って言い淀む。
俺は抱く腕の力を強めて訊ねた。
「どうした?」
「真琴さんは何人の人とした事がありますか?」
「あー…それは…」
そうか。
そういう事が気になるのか…。
別に隠す事ではない。
疚しい事もない。
しかし、細谷咲はそれを知って嫌な気分にならないだろうか…。
それだけが心配になる。
「俺は上手く隠したり気の利いた言い方とか出来ないけど…知りたい?」
コクリと頷く彼女。
「大人の人を好きになった時点で経験差は覚悟してるから…。どうなんだろう?って、もしかしてこうなのかな?とか勝手に考えちゃう事の方が嫌だ。」
もしかして過去にまで嫉妬してくれているのだろうか?なんてちょっと調子に乗りかけるけれど、表情が見えない状況下で間違えたくない。
俺も神妙な感じで返す。
「分かった。聞かれた事何でも答えるよ。」
「うん…。」
「…3人だよ。咲も入れて。」
「え?!」
バッと音がしそうな勢いで細谷咲は急に振り返った。
そして驚いている俺の間近から目をまん丸に見開いて続ける。
「今日まで2人だけ?」
「え、うん。咲以外で…付き合ったのが今までで2人だから…。」
「いつ?どのくらい?」
「えー…、高校の時1つ上の先輩と1年くらい…と、大学の頃同期と3年くらい。」
「2人であれなんだ…。」
あれとは?
経験人数が2人では納得がいかない何かを俺のセックスから感じ取ったのか。
一体何を感じ取ったのだろう。
段々と不安になってきた。
「咲は何が知りたいの?」
「大人になってからはしてないの?」
「…え、うん。社会人になってからはずっとフリーだったから…。今日が4年振り?…多分、そんくらい振りかな。…何で?」
矢継ぎ早に繰り出される質問。
だけど俺の問い掛けには一切答えてくれない。
だから俺のセックスの何がどうなんだ!?
それが気になって仕方がない。
「真琴さんは…今までの彼女にもあんな感じだったの?」
「え…、あんな感じとは?」
「その…。なんか、意地悪な感じ?」
ふと先程の自分を振り返る。
まあ…確かに今日の俺は意地が悪かったと思う。
しかし、以前の恋人にしていた行為を振り返っても今日程我を忘れた事はなかったと断言出来る。
ただ「ねちっこい」や「執拗い」とは言われていたので元々そういう質ではあるらしいが。
「あー…まあ、あんなに意地悪したのは今日が初めて…。けど執拗いとかは前にも言われた事がある…。」
「ふーん…。」
ふーんって。
一体なんのふーんなのか。
「どうしてそんな事が知りたいの?」
「凄かったから…。」
「何が?」
「さっき…、真琴さんが…凄かったから。」
頬を染め目を逸らす細谷咲。
その表情で今までの質問の意図が分かった。
途端に俺も恥ずかしくなる。
「凄く慣れてそうだったし、真琴さんモテるからいっぱい経験あるんだと思って…。」
「いや…、いやいやいや、全然。全然だから。」
ついこの間まで高校生だった彼女からしたら俺程度のテクニックでも褒めるに値するのか。
好きな子と無事結ばれて、尚且つ褒められて。
付き合いたての浮ついた身のない会話だとしても純粋に嬉しい。
「だけど、前の人には執拗いって言われたんでしょ?」
「あー…うん。ねちっこいとかも言われた。」
「ぶふっ。」
辛辣なコメントに細谷咲は吹き出した。
それがまるで心当たりがありそうな笑いに見えて俺の心は抉られる。
何だよ、やっぱり細谷咲も俺をねちっこいって思ったのではないか。
上体を起こし、いじけた表情で彼女の顔を覗き見る。
「咲も俺のセックス執拗いって思ってんだ?」
「違う違う。」
「じゃあ、何で笑ったんだよ?」
「ふふふ…。」
身体ごとこちらに向き直り俺に抱きついてきた。
まるで誤魔化しているみたいだ。
だけどまんまと愛しく思ってしまい。
まだ気分はいじけつつもそれを受け入れ俺も抱きしめる。
「真琴さんホント意地悪で。もうダメって言っても止めてくれないし。何かする前に確認してくれるけど、そんなの絶対私が断れないって知っててやってるし。ホント卑怯で。だけど…。」
「だけど?」
「全然嫌じゃなかった。」
胸がギュッとした。
そして喉の奥が詰まるような息苦しさもあって。
大人になってから恋愛でこんな少女漫画みたいなトキメキを味わうとは思わなかった。
「むしろ嬉しかったって言うかドキドキ?…ゾクゾクして…。私意地悪な真琴さん…好き。」
上目遣いに見上げてくる瞳と見つめ合う。
ああ、こんなに幸せで良いのだろうか。
俺は明日死んだりしないだろうか。
「今までの人に執拗いって言われたのに、私はそれが全然嫌じゃなかったのって、相性?が良いのかなって思って。」
相性か。
俺は年齢の割に経験が少ないので身体に関してのサンプルは少なく、世間で言われているような相性と言う物を深く考えたことが無かった。
しかし確かに細谷咲が言うような、性格や性質、触れる時のタイミングの様なモノに関しては相性の良さを感じる。
「私の思った事すぐ言っちゃうところ、私にとっての自分の欠点を真琴さんが良いって言ってくれたみたいに。真琴さんがエッチの時執拗くなっちゃうところが私には良いんだよ。だからそれって恋人として相性が良いんだと思う。」
もうこれ以上締まらないと思っていた胸が益々締め付けられた。
堪えきれずに深く息を吐く。
それでも溢れて止まらなくて。
「はー、咲…。好きだよ。」
「へへ、私も。」
「こんな…幸せなの初めてだ…。」
そうしみじみと呟いていた。
「真琴さん幸せなの?」
細谷咲が楽しそに訊ねてくる。
「うん。幸せで死にそう。」
「ふーん。」
素っ気ない返事をしつつも得意気な顔。
そして俺にまた抱き着くと「じゃあ私が真琴さんの幸せのスイッチだね。」と胸に頬擦りをした。
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