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58話 声☆
しおりを挟む足のマッサージも終わり肩を揉みながらハルミはシュエルに明日の事をどう伝えようか悩んでいた。
(………………どうしよ?なんて言えばいいのかな?………まあでもシュエルさんなら何でも大丈夫って言いそう………)
シュエルは流石元Aランク奴隷だなとハルミは思う。従順で大人しくて常にニコニコしている。大概の頼みは聞いてくれそうだ。
(……………体さえ動けばAランクだもんね?…………………そんな人に対して本当申し訳ないなぁ。……紅葉君と違ってあんまり性的な事を楽しめるタイプでも無さそうだし………。4回も出来るかな?………する時口を引き結んで嫌そうにしてるし、あんまり無理させたくは無いんだけどなぁ…)
だけどそうも言っていられ無い。して貰わないとならないのだ。それがシュエルの仕事なのだから。
(…………仕方ないよね。その為に買ったんだし………)
ハルミに肩を揉まれて気持ち良さそうに目を閉じるシュエルに罪悪感が湧いてくる。
キラキラとした綺麗な人だ。本来なら絶対に相手なんてして貰えない。弱みにつけ込んで無理にさせている。そう考えると胸がモヤモヤしてくる。
(………………相手からも多少は求めて貰えないといくら相手がイケメンでもえっちな事って楽しめないな)
はあとため息を吐いてハルミは口を開く。
「すみません。シュエルさん、明日のことなんですけど………………」
▷▷▷▷▷▷
(やっぱりムラムラする。………昨日あれだけグレンさんに中に出されたのに。………毎日飲まなきゃ駄目って事?それだと皆の魔力大丈夫かな?)
次の日にやっぱり体が精液を求めて発情してハルミはため息を吐く。結局昨日シュエルは二つ返事でオッケーだった。奴隷だから断る訳が無いのだが、それでも了承を得られたとあらば少しは気が楽になる。今回もマットでローションプレイだ。4回するって事でお昼過ぎから始める事にした。マッサージもしないといけないし、途中休憩も挟むのなら早い方がいい。
「シュエルさん。今回ちょっと多めに精液摂取しますけど本当に無理はしないでくださいね?……………しんどいなって思ったら声かけてください。………遠慮は絶対に無しですよ?これは命令ですからね」
そう告げるとシュエルはクスリと笑う。最初に比べればかなり打ち解けて来た。だからこそ嫌がる事や無理はさせたくない。
「はい。………………無理は致しません。どうぞ、この身を貴女様のお好きにしてくださいませ。」
シュエルはニッコリと笑った。今回もシュエルはパンツ一枚。ハルミも下着姿だ。
(…………さてとまずはマッサージからだね)
▷▷▷▷▷▷
「シュエルさん気持ちいいですか?」
「はい。とても、心地が良いです」
今回はローションと混ぜたオイルを使って全身を揉んでいく。腕を何時もよりヌルヌルとしたオイルで揉んでいくとふと視線を感じてシュエルを見ると目が合う。
「どうかしましたか?」
「いえ………なんでもありません」
シュエルは視線をそらしてそう言う。
(?)
少し気になったが気を取り直してマッサージを続けていく。しかしどうにも視線を感じる。胸に。
(まさかね?)
そう思うのだがやはり見られている。そう思うとおまんこがきゅんとする。
(少しは私に興味出てきたのかな?)
そうなら嬉しいし興奮してくる♡ドキドキしながらハルミはシュエルの全身マッサージを終えた。
(やっぱり見てたよね?嬉しい♡………ふふ♡)
シュエルの様子をこっそりと伺って見るとやはりチラチラと胸の谷間やお尻を見ていた。その視線にハルミのおまんこは濡れ濡れになる♡パンツにじゅわっと愛液が染みる♡
(……………ふふ♡)
シュエルの下半身をチラリと見るとパンツの中でおちんちんも大きくなってもっこりしている♡
(なんだ♡興奮してくれてるんだ?……………よかった♡)
「シュエルさん?それじゃあ、精液摂取しますからおちんぽ触っていきますね♡」
テンションがあがって少しエッチに声をかけてローションをたっぷりおちんぽに垂らす♡パンツの上からぬりゅぬりゅ塗り込んで行くとおちんぽがすぐにガチガチになってハルミはぺろりと舌なめずりした。
(やっぱりえっちはこうじゃないとね♡)
「シュエルさんおちんぽ、お外に出しますね♡」
そう告げてシュエルの方を見てハルミは固まった。シュエルはやはりグッと口元を引き結んでいる。
(あ…………)
それを見て盛り上がっていた気持ちは一瞬で萎えた。
(………………なんだ、やっぱり私の自意識過剰かぁ…………。………はあ。そっかぁ………。めっちゃ嫌そう、…………勃起は生理現象じゃん)
途端に気分が沈む。それでも精液を飲まないといけないからハルミはそっとパンツを下ろしてぶるんと出て来たローション濡れのおちんぽを手で擦る。
(…………………なんかしんどいな)
何度かちゅこちゅこしてそして最後だけ口に含む。ぴゅるるっと出る精液を飲み込んで、またはあとため息を吐く。やっぱりシュエルは声を出さない口をグッと引き結んで更には目もぎゅうっと瞑っているのが見えた。
(虚しい………。………つらい……)
そうは言っても後3回。射精させなければならない。
「シュエルさん?続けても大丈夫ですか?」
そう尋ねるとシュエルはとろんとして頷く。
(射精は気持ちいいのかな?)
おちんちんもまだ勃ったままだ。つうっと舌を這わすとおちんぽはピクピク震えている。
(せめて早く終わらせてあげよう)
先っぽを咥えてカリ首に唇が引っかかるように唇を窄めてくぽくぽと顔を前後させて絞り取る。先走りが出てきたので舌先をおちんぽの穴にグリッと入れると
「ひゃぁん!!!!」
可愛い声がした。ビックリして顔を上げると真っ赤な顔のシュエルと目が合った。
「もっ、申し訳ありません……、はしたない声を………っ……出してしまいました!!!お許しください………!!」
そう言ってシュエルは真っ青になる。
「へ?」
ハルミは間抜けな声を出した。
▷▷▷▷▷▷
ポカンとしているとシュエルは真っ青な顔で目を泳がせている。おちんちんはしゅんと萎えてしまった。
「シュエルさん?ごめんなさい……、あの。もしかして痛かったですか?」
(…………刺激強すぎたかな?)
「い、いえ。とても気持ちが良かったです。………………なので、声を我慢できず申し訳ありません………。不出来な奴隷で……申し訳ありません…………っ」
そう言ってシュエルはぎゅっと目を瞑っている。まるで叱られる前の子供のようだ。
「シュエルさん?気持ちいいなら声出して大丈夫ですよ?………その方が私嬉しいし……」
そこまで言ってハルミはハッとする。そう言えば前に紅葉から聞いた。純奴隷は性教育を受ける、その中でセックスの時は声を出さないのがマナーだと習うと言っていた。
(あ………じゃあ、嫌がってたんじゃ無くて…………声我慢してたの?気持ちよくて?)
じゅわっとおまんこが濡れる。だってそんなのえろすぎる♡必死に声を我慢して目をぎゅっと瞑って口も引き結んでいたんだとしたらえろすぎる♡プロ奴隷としてマナー通りに頑張っていたんだとしたら健気すぎるっ♡ハルミはそっと身を起こしてシュエルの顔の近くに行く。それからそっと頬を撫でるとシュエルは恐る恐る目を開けた。その目には怯えの色が有る。叱られると思っているのだろうか?
「シュエルさん、正直に答えてね?……………おちんぽずっと気持ちよかったんですか?」
ハルミが尋ねるとシュエルの顔が赤く染まる。
「ね?おちんぽずっと気持ちよかったんですか?…………声我慢してたんですか?」
2度聞くとシュエルはコクリと頷く。その顔は可愛い♡めちゃくちゃ可愛い♡真っ赤な顔で瞳が不安げに揺れている♡
(あっ♡こんなの見せられたら我慢できない、………………気持ちいいなら良いよね?………私との精液摂取……嫌じゃないんだよね?♡)
「シュエルさん♡可愛い♡………………良かったです♡嫌なのかと思ってました私……」
すっと頬をいやらしく撫でるとシュエルは
んっと甘い吐息を漏らす。
「嫌なんて……そんな事はありえません。……ハルミ様はとてもお優しい、その手で優しく触られると全部気持ちが良いです……。………貴女様に気にいって貰いたくて……、わたくしはぁ……ちゃんとしないといけないと……声を我慢して……」
とろんとしてシュエルはそう言う。
「……………シュエルさん♡嬉しい♡ね?お願い♡これからは声出して欲しいです♡マナーとかそう言うの全部忘れて一緒に気持ちよくなりたいです♡駄目ですか?」
そう告げるとシュエルの瞳が甘く揺れる。
「一緒に…………?」
シュエルはポツリと呟く。
「はい♡一緒にです。…………シュエルさん、私のおっぱい見てましたよね?正直に答えてくださいね?♡」
シュエルの目の前で胸を揺らすとシュエルは食い入るように見つめている♡
「………み、見ておりました……」
赤い顔で言うシュエルはめちゃくちゃえっちだ♡
「おっぱい好きなんですか?でも初めての日は反応してなかったですよね?」
「…………あの時は緊張しておりました。……………ですが今はハルミ様の胸部はとても魅力的に見えます……っ、柔らかそうで…………凄く……いやらしい。………お部屋でのマッサージの時もずっと見ておりました♡」
シュエルの言葉に嬉しくなってブラを外してぷるんとした生おっぱいを見せつけるとシュエルの萎えていたおちんぽがグンッと勃ちあがった♡
(あ♡ふふ♡良かったぁ♡シュエルさんもえっちな奴隷さんだ♡………これなら楽しめるね♡)
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