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138話 チョロい猫ちゃん☆
しおりを挟む「あ………、っ……ごめんなさい。こんなモノを見せてしまって………」
ブルンと飛び出した雫のペニスは、既にぬるぬるだった。獣の臭い匂い。紅葉と同じ、本気汁だ。
ムワッと広がる臭いに、雫は項垂れて、申し訳なさそうに謝った。だがその瞳には、ギラギラした色が灯っている。
(うわぁ………凄いねっとりとした雄の視線。おチンポもビンビンだし、………本当に私を綺麗だと思ってくれてるのかな?……それなら、少しだけ罪悪感も減る……かも……。騙す代わりに、せめて沢山気持ち良くなって貰おう……)
「凄くエッチな匂い……。雫さんのおチンポ、トロトロで美味しそう……。舐めても良いですか?」
「あっあ………、ハルミしゃん………ひ……なめ、な、っ………あう……」
上目遣いで、いやらしく見せつけるように、自身の唇を舐めて、甘い声で言うと、雫のペニスはぶるぶると震えた。そしてベチっと腹に付いて、ねちゃっと糸をひいた。
(凄い匂いとお汁の量。………もしかして、雫さんも魔力多いのかな?)
「雫さん、雫さんは、魔力多いですか?………もし、そうなら、沢山気持ちいい事しましょう?沢山おチンポミルク飲ませてください♡」
「ふ、ふぁい……。魔力は、人よりは多いと、思います……。っ……沢山気持ち良く……は、はぁはぁ……ハルミさん………」
雫は無意識に腰を揺らしている。その度にペチペチとペニスと雫の腹がぶつかり音がする。それを目で追って、ハルミはホッとした。魔力が多いのなら遠慮なく、安心して、精液を貰える。
(…………イアンさん、雫さんに、ちゃんと説明はしてないけど、私の体の事、ちゃんと分かってたんだよね?精液を飲まないと死ぬってロアンさんから聞いてたんだよね?だから、魔力の多い雫さんに、私の事を任せたのかな?……死なせるなって言ってたし……。ふう………。本当、ベルがチラつくなぁ。……でも、此処は紅葉君と似てる匂い……、はぁ♡)
クンクンと匂いを嗅ぐと、獣臭い独特な匂いがする。かなり臭い。だけど、この嗅ぎなれたくっさいえっちな匂いに、ハルミは興奮してしまう。
「雫さん♡私がおチンポを食べる所、見ててくださいね?ほら、食べちゃいますよ?」
チロチロと舌先を見せつけてから、ペロリと舐めあげると、雫の腰がビクリと跳ねて、びゅるっと精液が、飛び出した。
「ああっ!!!!!ごめんなさい!!!ごめんなさい!!!!ひぃ………止まりませ…んっ♡んんぐ……っ♡」
雫は目をぎゅっと瞑って、謝りながらも、びゅるびゅると長い射精をして、腰をヘコヘコと揺らしている。
(うわぁ……。すご……濃くて、粘っこいのに、量が多い………)
「ひ……ひぃ……ひ……あ、ご、ごめんなさい……。ぅ……うぅ……」
ひぐひぐと嗚咽を漏らして、雫は目元を腕で抑えている。
「雫さん?………泣かないで?嫌でしたか?……大丈夫ですか?」
優しく声を掛けると、雫はふるふると体を震わせている。未だにペニスはガチガチだ。
「嫌な訳がありませんよ!!!!わ、わ、私が、こんなに綺麗な方とこんな。こんな夢みたいな、いやらしい行為を出来るなんて……、う。うう、生きていて良かった……うぐっ………」
「ふふ♡嬉し泣きですか?……可愛い。………ねえ、雫さんのおチンポミルクとっても美味しいですよ♡」
ハルミは精液でドロドロの手を、舐める。雫は腕の隙間からそれが見えたのか、更にペニスが質量を増した。
「あ、ほ、ホントに私の精液を舐めてる……、エ、えろっ……、顔射して、精液舐めるとか……え、AVみたいだ………」
雫がポツリと、呟いた言葉にハルミはクスリと笑う。
「…………雫さんって、前世はどんな人だったんでしょうね?凄くいやらしい言葉を沢山知ってますよね?ふふ♡」
「ひゃ!!!そ、そうなんですか?わ、私は今何を?………うぅ……ごめんなさい……。また変な事を、言ってしまって……」
そう言って慌てる雫のガチガチペニスをパクリと咥えると、ビクビクと跳ねた。
「あぅぅぅんっ!!!!ハ、ハルミひゃんっ!!!!!ああっそんな!!!お口の中に、全部っ!!!!ふぁぁ……、ペニスが溶けそうです………♡」
(ん………、凄い固い……。ん……はっ♡臭いのに、美味しい……♡)
精液を求めてしまう、この厄介な体質のせいで、おチンポを咥えると理性がドロドロに溶けてしまう。
ハルミの目は♡マークだ。
(…………ごめんなさい。アーノルドさん、………ベル……皆……)
僅かに残った理性で、ハルミはアーノルド達に謝った。
◇◇◇◇◇◇
「はぁぁ♡ハルミしゃん♡ちんぽ気持ちいいれす♡んぁ♡溶けちゃいますぅ♡ん……っ……♡」
「ふふ♡雫さん♡凄くトロトロのお顔ですよ?………可愛いお顔………」
「あ…………ハルミさん……♡っ……また出ます……♡私、ごめんなさい♡ごめんなさい♡ああぅっ……!!!!」
ぐっと膨れ上がったペニスを咥えると、すぐにびゅる、びゅると精液が出る。3回目の射精だ。
「ん………。こんなに出したのに、凄く濃くて美味しい……♡雫さん、ご馳走様でした♡満足出来ました♡」
ジュぽっと吸って最後の一滴まで飲み干すと、雫は眉を顰めて気持ち良さそうに唸っている。
「うぐぅ♡すごいバキューム………♡はぁぁ………、終わりですか?もう?」
口を離したハルミを、雫は物欲しそうな顔で眺めている。まだまだ足りないと言う様にペニスも腹に付くくらい、また勃ちあがっていた。
「ハルミしゃん♡もっと………したいです……♡私も、貴女に触れたいです♡キスしたいです……♡にゃあ♡」
3度も射精させられて、遠慮が無くなった雫は可愛い声で、おねだりしてくる。もし、ハルミと雫が普通の知り合いだったら、そのお願いを聞いてあげても良いのかも知れないが、今のハルミと雫の関係は誘拐した側と誘拐された側だ。だから、そう簡単にお願いを聞いてあげられない。
(……………うん。いい感じ、だよね?…………私とのえっちな事に、どハマリしたって感じかな?……よし。ちょろいなぁ………)
「ハルミさん……♡ねえ、ハルミさん♡もっとしましょう?………にゃあ♡」
無意識なのか、雫は言葉の最後に小さく可愛く鳴いている。それを見て、可愛いと思うし、ムラムラして思わず、お願いを聞いてあげそうになるが、ハルミはぐっと堪える。
「………ね?雫さん?………私と最後まで、したいですか?………体を触りたい?この服の下、全部みたいですか?柔らかいおっぱいも、おまんこも……。ねえ?雫さん……。したいなら、私のお願いも聞いてくれますか?……………取引しましょう?」
「……………え?取引ですか……?あ、………………なるほど……」
ハッとした顔で雫は答えてから、眉間に皺を寄せている。そして、視線はあちこちに泳いでいた。
(…………っ……流石に、急ぎすぎたかな?………これじゃあ、利用しようとしてるのバレバレ?……不味ったかも……)
ハルミは冷や汗をかく。流石にそこまで雫は、チョロくは無かった。
(………………どうしよう。……これじゃあ、駄目かも……。絶対にバレた………)
祈るような気持ちで、雫を眺めていると、難しい顔をしていた雫は、視線をハルミに戻して、胸や股間の辺りを凝視して、ゴクリと喉を鳴らした。
「…………内容によっては、構いませんよ?わ、私ができる範囲でなら…………、取引に応じます……。その代わり、……さ……最後まで貴女としたい…………にゃあ♡」
雫は性欲に負けたようだ。
(……………よっしゃぁぁぁ!!!!!)
思わずハルミは内心でガッツポーズをした。
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