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23話 寝ぼける☆
しおりを挟む「はい、お口開けてね」
ハルミがそう声を掛けると紅葉はパカリと口を開く。そこへ料理の乗ったスプーンを運ぶ。
「はい。しっかり噛んでね?お水も欲しかったら言ってね?」
「………………はい。………美味しい……ハルミは料理も上手……」
紅葉はもぐもぐしてから飲み込んでそして微笑む。アーノルドは今日は朝まで帰らないと出掛けてしまったのでハルミはキッチンを借りて二人分料理を作った。大きな屋敷だけど殆どの部屋を使っていないようで常駐している使用人も二人だけだ。料理を用意すると言われたがそれをハルミは断った。何もやる事が無いのは辛い。だから自分の分の料理は自分で作る。
本当は自分の分だけを作り紅葉の分はちゃんと良い物を用意して貰おうかと思っていたが紅葉もハルミが作った物が良いと言うので二人分だ。そして一人では食べられない紅葉に手ずから食事を食べさせてあげている。
「美味しい?……ふふ。口にあったなら良かったぁ。………紅葉君って好きな食べ物ってあるの?好きな料理とか」
「………料理は良くわからんが………比較的肉類は好きな方……です。」
そう紅葉は答えた。
「そっか。じゃあ明日はお肉系で何か考えるね」
「………………ハルミ。何から何まで申し訳ない、こんなに良くして貰って…………、何か自分に出来る事があれば遠慮なく命じてくれ…………。精液を出せと言われれば、すぐに出せる。………役に立ちたい……」
真剣な顔でそう言われてハルミは苦笑する。
「……………ふふ。気にしないで?紅葉君のお世話をするのは当然だし、精液を飲ませてくれるだけで十分助かってるんだから。………精液摂取は明日お願いするね。」
「…………………明日?……今じゃなく?」
「うん。明日。今日はもう大丈夫だよ。……………こんな事頼んでごめんね」
そう告げると紅葉は複雑そうな顔をしていた。
▷▷▷▷▷▷
「おかえり紅葉君。お風呂さっぱりした?」
使用人に連れられて部屋に戻って来た紅葉はお風呂あがりで頬が赤い。
「はい。…………人に洗われるのは少し抵抗は有ったが……………さっぱりした。………怪我をしてからちゃんと入れていなかった……から」
紅葉は目が潰れてからは濡れたタオルで体を拭くぐらいしか出来なかったそうだ。屋敷に来て使用人に補助されて久々のお風呂を堪能できた様である。
(……………お風呂入ってなかったのに普通にイケメンだったしおちんちんも臭くなかったなぁ………………流石異世界イケメン)
ハルミはうんうんと頷いた。お風呂あがりの紅葉は更にキラキラに見える。汚れた包帯も新しく巻き直されていた。
「紅葉君本当に同じベッドで良いの?」
この部屋にベッドは大きな物が一つしかない、ハルミがソファーで寝ると言ったら
紅葉はそれを駄目だと言う。少し揉めて一緒のベッドで寝ると言う事になった。
(……まあ広いし、紅葉君は目が見えないんだし……………危険は無いか。悪い子じゃないもんなぁ)
元Bランクの純奴隷なら人格的にも大丈夫だとアーノルドも言っていた。間違っても殺されたり危害を加えられたりは無いだろう。
▷▷▷▷▷▷
「おやすみ紅葉君」
「おやすみハルミ」
少し間をあけてハルミと紅葉は寝転ぶ。電気も消して完全に暗闇になる。
(…………………ベルは今何してるのかなぁ?会いに行ったら暴走するってアーノルドさん言ってたよね?…………それってどゆこと?ベルも私の事………考えてくれてるのかなぁ)
ベルの事を考えている内にうとうとしてくる。
▷▷▷▷▷▷
ごそりごそりとおまんこを布団の中でいじって体がビクビクと跳ねる。
「ん……♡っ…………♡ぁん♡……………………ベルぅ……♡」
まどろむ意識でいつも通り一人でおまんこを慰める。日課のオナニーだ。
(………ベルぅ♡ベルぅ♡)
夢うつつに考えるのはベルの事だ。ベルにクリちんぽをちゅぽちゅぽ吸われて口の中でめちゃくちゃにいじめられたのを思い出しながらクリちんぽを自分でこねくりまわす。
(あ♡あ♡ベルぅ♡クリちんぽ食べてぇ♡コリコリって歯で噛んで♡)
ハァハァと呼吸も荒くなりもうすぐイきそうな時に
「ハルミ?」
後ろから名前を呼ばれてハルミはハッとした。
(っ!!!!!!)
「あ………………」
そして頭がハッキリとして青ざめる。寝ぼけて紅葉が居るのに同じ布団の中でオナニーをしてしまったと気づいた。真横でオナニーしていて、耳が良い紅葉にバレない訳が無い。手をパンツから抜いてそっと振り向くと紅葉は頭を少しもたげて顔をしっかりこちらに向けていた。
(っ…………うわ、初日からやらかしたぁ…………)
パンツはびちょびちょだし布団の中はもわんとしている。微かに甘酸っぱい愛液の匂いもしている。いくら目が見えなくても紅葉にこの状況を誤魔化すのは無理だ。ハルミは、はあとため息をはいた。
(………別に隠す必要もないか。お試しの時もオナニーしてたし。………ちょっと恥ずかしいけど、どうせ最初から変態だと思われてるし………。長くても3ヶ月だけの付き合いだし、素直に謝ろう)
「……………ごめんね。紅葉君、起こしちゃった?寝ぼけて……その、オナニーしてたみたい。…………変態でごめん」
謝罪をしてからのそりと起き上がってベッドを降りる。
「…………ハルミ?どこへ?」
「…………トイレ。紅葉君は寝てて」
(続きはトイレでやろう………、うわぁ。パンツぐちゃぐちゃだぁ………)
部屋を出ようとすると紅葉がベッドからゴトリと落ちた。
「え?!」
びっくりして振り向くとこちらを追ってこようとしているのか手探りでなんとか立ち上がろうとしているのが見える。慌てて駆け寄ると紅葉は耳をピクリと動かして鼻もクンクンと鳴らした。
「……………ハルミ。トイレで…続きをするつもり?今はもう………明日?
…………………それなら……自分の……おちんぽを使って?…………………勃起してるからおちんぽみるくもいっぱい出せる……。飲むでしょ?」
そう紅葉は言う。チラリと見ると薄いパジャマのズボンにテントが出来ていて先走り汁で濡れて濃く色が変わっている。ハルミはゴクリと唾を飲んだ。
(…………今こんなの…見せられたら私………我慢できないよぉ……。…………ごめんねベルぅ…………)
▷▷▷▷▷▷
紅葉を支えてベッドに寝かせてからハルミは興奮で荒くなった呼吸を抑えようとはあと息を吐く。
「ハルミ…………………飲むでしょ?もう明日だ。………明日ってハルミが言ったんだ」
そう紅葉は言う。微かに鼻息が荒い。
「…………紅葉君。………うん。もう日付は変わってるから………明日だね。………ズボン脱がすよ?」
ズボンに手をかけるとぶるるんとおちんぽが飛び出す。今回はねちゃあとお汁がパンツに糸を引いた。それにモワッと雄の臭いも広がる、獣臭いようなそんな匂い♡
(うわぁ♡なにこれ♡凄い♡…………臭い、なんでこんなに匂いが濃いの?……………お風呂入ったのに?)
奴隷館でのお試しの時は臭くなかったのに何故か今は臭い♡癖になる臭さだ♡クンクンとおちんぽの臭いを嗅いでいると紅葉が言う。
「…………獣人の本気汁の匂い好きなの?ハルミ?それとも臭い?嫌だろうか?………そうなら申し訳ない………興奮したら………臭い汁が出てしまう………、…ハルミのえっちな声が寝てたら……聞こえて来て…こうなった………。………だから責任とってほしい……はあ……は……っ……」
荒い呼吸の紅葉にハルミは興奮が抑えられない。
「臭い♡けど好きぃ♡この匂い頭がくらくらするぅ♡………責任?とる♡責任とっていっぱい気持ち良くしてあげるね♡」
スンスン匂いを嗅いでおちんぽに頬ずりをして答える。匂いだけなのにおまんこから愛液が溢れ出してそれがシーツにトロトロと落ちる。ハルミは今全裸だ。紅葉は目が見えないから恥ずかしくないと思って全部脱いだ♡
(はあ……♡全裸でくっさいおちんぽ嗅ぐの興奮するよぉ♡♡はぁ美味しそぉ♡)
こっちの世界に来てからハルミはどんどんエッチになって行く。自分でも止められないくらいエッチな事で頭が一杯になってしまう♡これじゃヘンタイと言われても仕方ない♡
「………………紅葉君♡今からおちんぽ舐め舐めするね♡」
蕩ける様な甘い声で紅葉にそう告げてからほかほかと湯気を出すぬるぬるくさくさおちんぽに食らいつく。
(…………ん♡くさぁ♡獣臭い♡雄のけもちんだぁ♡………お汁も濃くて凄いよぉ♡)
臭いドロドロした本気獣汁に舌を這わすととろりとろりとおまんこから愛液が溢れ出す。
「…………はあ♡ハルミの口の中♡
ぬるぬるで熱い♡……………おまんこも?おまんこもぬるぬるで熱いのか?…………はあ♡」
カクカクと自分からも腰を動かして紅葉はうっとりと呟く。美しい顔はだらしなく緩んでいる。
「ん♡ん♡っちゅぱ………♡はぁ……♡ぢゅるる♡」
音を立てながらくっさいおちんぽを夢中で味わっていると紅葉はハルミの頭を押さえた。
「ハルミ………まだ出したくない。………自分のおちんぽを使って……満足させるから………中に出したい………」
紅葉はとろけた声で言う。
「………それは駄目。……お口にだして?」
舌を使っておちんぽをくるくると刺激すると口の中でグンッと大きくなる。それでも紅葉は射精を我慢しているのか玉袋がきゅうっと上にあがる。
「…………おまんこで出したい。……出すのが駄目なら、触ってみたい……」
「………………おまんこがそんなに気になるの?」
ハルミがそう尋ねると紅葉はコクリと頷いた。
「…………じゃあ起き上がって♡」
紅葉を支えて上半身を起こすとハルミと紅葉は向き合う形になる。
「手貸してね」
紅葉の手を掴んでおまんこへとゆっくりと誘導する。触れるとくちゅりと音がした。
「あ……凄い………熱くてぬるぬる……」
紅葉の手がおまんこを撫で回す。
「ん♡ぁあ♡気持ちいいよぉ紅葉君♡」
「……これがおまんこ?柔らかくて………溝がある……それに………これクリクリしてる♡
………はあ♡見てみたい……」
紅葉の指が大きく勃起したクリちんぽを挟み込んで指でくりんくりんといじり回す。
「あっあっ♡そこぉ♡そこクリちんぽって言うの♡紅葉君のおちんぽと同じだよ♡しょこ、好き♡好き♡」
ハルミが腰をヘコヘコ動かしても紅葉の指はクリちんぽを掴んで離さない。
「ここ?ハルミはここが好きなのか?……………ヒクヒクしてて手触りが良い。クリちんぽ♡ぷるぷるで可愛い♡………おまんこって小さなちんぽがついているんだ…?……………見てみたい……絶対に可愛い♡」
親指と人差し指でくちゅんくちゅんと摘まれて腰がガクガク震える。
「あ♡それやだ♡やだ♡壊れる♡クリちんぽ壊れちゃう♡」
くちゅくちゅとコスッていた指がいきなり止まる。
「………?やめちゃうの?」
ハルミが残念そうに尋ねると紅葉は鼻をクンクンとさせて言う。
「………雌の匂い?これおまんこから……?甘酸っぱい匂いがする……♡………自分もお汁飲みたい♡ハルミ………、お汁を飲ませてほしい……」
「うん♡いいよぉ♡こっちに来て紅葉君♡」
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