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木曜日のスイッチ。
醜い生き物。
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キャンバスの前。
今からコーティング剤を塗ると言っていたのに椅子に掛け立花亜樹は呆然としている。
「どうしました?」
「…あー、うん。」
俺の声が届いていないのか、又は届いた上で言葉を探しているのか。
彼はそれだけ発して黙り込んでしまった。
数時間前まではいつもの立花亜樹だったが、やはり飲み物を買いに行ってから何かあったようだ。
何の前触れもなく急に細谷咲を連れて来たのだから何かあったどころではないだろうと予想もつくが…。
森本先生は何か事情を知っていそうではあったが今は細谷咲と帰路についているだろうし、俺と細谷咲の関係を知らない森本先生に何があったのか興味津々に訊ねるのはあまりにも不自然だ。
俺は動かず口も開かない立花亜樹を前に途方に暮れていた。
細谷咲は帰ってしまったので、残念だけれど俺のこの後の予定はなくなったという事だ。
学校には19時まで居られる。
今日は立花亜樹の気が済むまで付き合うか。
俺も近くにあった椅子を引き寄せ、立花亜樹の横に腰を下ろす。
すると立花亜樹が唐突に口を開く。
「ザキセン?」
「どうしました?」
「俺間違ってたのかな?」
「何が…なぜ…そう思うんですか?」
「咲…。あんま嬉しそうじゃなかった。」
絵を披露した時の事だろうか。
その瞬間の細谷咲を俺は見ていなかった。
立花亜樹の絵を見た彼女が喜んで彼との仲を深めるところなんて目撃したくない一心で早々に準備室に逃げ込んでいたのだ。
「すみません。僕は席を外していたので細谷さんの反応を見ていないんです。だけど…ビックリして言葉に出来なかっただけではないでしょうか?」
「咲もそう言ってたけど…。全然違ったんだよ。スマホの画像見ている時とか、職員玄関前の絵を見てる時とかさ。凄い切なそうに見てるんだ。本当に心が動いてる感じ。そういうの俺の絵には感じてなさそうだった。」
職員玄関前の絵…?
もしかして俺の絵だろうか?
いや、いけない。
生徒が傷付いているのに、まるで出し抜くみたいに自分だけ喜ぶつもりでいた。
細谷咲は立花亜樹の言いつけを守って自慰までするくらい彼との関係を維持する事に必死になっていたんだ。
それだけ失いたくないと思っているからこそだ。
そんな存在から自分の事だけを想って描いたと言われ、あの絵をプレゼントされれば嬉しかったに違いない。
それが立花亜樹には伝わっていないだけではないだろうか。
「立花君。たまたま見掛けた物と人からプレゼントされた物だと思い入れが違います。自分で見掛けて気に入った物はその人にとっては確かに良い物なんでしょう。それだけ惹かれる何かがあったというわけですから。でも人から、特に大切な人からプレゼントされた物に対しては色々な感情が生まれて直ぐには反応を表に出せないのかもしれないですよ。とくに今回はサプライズでしたし、きっと細谷さん本人にも直ぐには分析しきれない想いがあったんですよ。後からじわじわ湧いてくる感情もありますし。」
「うん…そうかな…。そうだと良いけど…。」
俺の言葉は気休めにもならないか…。
立花亜樹の様ないつも堂々としている人間が落ち込んでいるとどうしたら良いのか俺には分からない。
「コーティング…休み明けにしませんか?今日はゆっくり話聞きますよ。」
そう言って立花亜樹の右肩に手を置く。
そこから伝わってくる震え。
「ザキセン…。」
声まで震えている。
そして肩にある俺の手に彼は自分の左手を重ね、それに縋るように頬擦りし声を絞り出した。
「咲。俺より好きな人出来たって…。」
「え…」
瞬間、横っ面を引っぱたかれた様な衝撃に襲われる。
「なんっ…、え?」
震えながら俯く立花亜樹のつむじを眺めるしか出来ない。
「いやいや、まさか。何かの間違いじゃ…」
「間違いじゃない。本人に言われた。もう無理だって言われた。別れたいって思ってるっだとっ…ぅ」
とうとう泣き出してしまった。
俺は慌てふためく。
どうして良いのか分からない。
男子高校生の泣くところなんて甲子園の中継でしか見た事がない。
俺の言葉なんて何の役にも立たない事はさっき証明された。
もともと上手くもない言葉選びの難易度が益々上がる。
俺は必死に言葉を探す。
だけどどこか片隅の方で細谷咲の想い人が気にもなっていた。
一体誰なんだ?
そんな移ろ気な子には思えなかったけれど。
本当に立花亜樹を想っているんだと思っていたから…。
「ずっ…、なんか、俺が…。ザキセンも知ってると思うけど…、俺、いつも調子乗ってんじゃん?咲の事とか、友達の前で色々言ってんの。ホント調子乗ってて…。なんか咲それ知ってた。でも俺に嫌われたくないから知らない振りしてて。だけど俺、そんな事全然分かってなくて、自分の事ばっかで…。咲は本当はもっと俺に真剣に困ってる事とか一緒に考えて欲しかったんだって。俺は咲は強い子だと思ってたから。支えるとか全然分かってなっ…くぅ。…俺じゃなくて…自分の事みたいに一緒に悩んでくれる人が居るって急に言われて…ぅっ…」
支離滅裂ではあるけれど状況は何となく分かる。
立花亜樹ではない細谷咲の悩みに寄り添っている人物?
それは誰だろう。と理論的に思考している頭を介さず勝手に心臓が高鳴り出した。
落ち着け。
そんな事は有り得ないから絶対に思い上がるな。
必死にコントロールを試みるけれど、胸の中は全力疾走した後のように暴れている。
俺は平静を装い今は目の前の立花亜樹を慰める事に集中しなくてはならない。
俺の手の上にある立花亜樹の手。
その上に更に空いていた手を乗せ包むようにして撫でてやる。
「俺が自己満足に絵を描いてる時咲は…。咲は俺以外を頼った自分が悪いって言ってたけど。それは俺もちょっとどうなの?って思ったけど。でも俺がもっとちゃんと分かってたらって本当に思うのに…。咲は俺は悪くないから何も変わらなくて良いって言う…。でも俺は怒って欲しかった。変われって言って欲しかった。好きじゃなくなる前に俺の間違いを教えて欲しかった…。」
「立花君…。」
「咲ずっと俺に付き合ってもらってるって思って遠慮してたんだって。俺は同じ気持ちだと思ってたのに…。そいつには嫌われたくないとか考えないでワガママ言えるんだって。理解し合えるんだって…。なんだよそれ…。言わないで分かるとかホントにあんの?」
俺は答えられなかった。
言わないで分かる事はない。
完全な理解も存在しない。
だけど、立花亜樹と細谷咲には決定的な違いがあり、それが二人の溝を深めたのは明白だった。
その違いとは自信だ。
自信は能力の有無には比例しない。
どれだけ周囲が魅力的に思っていても本人に自信がなければそんなもの何の価値もない。
この二人が傍から見てどれだけ釣り合っていたって、そのどちらかの自信が不足していたらその分立場は下がってしまう。
立花亜樹はルックスも良ければコミニュケーションスキルも高い。
かなりの者が彼を魅力的な人間だと評価しているであろうし本人にその自覚もある。
しかしだからと言って細谷咲が釣り合っていないなんて事もない。
立花亜樹よりも控えめな分目立ちはしないが、彼女だってかなりの者に魅力的だと評価されているはずだ。
少なくとも俺個人から見た二人は悔しいくらいにお似合いだし、対等足り得ると思う。
それでも自信のない細谷咲は立花亜樹の隣に堂々と立つ事を躊躇ってしまうのだ。
そしてそれは自信家な立花亜樹には到底理解が及ばないのだろう。
その点で俺は細谷咲の気持ちが理解出来た。
だからきっと彼女は俺にはワガママが言えたんだ。
とそこまで考えてハッとした。
いつの間にか俺は完全に確信してしまっている。
細谷咲の想い人が自分なのだと。
これと言った根拠もない。
何に対しても自信を持たない俺がこんな思考に取り憑かれるのは初めての事だ。
だけどなぜか分かる。
追い詰められているとはいえ、とんでもない依頼を食い下がってまで俺に提案してきた細谷咲。
いつも彼女はどれだけ拒んでも懇願してきた。
そして繰り返される普通では有り得ない毎週木曜日の接触。
今思えば違和感はいくらでもあった。
流石に俺に特別な感情がなければ説明がつかない。
ふつふつと湧き上がってくるコレはなんだろう?
気持ち悪くにやけそうになるのを堪えた。
喜びに身体が内から満たされていく。
細谷咲は俺と同じ気持ちなのかもしれない。
今まで生きてきた中で経験がない程大きな幸福感が毛穴から噴出し全身をむくむくと包み込む。
だけど、腹の底の方からじんわりと登ってくる重く濁った感情もあって。
罪悪感。
それに気付いてしまったら今度は続々と苦い種類の感情も湧いてきた。
同情。
戸惑い。
恐れ。
グルグルと渦巻き情緒が安定しない。
喜びと濁った感情が拮抗し頭が狂いそうだ。
俯いたままの立花亜樹を見下ろす。
えずいてしまいそうな程に何かが内から込み上げてくる。
そしてまた醜く顔が歪む。
俺は笑っていた。
ああ、これが優越感か。
また次の瞬間には死にたくなって。
なんて俺は醜い生き物なんだろう。
今からコーティング剤を塗ると言っていたのに椅子に掛け立花亜樹は呆然としている。
「どうしました?」
「…あー、うん。」
俺の声が届いていないのか、又は届いた上で言葉を探しているのか。
彼はそれだけ発して黙り込んでしまった。
数時間前まではいつもの立花亜樹だったが、やはり飲み物を買いに行ってから何かあったようだ。
何の前触れもなく急に細谷咲を連れて来たのだから何かあったどころではないだろうと予想もつくが…。
森本先生は何か事情を知っていそうではあったが今は細谷咲と帰路についているだろうし、俺と細谷咲の関係を知らない森本先生に何があったのか興味津々に訊ねるのはあまりにも不自然だ。
俺は動かず口も開かない立花亜樹を前に途方に暮れていた。
細谷咲は帰ってしまったので、残念だけれど俺のこの後の予定はなくなったという事だ。
学校には19時まで居られる。
今日は立花亜樹の気が済むまで付き合うか。
俺も近くにあった椅子を引き寄せ、立花亜樹の横に腰を下ろす。
すると立花亜樹が唐突に口を開く。
「ザキセン?」
「どうしました?」
「俺間違ってたのかな?」
「何が…なぜ…そう思うんですか?」
「咲…。あんま嬉しそうじゃなかった。」
絵を披露した時の事だろうか。
その瞬間の細谷咲を俺は見ていなかった。
立花亜樹の絵を見た彼女が喜んで彼との仲を深めるところなんて目撃したくない一心で早々に準備室に逃げ込んでいたのだ。
「すみません。僕は席を外していたので細谷さんの反応を見ていないんです。だけど…ビックリして言葉に出来なかっただけではないでしょうか?」
「咲もそう言ってたけど…。全然違ったんだよ。スマホの画像見ている時とか、職員玄関前の絵を見てる時とかさ。凄い切なそうに見てるんだ。本当に心が動いてる感じ。そういうの俺の絵には感じてなさそうだった。」
職員玄関前の絵…?
もしかして俺の絵だろうか?
いや、いけない。
生徒が傷付いているのに、まるで出し抜くみたいに自分だけ喜ぶつもりでいた。
細谷咲は立花亜樹の言いつけを守って自慰までするくらい彼との関係を維持する事に必死になっていたんだ。
それだけ失いたくないと思っているからこそだ。
そんな存在から自分の事だけを想って描いたと言われ、あの絵をプレゼントされれば嬉しかったに違いない。
それが立花亜樹には伝わっていないだけではないだろうか。
「立花君。たまたま見掛けた物と人からプレゼントされた物だと思い入れが違います。自分で見掛けて気に入った物はその人にとっては確かに良い物なんでしょう。それだけ惹かれる何かがあったというわけですから。でも人から、特に大切な人からプレゼントされた物に対しては色々な感情が生まれて直ぐには反応を表に出せないのかもしれないですよ。とくに今回はサプライズでしたし、きっと細谷さん本人にも直ぐには分析しきれない想いがあったんですよ。後からじわじわ湧いてくる感情もありますし。」
「うん…そうかな…。そうだと良いけど…。」
俺の言葉は気休めにもならないか…。
立花亜樹の様ないつも堂々としている人間が落ち込んでいるとどうしたら良いのか俺には分からない。
「コーティング…休み明けにしませんか?今日はゆっくり話聞きますよ。」
そう言って立花亜樹の右肩に手を置く。
そこから伝わってくる震え。
「ザキセン…。」
声まで震えている。
そして肩にある俺の手に彼は自分の左手を重ね、それに縋るように頬擦りし声を絞り出した。
「咲。俺より好きな人出来たって…。」
「え…」
瞬間、横っ面を引っぱたかれた様な衝撃に襲われる。
「なんっ…、え?」
震えながら俯く立花亜樹のつむじを眺めるしか出来ない。
「いやいや、まさか。何かの間違いじゃ…」
「間違いじゃない。本人に言われた。もう無理だって言われた。別れたいって思ってるっだとっ…ぅ」
とうとう泣き出してしまった。
俺は慌てふためく。
どうして良いのか分からない。
男子高校生の泣くところなんて甲子園の中継でしか見た事がない。
俺の言葉なんて何の役にも立たない事はさっき証明された。
もともと上手くもない言葉選びの難易度が益々上がる。
俺は必死に言葉を探す。
だけどどこか片隅の方で細谷咲の想い人が気にもなっていた。
一体誰なんだ?
そんな移ろ気な子には思えなかったけれど。
本当に立花亜樹を想っているんだと思っていたから…。
「ずっ…、なんか、俺が…。ザキセンも知ってると思うけど…、俺、いつも調子乗ってんじゃん?咲の事とか、友達の前で色々言ってんの。ホント調子乗ってて…。なんか咲それ知ってた。でも俺に嫌われたくないから知らない振りしてて。だけど俺、そんな事全然分かってなくて、自分の事ばっかで…。咲は本当はもっと俺に真剣に困ってる事とか一緒に考えて欲しかったんだって。俺は咲は強い子だと思ってたから。支えるとか全然分かってなっ…くぅ。…俺じゃなくて…自分の事みたいに一緒に悩んでくれる人が居るって急に言われて…ぅっ…」
支離滅裂ではあるけれど状況は何となく分かる。
立花亜樹ではない細谷咲の悩みに寄り添っている人物?
それは誰だろう。と理論的に思考している頭を介さず勝手に心臓が高鳴り出した。
落ち着け。
そんな事は有り得ないから絶対に思い上がるな。
必死にコントロールを試みるけれど、胸の中は全力疾走した後のように暴れている。
俺は平静を装い今は目の前の立花亜樹を慰める事に集中しなくてはならない。
俺の手の上にある立花亜樹の手。
その上に更に空いていた手を乗せ包むようにして撫でてやる。
「俺が自己満足に絵を描いてる時咲は…。咲は俺以外を頼った自分が悪いって言ってたけど。それは俺もちょっとどうなの?って思ったけど。でも俺がもっとちゃんと分かってたらって本当に思うのに…。咲は俺は悪くないから何も変わらなくて良いって言う…。でも俺は怒って欲しかった。変われって言って欲しかった。好きじゃなくなる前に俺の間違いを教えて欲しかった…。」
「立花君…。」
「咲ずっと俺に付き合ってもらってるって思って遠慮してたんだって。俺は同じ気持ちだと思ってたのに…。そいつには嫌われたくないとか考えないでワガママ言えるんだって。理解し合えるんだって…。なんだよそれ…。言わないで分かるとかホントにあんの?」
俺は答えられなかった。
言わないで分かる事はない。
完全な理解も存在しない。
だけど、立花亜樹と細谷咲には決定的な違いがあり、それが二人の溝を深めたのは明白だった。
その違いとは自信だ。
自信は能力の有無には比例しない。
どれだけ周囲が魅力的に思っていても本人に自信がなければそんなもの何の価値もない。
この二人が傍から見てどれだけ釣り合っていたって、そのどちらかの自信が不足していたらその分立場は下がってしまう。
立花亜樹はルックスも良ければコミニュケーションスキルも高い。
かなりの者が彼を魅力的な人間だと評価しているであろうし本人にその自覚もある。
しかしだからと言って細谷咲が釣り合っていないなんて事もない。
立花亜樹よりも控えめな分目立ちはしないが、彼女だってかなりの者に魅力的だと評価されているはずだ。
少なくとも俺個人から見た二人は悔しいくらいにお似合いだし、対等足り得ると思う。
それでも自信のない細谷咲は立花亜樹の隣に堂々と立つ事を躊躇ってしまうのだ。
そしてそれは自信家な立花亜樹には到底理解が及ばないのだろう。
その点で俺は細谷咲の気持ちが理解出来た。
だからきっと彼女は俺にはワガママが言えたんだ。
とそこまで考えてハッとした。
いつの間にか俺は完全に確信してしまっている。
細谷咲の想い人が自分なのだと。
これと言った根拠もない。
何に対しても自信を持たない俺がこんな思考に取り憑かれるのは初めての事だ。
だけどなぜか分かる。
追い詰められているとはいえ、とんでもない依頼を食い下がってまで俺に提案してきた細谷咲。
いつも彼女はどれだけ拒んでも懇願してきた。
そして繰り返される普通では有り得ない毎週木曜日の接触。
今思えば違和感はいくらでもあった。
流石に俺に特別な感情がなければ説明がつかない。
ふつふつと湧き上がってくるコレはなんだろう?
気持ち悪くにやけそうになるのを堪えた。
喜びに身体が内から満たされていく。
細谷咲は俺と同じ気持ちなのかもしれない。
今まで生きてきた中で経験がない程大きな幸福感が毛穴から噴出し全身をむくむくと包み込む。
だけど、腹の底の方からじんわりと登ってくる重く濁った感情もあって。
罪悪感。
それに気付いてしまったら今度は続々と苦い種類の感情も湧いてきた。
同情。
戸惑い。
恐れ。
グルグルと渦巻き情緒が安定しない。
喜びと濁った感情が拮抗し頭が狂いそうだ。
俯いたままの立花亜樹を見下ろす。
えずいてしまいそうな程に何かが内から込み上げてくる。
そしてまた醜く顔が歪む。
俺は笑っていた。
ああ、これが優越感か。
また次の瞬間には死にたくなって。
なんて俺は醜い生き物なんだろう。
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