異世界召喚されたけど定番のチートも逆ハーレムも番も溺愛もエロもありませんでした。 無ければ自分で作れば良いのでは? よし、私頑張ります!!

福富長寿

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111話 視線☆

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「はぁ♡お嬢様……♡僕の子種を、おまんこの奥に沢山注いで差し上げますですよ♡」

ロアンはうっとりと呟いてから、ギンギンに勃起したおちんぽを、ハルミのおまんこにぐちゅりと押し当てた。だが、焦らすように何度もくちょくちょと擦り付けて、時には離す。ねちょぉ……と愛液と先走り汁が絡んで糸を引いた。

「嗚呼………勿体無くて……。挿れたいのに挿れられませんです……。お嬢様♡お嬢様♡ほら♡これも気持ちいいですよね?♡…………っ僕も気持ちが良いです♡はぁ♡はぁはぁはぁ♡」

くちょくちょくちょくちょと、いやらしい水音と、もどかしい刺激に、ハルミはロアンに甘い声でおねだりする。

「ロアンさん、お願い♡お願い♡中に沢山おちんぽみるく頂戴?早く…んっ……早く……♡っ………」

コリコリとクリちんぽにおちんぽを擦りつけていたロアンは、ハルミの言葉を聞くと、大きな瞳をギラギラと光らせて覆いかぶさってくる。そして、やっと、ぬぶりと音を立てて、おちんぽがおまんこに飲み込まれて行く。

(あ………♡来た………んっ………っ♡これで、やっと……終わる……っ…)

熱いおちんぽの感触に、おまんこは喜ぶ。快感を与えてくれるおちんぽをきゅうきゅうと締め付けている。だけどハルミの心はどこか冷静だった。一度愛されてするセックスを知ってしまったら、いくら体が精液を求めていても、アーノルドやグレンとする様な溺れる様な快感は無い。それにロアンとは元々そこまで親密でも無い。だから紅葉やシュエルとする様な、相手に沢山気持ち良くなって欲しいと言う想いも、そこまで持て無い。散々焦らされた体はおちんぽと精液を求めている。だけど、それだけ。

「あっ……♡ロアンさんっ♡つ………んぁ♡あっ♡あっ♡っ♡……………っぁ♡」


「はぁ♡お嬢様っ♡お嬢様のおまんこは凄いです♡はぁ……♡っ!!!嗚呼!!!まだ出したくないっ!!!!ぐっ……っ♡ん♡お嬢様気持ち良いですか?♡僕のおちんぽが好きになりましたですかっ?♡お嬢様♡嗚呼!!お嬢様っ!!♡はぁ♡っ……♡」

ごちゅごちゅと奥を突かれながら早く終わらないかなと考えてしまう。ロアンには悪いが正直疲れた。

(……んっ……もう、四時間以上してるよね?……っ………んっ……、はあ………ちょっと寝たい………。ふぅ……)

ゆさゆさと揺さぶられて眠気が湧いてくる。本当にロアンには申し訳ないが、くすぐり地獄で体力も限界だ。おしっこも飲ませてあげたし、もう十分ロアンも楽しんだだろうし。そろそろイって欲しい。早く精液が欲しい。終わってほしい。

「んぁ……♡っ………♡はぁ♡ろあんさ……ん。早く出してぇ……♡おちんぽみるく早くぅ♡」

そろそろイって欲しくて、甘い声で告げると、ロアンはぐいっとハルミの太ももを持ち上げて、上から押し潰すように抱き締めて激しく腰を打ち付け始めた。大きな体に押し潰されて全く身動きが取れない。種付けプレスだ♡

(んぐ………おも……………っ体……かたっ……)

「お嬢様っ♡お嬢様っ♡はぁはぁはぁ♡沢山出しますですからねっ♡孕んでくださいです!!!♡♡僕の子を孕んでくださいです♡♡♡♡♡っ………ハルミお嬢様っ♡♡んっ♡ぐっ………♡っ…♡やっぱり僕の……雌に…なってくださいです♡嗚呼♡お嬢様っ♡♡♡っ…………ぐぅ…………ガルルルッ…♡」

(っ………獣人の人って……孕ませプレイ……好きなんだ?っ……紅葉君と同じ様な事………言ってる………っ…ん……♡)

ごちゅごちゅ、ばちゅんばちゅんと音が鳴り、おまんこからは白く泡立った汁が飛び散る。ロアンの体重でハルミの体はマットに沈み込み、関節がミシミシと音を立てる。バキバキの筋肉に押し潰されて、正直少し苦しい。ベッドも激しく軋んでいる。

「んぐぁ♡んぁっ!!!♡ろあ…さんっ♡激しっ………、っんんむ!!!!!」

唇をバクリと大きな口で塞がれて、ベロンベロンと口内を舐め回されて、意識が朦朧としてくる。何度も奥を突かれてイってしまい、押さえつけられた足先はピンッと伸びる。

(っ…………。これ……っくるし…………んんむ……っ……。も、やだ……早く終わってぇ…………)

必死で自分でも、おまんこを締め付けるとなんだか違和感を感じる。おちんぽの根元が中でボコリと膨らんでいる。

(あっ………犬の?)

そう思った瞬間、中に熱い物を感じた。精液だ。ロアンもガルルルッ!!!と犬の様に激しく唸っている。射精した様だ。

「あっ……お嬢様ぁ♡出てますです♡はぁ♡沢山出ますですから♡孕んでくださいです♡っ……♡はぁ♡最高です♡お嬢様のおまんこは♡っ……♡はぁ♡気持ち良い♡っ………♡」

ビクンビクンと体を震わせながら、ロアンはハルミの髪に顔を埋めてハムハムと食んでは、はぁはぁと息をしている。それにハルミは、また少し嫌な気分になるが折角ロアンは気持ち良くイっているのだからそこに水を差すのも悪いと思い、我慢する。どうせ一度きり、これで終わりだ。

(っ………重たい…。足痛いなぁ…。……それに。髪の毛は、やめてって言ってるのに……。………っ…はぁ早くシャワー浴びたいな…)

精液を摂取した事で、発情と興奮も収まり、ハルミは、ぼんやりとそう思う。

「ん…………ロアンさん。も、抜いて?………少し重い………っ……」

早く退いてと告げるが、ロアンは、ふるふると首を振る。

「………っまだ出てますです♡まだ……約束は終わってませんです♡っ………はぁ♡お嬢様♡お嬢様♡いい匂いです♡髪も……♡はぁ♡………………………。…………な………ぃ………」

うっとりと呟いてから、最後はボソリと何かを言った。だがハルミはそれを聞き取れない。ぼーっとおまんこの中で、ビクンビクンと震えるおちんぽを感じて、きゅうきゅうとおまんこを締めつける。

(ん……ほんとだぁ……精液まだ出てる……。…………髪の毛……………やだなぁ……舐めないでよ……)

もしゃもしゃと髪を食まれて、ベロンベロンと舐められると鳥肌が立つ。やっぱり嫌だ。

お腹の中では未だにどぴゅどぴゅと精液が出ている。

(………………一回の射精が多いタイプ?オナニーして、魔力切れも納得だわ)

そう考えていると、ロアンは甘える様に頭をハルミの顔に擦り寄せて来た。

「お嬢様♡とても気持ちいいです♡はぁ♡お嬢様………僕の髪も舐めてくださいです♡お願いしますです♡」

ロアンのお願いに思わず眉が寄る。

(え…………。やだなぁ。ロアンさんの髪とか、舐めたく無い………)

紅葉の髪を舐めるのは嫌じゃないのに、ロアンの髪の毛を舐めるのは抵抗感が有る。それにハルミは元々そんな事をしたいとは思わない。

うっとりとこちらを見つめる大きな目に、仕方なくぺろりと一度だけ舐めて、それから誤魔化すように軽いキスを何度かする。

「…………お嬢様ぁ♡………っ……はぁ♡♡」

また、中でびゅルルルルと熱が放たれた。ロアンはハァハァと犬の様に舌を出してから、のそりと離れた。

おちんぽが抜けたおまんこは、ぱっくりと開いてドロリと中からは精液が溢れ出す。それをロアンは大きな瞳でじっと見つめていた。





▷▷▷▷▷▷






「…………っ……体痛いなぁ…」

シャワーを浴びながら関節をコキコキと鳴らす。ロアンは最後まで名残惜しそうにしていたが、先にシャワーを浴びて部屋を出て行った。どうやら今日は帰るようだ。それもその筈。既に日は暮れていた。なんとロアンとは6時間も行為をしていたのだ。

(……………っ……うわ。凄い出て来た………)

どろどろと流れ出す精液をシャワーで流してから、はあとため息を吐く。

(………………一度の約束で良かった。これじゃ体、もたないし……。……っ………髪の毛…………洗おう)

頭を洗いながら気分が沈む。紅葉から毛づくろいしたら駄目だと言われていたのに、結局してしまった。それに正直抵抗感が有る。自分から誰かの髪を舐めようなどとは今後きっと思わない。

(………………でも紅葉君の髪の毛は……別だなぁ……)




シャワーからあがり、うとうとしながらも自室に帰る。部屋には紅葉とシュエル。相変わらず二人でお話していた様だ。二人の顔を見ると何故かホッとした。

「ハルミっ!!!!遅い!!!………何処?……ハルミ?」

「ハルミ様?………お疲れのようですが大丈夫ですか?」

ぼうっと入り口で立ち止まるハルミに、シュエルは心配そうな顔だ。紅葉は立ち上がってキョロキョロしている。何時もならすぐに駆け寄ってくるハルミが近くに居なくて困惑している様だ。その様子にハルミはクスリと笑う。

すぐに駆け寄って抱きしめると、紅葉はゴロゴロと喉を鳴らして髪を舐めてくる。全然嫌じゃない。それどころか嬉しい。

「紅葉君………遅くなってごめんね。シュエルさんも、すみません。心配掛けて、でも大丈夫ですよ。ちょっと疲れただけですから、……………ふぁ……眠たくて」

欠伸をして告げるとシュエルはホッとした顔だ。紅葉はむしゃむしゃ髪を食べている。

「ふふ………紅葉君食べすぎ。お返し♡」

ハルミも紅葉の長い髪を一房手にとって口に含む。やっぱり紅葉の髪なら嫌じゃない。それどころか、嬉しそうな紅葉を見るともっと舐めてあげたいと感じる程だ。

「ハルミぃ♡毛づくろい嬉しい♡」

「……………紅葉君……もっと沢山舐めてあげるね。」

ペロペロと舐めてクスクスと笑い合う。

そんな風にしてるとシュエルがじっと窓の外を眺めて、眉を顰めているのに気がつく。

「シュエルさん?」

名を呼ぶと、シュエルはこちらに視線を戻してニコリと微笑んだ。

「………………外に何か有るんですか?」

尋ねるとシュエルは首を振る。

「いいえ。…………多分気のせいでございます。…………なにか視線の様な物を感じた気がしましたが……。何もありませんでしたし。このお屋敷には、ご主人様が簡易的な結界を張られていますので………。やはり、気のせいです」

そう言って微笑むシュエル。気になってハルミも窓に視線を向けたが暗い庭が見えるだけだ。


(へー。結界…アーノルドさん、そんなの張ってたんだ。……………。そう言えばベルも結界張ってたな。…………………視線?)

じっと、もう一度見るが、やはりなんの変哲も無い庭だった。










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