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12話 英雄とその妻☆
しおりを挟む「ん………。ああ♡裕子♡っ……はぁ♡気持ちが良いよ♡……っふ♡」
裕子がディアのおちんぽに舌を這わせると、ディアは甘い声を出す。
(ん………。今日はおちんぽ綺麗なのね?)
皮は相変わらず被っているがディアのおちんぽにチンカスは無い。あれはアレで、嫌いじゃないので少しだけ残念だ。
そんな思考がディアには、見透かされたのかフッと笑われた。
「あ……。裕子?誤解しないで……ん。欲しいんだけど。っ……あの日は特別汚かったんだ……、ダンジョンから帰ったばかりでね。……用事で一旦仲間と別れていただけで……、っシャワーを浴びる暇も無かった。それに誰も僕に触れられない。……だから、まさか。人からあんな汚いペニスを舐められるなんて、考えもして無かったんだ………、くっ……出るよ。裕子?」
ぐいっと頭を抑えられて、口の中にディアの精液が溢れる。びゅるびゅると勢い良く出ている。教会の控室で、自分で出していた割にまだまだ濃い。童貞精液は、苦くて美味しい♡
「んくっ……♡はぁ♡美味しいわ。ディア。ふふ……、ディアこそ気にしないで?私……汚いチンカスおちんぽも好きだもの♡………ディアのなら余計に好き♡また、汚いチンカス塗れおちんぽも、食べたいわ♡」
「っ……!!!!裕子っ!!!駄目だ。初めての夜だから、もっとロマンチックにしたかったけど、もう。我慢出来ない。……裕子を本当の意味で僕のモノにしたい。僕も………裕子のモノになりたい。君と一つになりたい。」
ディアはそう言って、またガチガチになったおちんぽを裕子のおまんこへとあてがった。
既におまんこはぬるぬるで、ディアを受け入れる準備は万端だ。
◆◆◆◆◆◆
「ディア……。ゆっくりで良いわよ?っ………あ、入って来るわ……。あ♡ディア。貴方を感じる♡」
ぬぶぶと音を立てて、ディアのペニスが裕子のおまんこへ飲み込まれていく。最初は、遠慮がちだったディアは、途中から一気に裕子を貫いた。
「ああっ!!!!ディアっ!!!………ふふ。全部入ったわね?童貞おちんぽ卒業おめでとうディア♡っ……ん♡」
「っ……、ああ。ありがとう裕子……。っ……ふ……裕子。僕 、本当に幸せだ…、はっ……ん……♡」
ディアは裕子へと唇を落とす。優しくて甘いキスだ。
(ディア。本当に………、これで私達は夫婦ね?…………ディア……、ディア)
ポタポタと裕子の頬に雫が落ちる。ディアの涙。蕩けるような笑顔で、ポロポロと涙を流すディアは本当に素敵だ。
(本当にディアってば王子様……みたいね。…………守護騎士様だけど……、ディア。私、貴方の子を沢山産むわ。そうすれば、もう寂しくないでしょう?)
ディアからは、子供が出来たらその子供はディアに触れられると聞かされた。ディアの濃い血と魔力が流れているから、子供には拒絶の力が働かないらしい。それを聞いて裕子は絶対ディアの子を産むと決意していた。
裕子に触れられて。ディアがどれだけ嬉しかったのか、今なら分かる。
泣きながら腰を振るディアを裕子は優しい眼差しで見つめていた。
(……………巻き込まれて、本当に良かった。……ディアと出会えて本当に良かった。…………あの日、間違えて痴女して本当に良かったわ)
裕子もポロリと涙を流した。
◆◆◆◆◆◆
街を歩くとどこを見ても赤いデリルの花が溢れていた。人々は口々に話し合う。
ドラゴン討伐成功その吉報。
それとSSSランクの英雄。
鉄壁の守護騎士の正体とその電撃結婚発表についてだ。
「いやぁ!!!!めでたい話は続く物だなぁ!!!!」
「聞きまして?なんでも英雄様は愛する方の為にドラゴン討伐を頑張れたそうよ!!素敵ね!!!」
「あーん、ショックー!!!!守護騎士様ったらやっぱりイケメンだったじゃないのー!!!知ってたら私だってアタックしてたわー!!!ディア様ー!!!!」
等などと街中その話題で持ちきりだ。
そんなおめでたいムードの中、路地裏で怪しげなローブ姿の二人は、真っ昼間からコソコソと何かをしていた。
「……………っんっ♡……くぅ……」
「…………駄目よぉ?……声………出したら聞こえてしまうわよ?英雄様♡」
密着する二人は片方は男で片方は女。女が男のローブに手を突っ込んで、ゴソゴソと動かすといやらしい水音が聞こえてくる。
「っ…………はぁ………♡裕子♡……っ……もう…出したい………」
震える声で男は女の名を口にする。
「……………駄目よディア♡………後二人、この辺を通るまで我慢しないとだーめ♡…………人が来たら声出したら駄目よ?ほおら皮被りおちんぽ気持ちいいわね♡ふふ♡我慢我慢♡」
そう言ってぐちゅぐちゅと、ローブの中で男のおちんぽをしごく。
女は男をディアと呼んだ。
この怪しげな二人こそが今話題の英雄とその妻なのだ♡
◆◆◆◆◆◆
ディアと結婚したあの日、ディアの家に連れて行かれて朝までたっぷり愛し合った。それから、もう一度お互いにちゃんと気持ちを伝え合い本当の夫婦になったのだ。
その後はディアが鉄壁の守護騎士の正体だと、世間に明かして更には裕子との結婚も大々的に世間に発表する、とディアは宣言した。
色んな人を巻き込んで大騒ぎしながらも、事は順調に運び。王様が人々を集めて式典を開いてくれた。その式典で久しぶりに聖女女子高生と顔を合わせたら、キラキラした瞳で馴れ初めを聞かれた。だがそれは適当な作り話で誤魔化した。
(…………………間違えて痴漢したら、いつの間にか嫁にされてたなんて、誰にも………言えないわよねぇ………。これは墓まで持って行くわ……)
裕子は苦笑しながら隣のディアをチラリと見る、するとディアは蕩けるような瞳で裕子を見返してくれた。
それからそっと囁かれる。
「…………………僕達はこれで、とても有名になったよ………。外でしたらきっとスリルがあって興奮するだろうね?………楽しみだね」
そう言うディアの言葉におまんこがじゅんと濡れる。
「そうね♡……………今度もう一度………あの日出会った場所で……しましょうか?」
そう裕子も小さな声で告げると、ディアは輝くような笑顔を裕子に向けた。
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