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4話 一緒にお風呂☆
しおりを挟む「すみません。すぐにお風呂の用意をするので、今しばらくお待ちください」
そう言うとベルは少し気まずそうに精液と愛液で濡れたソファーにタオルを敷いてそこにハルミを座らせてから部屋を出ていってしまった。
(…………お風呂かあ。……うん、あそこ洗いたいし…………ナイス判断)
心の中でベルを褒めてからハルミは部屋を見渡した。壁際に乱雑に積まれた本や紙の束。そして壁に貼られた地図は世界地図なのかそうじゃないのかハルミには全く分からない。地球とは全然違う言語で書かれている事だけは理解出来た。
(言葉は通じるのに文字は無理なのか…………。ならやっぱり暫くはベルのお世話になるしか無いかなぁ。
………こっちの世界での常識とか色々と教えて貰わないといつ死亡フラグが立つかわからないしなぁ)
そうぼんやりと考える。元の世界ですら国や住む所が違えば文化も宗教も違った。何がトリガーになって殺されるかなんてわからないのだ。今後、奴隷を買うにしても必要最低限の知識を得てからじゃないと怖い。人の命を預かるわけだからそこはちゃんとしたいのだ。うっかり殺されたり逆に殺しちゃいました、なんてのは絶対に嫌だ。
(……………まあ、事故って言うのはちょっとショックだったけど、ある意味チート的展開なんじゃないこれ?衣食住は足りてるし、これでベルがイケメンだったら最高だったけど………、それは奴隷で補おう。世界が私にテンプレ的逆ハー溺愛をくれないって言うなら自分で掴み取る!!!)
ハルミはぐっと拳を握りしめた。
(…………はは、私ってば現金だな。…………野垂れ死ぬ可能性が無くなった途端コレだし。…………でも折角異世界に来たんだもん。生まれ変わったつもりで今度は好きな様に生きてやる)
そう決意を胸に抱く。
(……………あのおちんちん挿れられなかったのは残念だったけど、……まあ仕方ないか)
ベルの大きくて太いおちんちんを思い出すと何故か涎が出た。
「…………私飢え過ぎでしょ」
自分自身に少し呆れた。
▷▷▷▷▷▷
「ハルミ、お風呂の用意が出来ましたよ。…………だけどハルミは魔法使えないんだよね?…………どうしようか?」
戻って来たベルは少しだけ困った様な顔で言う。
「私って異世界に来て魔力とかに
目覚めたりして無いの?」
ハルミが尋ねるとベルは首を横に振った。
「ハルミからは全く魔力を感じないから、きっと無いね。……………不安定なゲートで来たから体を作り変える間も無かったのかもしれません。………過去に喚ばれた渡り人の方達は正規の召喚魔法でしたからその折に魔力も与えられていたそうですが。………本当にすみません………………………」
ベルはまた頭を下げた。
「もー、謝るのは良いって。それだと話進まないし、……はあ。でもやっぱりそうなんだ。……………魔力チートも無しって訳ね」
少しため息混じりにそう言ってハルミは片目を瞑った。
▷▷▷▷▷▷
とりあえずお風呂場に案内されたがやはりベルは困った顔だ。
「うん。無理、出ないね。お湯も水も」
そうハルミが言うとベルは眉間を押さえて唸っている。
「………………この世界に魔力無しの方なんて居ないので………まさかこんな事になるとは……、困りましたね」
この世界には魔力無しの生き物は一切存在しないらしい。大小はあれど皆等しく魔力は持っている。だから魔力無しの為の生活基盤は整っていないそうだ。電気をつけるのにも水やお湯を出すのにも通信したり映像を見るのにも全て魔力を僅かながら使う。なら何故そんな世界なのに魔力無しと言う概念があるかと言うと魔力の無い者が産まれないわけではないらしい。だが産まれても大きくなれずにすぐに死ぬと言う。死ぬ原因は不明だそうだ。だから魔力無しが産まれたらその場ですぐに間引くとベルは言う。
(やっぱり異世界だな………………)
「私って、何も出来ないじゃん」
ハルミが言うとベルは哀れみの視線を向けて来た。少しムカつく。
「………………一応は、お湯を浴槽に溜めていますので桶を使ってください。そうすればお風呂は入れますよ、足りなくなりそうなら私を呼んでもらえば足します。石鹸はこれです、お肌に合うと良いですけど」
石鹸を差し出しながらベルは言う。
「えー?いちいち呼ぶの?一緒に入れば良くない?」
お風呂はぱっと見た感じ広い。タイル張りの普通のお風呂場に見える、
シャワーも有る。しかし水道管に繋がっている訳では無くてハンドルに魔石が埋め込まれていてそれに魔力を流す事によりお湯や水が出ると説明された。だからハルミは一人ではお風呂すら満足に入れないのだ。
「一緒に?!いえ、それは………」
ベルは真っ赤になるが今更だろ?とハルミは思う。さっきまんことちんこを見せあったのだからこれ以上恥ずかしい事は無い。
「別に…………。無理矢理襲ったりしないよ?さっきもしなかったじゃん私」
ハルミがそう告げるとベルはうーんと唸っている。
「ベルもおちんちん汚れたんだし一緒に洗おうよ?」
ハルミの言葉にベルはまた真っ赤になる。おちんちんと小さく呟いていたのでハルミの言い方に照れたのだろう。
(………………この年まで童貞でこんだけピュアってベルって結構な箱入り息子なの?お金も持ってるし………。
…………………はあ、顔以外のスペックは良いのに。なんでイケメンじゃないかなぁ。残念………)
ハルミは真っ赤になって俯くベルを見て思った。
▷▷▷▷▷▷
「…………また大っきくなってるね?」
ハルミが言えばベルは股間を隠す。しかし腹に付くほどに立ち上がったソレは隠し切れてない。二人服を脱いで生まれたままの姿になったらベルはハルミのぷるんとした胸を見ておっ勃てている。
「も、申し訳ありません!!!…………ハ、ハルミ。すみませんが胸を隠して頂けませんか?……………どうしても反応してしまいます」
そう言いながらも真っ赤な顔でチラチラと胸を見てくるベル。またハルミはムラッとした。
(……………キスと挿入しなきゃセーフじゃない?)
おちんぽをじっと眺めながら考える。やはりそそり勃つベルの雄は美味しそうだ♡
「…………これから洗うんだし隠さないよ。……………おっぱい興味あるんだ?…………触ってみる?」
そう尋ねてみるとベルはゴクリと喉を鳴らした。
「………えっちはしないよ?触るくらいなら別に良くない?挿れなきゃ良いでしょ?ね?………………ほら………柔らかいよ?」
自身の胸を両手で下からすくい上げる様に持ち上げる。
(……………我ながらえっちな胸だと思うけどベル的にはどうかなぁ?)
元彼の浮気相手に大きさは負けるがハルミだってDとCの間くらいは有る。それに色も白くて乳輪は小さめで乳首はぷるんとしたピンクだ。胸だけなら自慢出来る。ベルも真っ赤な顔で見ているしおちんちんがピクんピクんと反応している所を見ると男から見てもエロいんだと思う。
「…………あの、触り方とか……わかりません」
真っ赤な顔でベルは言う
「…………優しく触れば大丈夫。手貸して」
ベルの手を取り胸に導く。ベルの手が胸を包み込む。
「ん…………手おっきいね………そう。そのまま優しく揉む感じで………」
ベルは胸に恐る恐る触れて、ふにゅんと指を柔らかな肌に埋めていく。
「うわ………、柔らかい………。は…………ん………凄い、………………これが女性の胸……。おっぱい…………」
ベルは夢中で胸をむにゅむにゅと揉みしだいている。
「あ………上手。うん、そんな感じ…………」
ふにゅんふにゅんとベルの指で形を変える乳房にハルミは興奮した。
(手熱くておっきい………。ん…………気持ちぃよぉ)
またおまんこがひくひくと反応して愛液を垂らす。
「ハルミ………、他はこんなに柔らかいのに…………乳首はコリコリして来ましたよ?」
ベルは興奮気味に伝えてくる。ベルの手のひらにぷっくりと立ち上がった乳首が擦れて気持ちぃ♡
「…………ベル。舐めてみる?乳首……………ペロペロってしてみて?」
「…………舐めて良いんですか?なら、遠慮なく……。ん……」
ベルは舌を伸ばすと乳首に這わせた。大分欲望に素直になって来たようだ。ダラダラと我慢汁を垂らすおちんちんも正直者だ♡
「んぅ………はぁ……ぷりぷりで舌を押し返して来る……。……変な感じだ、………色は………ピンクで可愛い……………………ぅむ……っふぅ」
ベルはペロリと舌を這わせたり乳首を舌で弾いてみたりしてそれから唇でハムハムと食んでいる。
「んっ………あ、ベル上手。それ気持ちぃ♡……………………もっと食べて♡」
そうハルミが甘い声で伝えるとベルは少し強めに吸い付いた。ちゅうちゅうと必死におっぱいを吸う姿は少し可愛く見える。
(……………………イケメンじゃなくてもまあいっかぁ。……………事故で喚ばれたのがベルの所で良かった)
そうハルミは思った。そしてハルミのお腹に当たるベルのおちんちんに視線を向けてペロリと舌なめずりをする。ベルがハルミの胸を舐めたり吸ったりしながら無意識にお腹に擦りつけているソレは先端から溢れるお汁のせいでねっとりと糸を引いている。
(あ…………絶対あれ美味しい♡……………………フェラしても良いよね?……………うん。それくらい良いよね♡)
「…………ベル。………もう終わり」
ハルミがベルの肩を押すとベルは少し残念そうな顔をする。それに子宮がキュンとする。
「………ね?気づいてる?おちんちん無意識に擦りつけてたよ?…………ベル、えっちだね…………。……………………おちんちん食べても良い?」
ハルミが尋ねるとベルは肩をビクリと揺らした。
「あ………、食べる……?…………ハルミの中に挿れると言う事ですか?」
ベルはそう聞き返しながら瞳が動揺したように泳いでいる。
「違う、セックスはしないよ。………フェラしたいの」
そう告げるとベルは不思議そうな顔をした。
(ん?フェラ知らないの?…………いやそんなまさか)
「えっと……フェラチオ……。あー、オーラルセックスって……わかる?」
そう言葉を少し変えて告げてもベルは不思議そうな顔のままだ。
(え?マジで?知らないの?)
ハルミはポカンとした。
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