3 / 38
第一章
出会い。或いは「出遭い」1
しおりを挟む
「大丈夫ですかぁ~?」
間の抜けた声が神沢和泉の頭上から降りかかった。
すでにあたりは真っ暗で、人の気配がない寂れた神社に聞こえるのは、鳥かなにかの鳴き声くらいか。昼間は半袖でもいいくらいの気候になっていたが、日が落ちるとまだまだ肌寒い。半袖のシャツ着用の制服姿では風邪をひく。
ぶるっと身を震わせて、和泉は寒さに自分で自分を抱くようにして目を閉じたまま丸まる。
寒い、寒いけど、これは気温が低くて寒いだけだろうか。
また、なにかおかしなモノがいるんじゃあ。いやいやそれどころか取り囲まれていたらどうしよう。意識がはっきりしてくるほどに、心臓がばくばくする。
うっすらと滲む汗は、かえって身体を冷やす。これはこのままじゃいられないと、おそるおそる目を開いた。
「あ、よかったですよぅ~、大丈夫です~?」
二度目に聞こえたその声に、和泉の意識は完全に覚醒した。
がばっと身を起こして向き直ると、相手を指差して叫んだ。
「ああああああ~~っ?」
その声に、相手はわずかに引いたが、動じたというほどでもなく、すぐにきょとんとした顔になる。
「あんただ、あんたっ。あんたを探してたんだよっ……ああよかったぁ、見つかったぁ……」
はぁああ~っと深く嘆息を漏らすと、落ち着け~、落ち着け~、と呪文を唱え、辺りを見回す。
近所の神社に飛び込んだまではなんとなく覚えている。男は拝殿前の賽銭箱の上に腰掛けていた。賽銭箱は石造りなので壊れはしないだろうが、罰当たりな。そして、寒かったのは石段になったところに寝かされていたからか、と納得した。
周囲の状況が飲み込めると、ポケットからスマホを出して時間を確かめた。
工場へ行ったのは朝。今はもう夜の八時。
スマホにはいくつもの通知がずらりと並んでいた。それだけでも時間の経過と状況がわかる。だが今はそれどころじゃない。
こいつに逃げられたら、ふりだしどころか最初のコマでゲームオーバーだ。
和泉は相手を見上げて、まじまじと相手を見つめる。
白い肌、黒い髪と瞳、ごく普通の人に見える……が、どうにも違和感が強い。
白い長着を着ているせいで幽霊っぽく見えているだけでもなくて、なんというか、存在感のようなモノが希薄なのだ。
ふわふわと飛んで行きそうな、触れたら破れそうな、と、そこまで考えて、和泉は頭を振った。まるで女の子への比喩じゃないか。目の前の男は、そんな外見ではけっしてないのに。自分とそんなに変わらない背格好だったはず。
男はそんな和泉の様子を見て困ったように笑った。
「えぇ~っと……探してた、んですかぁ? こないだの、道で会った人、ですよねぇ。見えてる人」
「そうっ、それでっ。困ったコトになっちまってるんだよっ」
「おやまぁ、それはたいへんですねぇ」
「いやいや、そんなすっとぼけたコトぬかしてんじゃないよ、あんたと会ってから、たいへんなんだよっ」
「おやおや……と、そういえば……」
呑気にも見えた男が、ふいに眉を寄せた。
「あたしもあなたに会ってから、ちょいとおかしいと言えばおかしいようなぁ……」
和泉の瞳に光が宿った。
微かに希望が見えた気がした。
「おかしな話なんですけどぉ……前に、あなたと会ったこと、ありましたかねぇ~?」
男は首を左右にゆらゆらと揺らした。右手で軽く揺れる頭を支え、それでもゆらゆら揺らしている。考える時の癖なのだろうか。風にそよぐ柳のようだ。
「なぁんか、あたしゃいろいろ忘れているんですけどね、ここまで出てるのにぃ~ってなってきたの、はじめてでしてねぇ~」
喉の辺りに右手を移して、ここまで~っと苦笑いを浮かべる。
「記憶喪失、なのか?」
「どうなんですかねぇ。あたしも普通の人間とはちぃっと違うみたいなんで、よくわからないんですよねぇ~」
困った困った、とのんびり笑う男を見て、恐怖や焦りでいっぱいになっていた和泉は、少しだけだが気持ちが和んだ。
がちがちに強張っていた緊張がほぐれて泣きそうな顔になっていた。
その時、手元のスマホが鳴った。
「あ、ちょっとごめん……、そこにいてくれよ?」
頷いて寛いだ姿勢になる男を視野に入れながら、和泉はスマホの画面を見て、電話に出た。
「あ、母さん……うん、うん……ごめん、どうしてもって頼まれて、バイト、代わってやってて……うん、忙しすぎて電話忘れてた……ああ、スマホ、鞄に入れっぱだった……うん、もう終わったから帰るとこ……ん、わかった、じゃ」
とっさについた嘘に辻褄を合わせて電話を切る。
「母親かい?」
「……ああ、親父がいないから、心配性になっちまってて……って、ああそうだ」
手元のスマホを持ち直し、連絡先教えろ、と男に催促する。
「ええっと……あたしゃそういうの、持ってないんですよねぇ~……というか、持てませんしぃ」
「え? じゃあうちの番号でも」
「あぁ~……そういう、身元が必要なもの、持てないんですよぅ~」
「……え?」
「だってほら~、人間じゃあ、ありませんしぃ~」
男の言葉に一度はふむふむと頷きかけた和泉は、次の瞬間、はぁあああああ~~っ?と大きな声を上げてしまった。もちろんすぐに口を両手で塞いで、確認するように周りを見回す。
「……えぇっと……人間、じゃあ、ない……」
「一応は、人間じゃあないようなんです~。あたしにもよくわからないんですけどねぇ」
ずずずっと無意識に座ったまま後退る。
「ちょいと待ってくださいよぅ~、幽霊とか、怖がらせるようなことはない、つもりですし~……」
今度は男が泣きそうな困惑顔で和泉を見つめた。
「あなたも困ってあたしを探してたんですよねぇ? あたしも困ってたんですよぅ。もしかしたら、助け合えるんじゃあないですかぁ?」
男は、ずっと腰掛けていた賽銭箱からひらりと下りて、和泉に近寄り目線の高さを合わせるべくしゃがみ込んだ。
「あたしゃ、酒寄……酒が寄ってくるサカキと呼ばれてましたぁ」
「酒寄……お、オレは、和泉……神沢和泉……」
「……かみ……さわ……?」
男……酒寄は、和泉の名字にぴくりと反応したが、和泉はそれを見落とした。
「あ~……、みんな、和泉の方が呼びやすいらしいから、あんたもそれでいいよ。あ、それと、どうやって連絡つければいいんだ?」
問われてゆらゆらとまた頭を揺らす。
「基本的には、あたしゃここらにいますから」
「わかった……明日、またここに来る……けど、その……、帰り道、いっしょにうちまで来てくれねぇか?」
「あ。見たくないんですねぇ?」
酒寄はにまにまと口角を上げた。
間の抜けた声が神沢和泉の頭上から降りかかった。
すでにあたりは真っ暗で、人の気配がない寂れた神社に聞こえるのは、鳥かなにかの鳴き声くらいか。昼間は半袖でもいいくらいの気候になっていたが、日が落ちるとまだまだ肌寒い。半袖のシャツ着用の制服姿では風邪をひく。
ぶるっと身を震わせて、和泉は寒さに自分で自分を抱くようにして目を閉じたまま丸まる。
寒い、寒いけど、これは気温が低くて寒いだけだろうか。
また、なにかおかしなモノがいるんじゃあ。いやいやそれどころか取り囲まれていたらどうしよう。意識がはっきりしてくるほどに、心臓がばくばくする。
うっすらと滲む汗は、かえって身体を冷やす。これはこのままじゃいられないと、おそるおそる目を開いた。
「あ、よかったですよぅ~、大丈夫です~?」
二度目に聞こえたその声に、和泉の意識は完全に覚醒した。
がばっと身を起こして向き直ると、相手を指差して叫んだ。
「ああああああ~~っ?」
その声に、相手はわずかに引いたが、動じたというほどでもなく、すぐにきょとんとした顔になる。
「あんただ、あんたっ。あんたを探してたんだよっ……ああよかったぁ、見つかったぁ……」
はぁああ~っと深く嘆息を漏らすと、落ち着け~、落ち着け~、と呪文を唱え、辺りを見回す。
近所の神社に飛び込んだまではなんとなく覚えている。男は拝殿前の賽銭箱の上に腰掛けていた。賽銭箱は石造りなので壊れはしないだろうが、罰当たりな。そして、寒かったのは石段になったところに寝かされていたからか、と納得した。
周囲の状況が飲み込めると、ポケットからスマホを出して時間を確かめた。
工場へ行ったのは朝。今はもう夜の八時。
スマホにはいくつもの通知がずらりと並んでいた。それだけでも時間の経過と状況がわかる。だが今はそれどころじゃない。
こいつに逃げられたら、ふりだしどころか最初のコマでゲームオーバーだ。
和泉は相手を見上げて、まじまじと相手を見つめる。
白い肌、黒い髪と瞳、ごく普通の人に見える……が、どうにも違和感が強い。
白い長着を着ているせいで幽霊っぽく見えているだけでもなくて、なんというか、存在感のようなモノが希薄なのだ。
ふわふわと飛んで行きそうな、触れたら破れそうな、と、そこまで考えて、和泉は頭を振った。まるで女の子への比喩じゃないか。目の前の男は、そんな外見ではけっしてないのに。自分とそんなに変わらない背格好だったはず。
男はそんな和泉の様子を見て困ったように笑った。
「えぇ~っと……探してた、んですかぁ? こないだの、道で会った人、ですよねぇ。見えてる人」
「そうっ、それでっ。困ったコトになっちまってるんだよっ」
「おやまぁ、それはたいへんですねぇ」
「いやいや、そんなすっとぼけたコトぬかしてんじゃないよ、あんたと会ってから、たいへんなんだよっ」
「おやおや……と、そういえば……」
呑気にも見えた男が、ふいに眉を寄せた。
「あたしもあなたに会ってから、ちょいとおかしいと言えばおかしいようなぁ……」
和泉の瞳に光が宿った。
微かに希望が見えた気がした。
「おかしな話なんですけどぉ……前に、あなたと会ったこと、ありましたかねぇ~?」
男は首を左右にゆらゆらと揺らした。右手で軽く揺れる頭を支え、それでもゆらゆら揺らしている。考える時の癖なのだろうか。風にそよぐ柳のようだ。
「なぁんか、あたしゃいろいろ忘れているんですけどね、ここまで出てるのにぃ~ってなってきたの、はじめてでしてねぇ~」
喉の辺りに右手を移して、ここまで~っと苦笑いを浮かべる。
「記憶喪失、なのか?」
「どうなんですかねぇ。あたしも普通の人間とはちぃっと違うみたいなんで、よくわからないんですよねぇ~」
困った困った、とのんびり笑う男を見て、恐怖や焦りでいっぱいになっていた和泉は、少しだけだが気持ちが和んだ。
がちがちに強張っていた緊張がほぐれて泣きそうな顔になっていた。
その時、手元のスマホが鳴った。
「あ、ちょっとごめん……、そこにいてくれよ?」
頷いて寛いだ姿勢になる男を視野に入れながら、和泉はスマホの画面を見て、電話に出た。
「あ、母さん……うん、うん……ごめん、どうしてもって頼まれて、バイト、代わってやってて……うん、忙しすぎて電話忘れてた……ああ、スマホ、鞄に入れっぱだった……うん、もう終わったから帰るとこ……ん、わかった、じゃ」
とっさについた嘘に辻褄を合わせて電話を切る。
「母親かい?」
「……ああ、親父がいないから、心配性になっちまってて……って、ああそうだ」
手元のスマホを持ち直し、連絡先教えろ、と男に催促する。
「ええっと……あたしゃそういうの、持ってないんですよねぇ~……というか、持てませんしぃ」
「え? じゃあうちの番号でも」
「あぁ~……そういう、身元が必要なもの、持てないんですよぅ~」
「……え?」
「だってほら~、人間じゃあ、ありませんしぃ~」
男の言葉に一度はふむふむと頷きかけた和泉は、次の瞬間、はぁあああああ~~っ?と大きな声を上げてしまった。もちろんすぐに口を両手で塞いで、確認するように周りを見回す。
「……えぇっと……人間、じゃあ、ない……」
「一応は、人間じゃあないようなんです~。あたしにもよくわからないんですけどねぇ」
ずずずっと無意識に座ったまま後退る。
「ちょいと待ってくださいよぅ~、幽霊とか、怖がらせるようなことはない、つもりですし~……」
今度は男が泣きそうな困惑顔で和泉を見つめた。
「あなたも困ってあたしを探してたんですよねぇ? あたしも困ってたんですよぅ。もしかしたら、助け合えるんじゃあないですかぁ?」
男は、ずっと腰掛けていた賽銭箱からひらりと下りて、和泉に近寄り目線の高さを合わせるべくしゃがみ込んだ。
「あたしゃ、酒寄……酒が寄ってくるサカキと呼ばれてましたぁ」
「酒寄……お、オレは、和泉……神沢和泉……」
「……かみ……さわ……?」
男……酒寄は、和泉の名字にぴくりと反応したが、和泉はそれを見落とした。
「あ~……、みんな、和泉の方が呼びやすいらしいから、あんたもそれでいいよ。あ、それと、どうやって連絡つければいいんだ?」
問われてゆらゆらとまた頭を揺らす。
「基本的には、あたしゃここらにいますから」
「わかった……明日、またここに来る……けど、その……、帰り道、いっしょにうちまで来てくれねぇか?」
「あ。見たくないんですねぇ?」
酒寄はにまにまと口角を上げた。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
祓い屋と妖狐(ただし子狐)
朏猫(ミカヅキネコ)
キャラ文芸
僕はどうしてもあれがほしかった。だからお賽銭を貯めて人に化けて、できたばかりの百貨店にやって来た。そうしてお目当てのあれを探していたんだけれど、僕を妖狐だと見破った男に捕まってしまい――。僕を捕まえた人間は祓い屋をしていた。僕はいなり寿司を食べさせてくれる代わりに、双子の狛犬や烏と一緒に使い魔をしている。そうして今日も僕は祓い屋の懐に潜り込んでいなり寿司を買いに……もとい、妖を祓いに行くんだ。
あやかし雑草カフェ社員寮 ~社長、離婚してくださいっ!~
菱沼あゆ
キャラ文芸
令和のはじめ。
めでたいはずの10連休を目前に仕事をクビになった、のどか。
同期と呑んだくれていたのだが、目を覚ますと、そこは見知らぬ会社のロビーで。
酔った弾みで、イケメンだが、ちょっと苦手な取引先の社長、成瀬貴弘とうっかり婚姻届を出してしまっていた。
休み明けまでは正式に受理されないと聞いたのどかは、10連休中になんとか婚姻届を撤回してもらおうと頑張る。
職だけでなく、住む場所も失っていたのどかに、貴弘は住まいを提供してくれるが、そこは草ぼうぼうの庭がある一軒家で。
おまけにイケメンのあやかしまで住んでいた。
庭にあふれる雑草を使い、雑草カフェをやろうと思うのどかだったが――。
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
ブラックベリーの霊能学
猫宮乾
キャラ文芸
新南津市には、古くから名門とされる霊能力者の一族がいる。それが、玲瓏院一族で、その次男である大学生の僕(紬)は、「さすがは名だたる天才だ。除霊も完璧」と言われている、というお話。※周囲には天才霊能力者と誤解されている大学生の日常。
羅刹を冠する鬼と狐
井上 滋瑛
キャラ文芸
帝国華羅に羅刹院という、羅刹士を束ねる特殊組織があった。
帝国公認でありながら干渉を受けず、官民問わない依頼と契約、その遂行を生業とする。
その依頼内容は鳥獣妖魔の討伐から要人警護、更には暗殺まで表裏問わず多岐に渡る。
ある日若手羅刹士の遼経が依頼を終えて拠点に戻ると、かつて妖魔が支配していた都市、煥緞が妖仙の兄弟によって陥落された事を知る。
妖仙の狙いはかつて煥緞に眠っていた古代霊術だった。
一度はその討伐参加を見送り、元担当院士の玉蓮と共に別なる古代霊術の探索に出発する。
かつて古代霊術が眠っている遺跡発掘の警護中に殉職した父。
古代霊術の権威であった大学院の教授の警護中に失踪した恋人。
因果は巡り、自身の出生の真実を知らされ、そして妖仙の兄弟と対峙する。
【完結】陰陽師は神様のお気に入り
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
キャラ文芸
平安の夜を騒がせる幽霊騒ぎ。陰陽師である真桜は、騒ぎの元凶を見極めようと夜の見回りに出る。式神を連れての夜歩きの果て、彼の目の前に現れたのは―――美人過ぎる神様だった。
非常識で自分勝手な神様と繰り広げる騒動が、次第に都を巻き込んでいく。
※注意:キスシーン(触れる程度)あります。
【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう
※「エブリスタ10/11新作セレクション」掲載作品
ワケあり異類婚御夫婦様、憩いの住まいはこちらでございます。
蒼真まこ
キャラ文芸
異類婚夫婦の入居を歓迎する『みなも荘』。姿かたちは違えども、そこには確かに愛がある─。
幼い頃に両親を亡くした秋山楓は、孤独感を抱えながら必死に生きてきた。幼い頃の記憶を頼りに懐かしい湖へ向かうと、銀色の髪をした不思議な男性と出会う。それは楓にとって生涯の伴侶となる男性だった。しかし彼はただの人ではなく……。
困難を乗り越えて夫婦となったふたりは、『ワケあり異類婚夫婦』の住む、みなも荘を管理していくことになる。 様々な異類婚夫婦たちが紡ぐ、ほっこり日常、夫婦愛、家族の物語。
第一章は物語の始まり。楓と信の出会いと再会。 シリアスな部分も含みます。 第二章より様々な異類婚夫婦たちが登場します。 場面によっては、シリアスで切ない展開も含みます。 よろしくお願い致します。
☆旧題『いるいこん! ~あやかし長屋夫婦ものがたり~』
を改稿改題した作品となります。
放置したままとなっておりましたので、タイトルや表紙などを変更させていただきました。
話の流れなどが少し変わっていますが、設定などに大きな変更はありませんのでよろしくお願い致します。
☆すてきな表紙絵はhake様に描いていただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる