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太陽元気
8話 ごめんね☆
しおりを挟む「っ………!!!コトちゃんっ!!そこは自分で洗うッスよ?!うわわ!!!ま、待って!!!」
太陽の勃起おちんぽに手を伸ばすと、今度はしっかりと強く手を掴まれて、阻まれた。
「お兄ちゃん?どうしてですか?私が洗ってあげますよ?」
「駄目ッス!!!駄目っ!!!やっぱり流石に、それはおかしいッス!!!!コトちゃんが、オレの……っ……こ、股間を洗うなんて、変ッスよ。良くない……」
太陽は首をブンブンと振って、顔は真っ赤だ。ぎゅうっと閉じた目の端からは、涙が滲んでいる。
「…………………嫌ですか?」
本日何度目かになる質問をすると、太陽は涙目で、首だけで琴音に振り返る。そして、すぐに俯いてしまった。さっきよりも、更に耳が真っ赤になっている。どうやら琴音の泡に塗れたぷるんとした胸が視界に入った様子だ。
「っ………い……嫌とかじゃ、無くて………、やっぱり、オレとコトちゃんは、男と女だし……、いくら兄妹としての、スキンシップでも、性器を触るのはおかしいッス。オ、オレ………勃っちゃうし……、む、無理……これ以上は無理ッス……。っ……ごめん、ごめんね」
ぷるぷる震える太陽。目の端からは、ポトリとお湯では無い雫が落ちる。
(あ…………泣かせて、しまいました。………はあ……残念ですけど、今日は、ここまでですかね?少し飛ばしすぎましたね………。うぅ……)
太陽の涙に琴音はハッとしてから、しゅんと項垂れた。興奮がみるみる冷めて行く。やっぱり太陽が嫌がる事はしたくないし、泣く所なんて、見たくない。
「……………わかりました。ごめんなさい。お兄ちゃん……、ただ、仲良くしたかっただけなんです。泣かないでください………。もう、我儘は言いませんから………、普通に洗うのなら良いですか?」
「っ…………うん。自分の事は自分で洗おう?……約束したから、湯船には、一緒に入るッス。……勿論タオル巻いてだけど、………ごめんね。コトちゃん……」
太陽は腕でゴシゴシと涙を拭ってそう言う。
「いえ……。私も我儘を言い過ぎました。お兄ちゃんが出来て嬉しくて、はしゃいじゃいました………。嫌いにならないでください……」
「嫌いになんて、なるわけ無いッス。オレこそ本当にごめんね」
(……………これ以上無理に迫っても、進展は無さそうですし、えっちな事に嫌なイメージがついてしまっても困りますね。………一度引いて、少しずつスキンシップを増やして行くほうが良さそうですね。……完全に拒絶された訳じゃ無いんですから、まだチャンスは有ります)
◇◇◇◇◇◇
先にサッと太陽が体を洗い終えてから湯船に浸かる。続けて琴音が体を洗う。太陽の瞳は、しっかりと閉じている。琴音の裸を見ないようにだ。
(見ても良いのに。………はあ……)
「お兄ちゃん、私も洗い終わりましたよ。タオルも巻いてますから、目を開けても大丈夫ですよ。………入っても良いですか?」
「う、うん。……」
太陽は薄目を開けて、琴音がタオルをしっかりと巻いているのを確認してから、ホッとした顔で頷いた。
「あ、お湯凄く溢れちゃいました。勿体無いです………、でも、お兄ちゃんと入れて嬉しいです。温かくて気持ちいい………」
太陽の足の間に座る様に、浴槽に浸かる。温かいお湯に琴音は、ほうっと息を吐いた。体から力が抜けて太陽に、もたれかかると背中に固いモノが当たる。太陽の勃起おちんぽだ。未だに萎えてはいない。流石は若いだけは有る。
「っ……喜んでくれて、良かったッス………っ…ご、ごめん。コトちゃん、なんか全然萎えなくて……、ごめんね、当たってるっスよね」
「生理現象ですよね?仕方ないって分かってますから、大丈夫ですよ。気にしないでください。…………名前の通り、そっちも元気なんですね♡」
「…………こ、コトちゃん。女の子がそう言う下ネタを言っちゃ、駄目っスよ?………はあ」
(む………、……今回も結構自信作だったのに……ふぅ)
琴音のギャグに太陽はピクリとも笑わず、深くため息を吐いた。リラックスしている琴音とは違い、太陽は体を強張らせている。勿論おちんぽもずっとガチガチだ。不自然にならない様に気をつけながら、それとなくグリグリとお尻を押し付けてみると、太陽は時折吐息を漏らしている。
(……………私に興奮してくれてる♡嬉しいです。すぐにエッチが出来無いのは残念ですけど、おちんぽが勃起するって言う事は、太陽君とのラブエッチの可能性は0では無いと言う事です。ふふ、……少し前進ですね♡)
◇◇◇◇◇◇◇
他愛の無い会話をして、のぼせて来たから、そろそろ上がろうと言う太陽に従い、お風呂を上がる。お互いに服を着ると、太陽は目に見えてホッとした顔をしている。勃起も収まった様子だ。
「コトちゃん、髪の毛、乾かしてあげるッス。こっちおいで」
手招きする太陽の前に座ると、タオルで髪を拭いてくれる。その手付きは優しくて、その瞳も、とても優しい。琴音は、大人しくそれを受け入れる。
「………………コトちゃんは、可愛いッスね。……よしよし、大人しくて良い子っス」
(太陽君……、大好きですぅ♡)
お互いに髪を乾かした後、何故か太陽は挙動不審だ。落ち着きが無い。
「お兄ちゃん?どうしたんですか?そろそろ、寝ましょう。眠たいです………ふぁ………」
言った直後欠伸が出て、琴音はベッドに潜り込む。もう、太陽との添い寝も慣れた物だ。こうして琴音が先にベッドに入ると、太陽は部屋の電気を消して、琴音の横に潜り込んで来て、ぎゅうっと抱きしめてくれるのだ。
(あれ?)
しかし、何時もとは違い、太陽は中々ベッドに入って来ない。ソワソワとキッチンと部屋を行き来して、時折琴音を見つめては顔を赤くしている。
(んー?あ、………ふっふっふ♡やっぱりお風呂での、えっちなスキンシップと私の子供には見えない体を見て、女として意識しちゃってます?それとも、兄妹プレイが良かったのでしょうか?………良い調子です♡幸先が良いですね♡)
「お兄ちゃん♡早く来てください。ぎゅってしてくれないと、琴音、眠れないです」
「う、うん。すぐに行くッス」
甘えた声で告げれば、太陽は電気を消してから、ぎこちなく近づいて来て、ベッドに入って来た。後ろから太陽に抱きしめられる形で、密着して横になったが、琴音の首筋に掛かる太陽の息は微かに荒いし、体温も何時もより熱い。
(ふふ♡完全に意識してますね♡………ですけど、ここで焦ったら、またさっきの二の舞です。今日は大人しく寝ましょう……えへへ♡)
「………………お兄ちゃん♡おやすみなさい♡大好きですよ♡」
「ん………オレも、好きッス。おやすみ。コトちゃん………」
◇◇◇◇◇◇
翌朝、ノアと探索に出掛ける太陽を見送り琴音は、ご機嫌だった。
「太陽君……♡はうぅ♡」
ベッドに座り込み、太陽のパジャマを抱きしめて、ニマニマと顔をだらしなく緩ませた。
そして深夜に起こった出来事を思い出していた。
太陽に抱きしめられた安心感と、人の温もりに琴音はすぐに眠りについた。何時もならぐっすり朝までコースなのだが、夜中に微かな人の声に目が覚めた。
(ん…………太陽君……?なに…なんでしょうか?……寝言…?)
「……ん………ごめん……コトちゃん……は………っ……く………ぁ………はぁ……」
声は太陽の物だ。眠りについた時と同じ、抱きしめられたままの体勢は変わっていないが、背後の太陽の様子が何やらおかしい。熱くて荒い息。微かに混ざる甘い声。そして微かに伝わって来る振動。太陽の手が規則的に、ゴソゴソと動いている。
(あ………え?……まさかこれって………っ……♡)
思わず声が出そうになったが、琴音は我慢した。そして寝たふりを続ける。
その間も断続的に太陽の声が聞こえる。
「ん………はぁ……コトちゃん……コトちゃん。お兄ちゃんって呼んでくれてるのに、ごめんね。……ぅ……くぅ……オレ、お兄ちゃんなのに……ごめんね。……ぐぅ……んんっ……」
ハァハァと熱い息が琴音の首筋に掛かり、太陽は小さく唸るとブルブルと震えて、そして、振動は止まった。
琴音の背後では、ハァハァと荒い呼吸だけが続いている。
「…はぁ……ふぅ。はー…………う、オレ最低ッス。………はぁ……パンツ洗わないと………、めちゃくちゃ出た。……うぅ………。ごめんね。コトちゃん。コトちゃんは妹なのに………なのにオレ…………はぁ」
暫く呼吸を整える様な深呼吸が続き、ポツリと太陽は呟いた。
(はわわわわ♡♡やっぱり、太陽君ってば、私をオカズにしてオナニーしちゃったんですか?はうぅ♡私でイってくれたんですか?嬉しぃぃぃ♡)
どうやら太陽は琴音と寝ながら、オナニーをしていたようだ。
寝たフリの琴音に気づかず、琴音を起こさないように、太陽はそうっとベッドを抜け出すとシャワー室の方へと、静かに向かって行った。
琴音はそっと目を開けて、それから口元を押さえる。手で覆われた口元は、ニンマリと弧を描く。
(行けるっ!!!行けちゃいますっ!!!!これは私の時代が来てますよ!!!!……………うふふ♡)
声には出さず、くふふと笑い、琴音は胸を高鳴らせた。
(…………ふふ♡太陽君ってば、……やっぱり少し、変態さんですね♡………禁断の兄妹愛。……まあ、本当の兄妹では無いですけど、そう言うのがお好きなんですね?障害が有る方が燃えますもんね?罪悪感とかで興奮するタイプなのでしょうか?謝りながら、沢山射精しちゃうなんて♡……そんな所も可愛いですぅ♡好きぃ♡)
普通ならドン引きだが、太陽に恋をしている今の琴音は『恋は盲目』『アバタもエクボ』状態だった。
琴音しか知らない太陽の変態的な一面に、酔ってさえ居た。
回想を終えて、琴音はうっとりと息を吐く。
「はあ♡………もう、ここまで来たら、夜にこちらから、襲っちゃいましょうか?きっと嫌よ嫌よも好きのうちで、太陽君、あっさりと流されてくれちゃいそうな気がしますね♡……………お兄ちゃんって沢山呼んで、禁断の兄妹プレイです♡うふふ♡………はぁ♡ムラムラして来ました♡………少しだけ慣らしておきましょうか………」
そっと下半身に指を這わせると、くちゅりと水音が響く。昨夜の回想だけで、琴音のおまんこは期待して濡れていた。
(……………ん……、はぁ♡久しぶりのオナニーです♡んぅ…太陽君……♡太陽君……♡)
ここ最近は夜は太陽と寝ている。だから久しぶりのオナニーだ。勿論今回の周回は、バッチリ処女のままだ。
(はぅ………、狭いですね、ん……)
指を一本膣口に這わせて、押し込んでみるが、押し返される。濡れては居るが、解していない、そこは、まだ固い。
クリを刺激して、濡らしながら、処女膜を破いてしまわないように注意して琴音は指を抜き差しした。
「ん………くぅん♡太陽くん……♡はぅぅ♡♡」
太陽のパジャマに顔を埋めて、スンスンと匂いを嗅ぐ。琴音は幸福感に包まれた。
◇◇◇◇◇◇
太陽をオカズにして、琴音が爛れた時間を過ごしていると、コンコンと扉が鳴った。
「っ…………!?」
ビクリと体を揺らして、慌ててベッドから起き上がる。もう、太陽が帰って来たのだろうか?探索で、何か有ったのだろうか?一瞬そんな風に思ったが、太陽なら、ノックはしない筈だと思い直した。
(…………でも、太陽君に何か有って、他の方が来たのかも知れません………。早く出ないと……うぅ……なんで今、このタイミングなのでしょうか………。パンツ。あれ?パンツが見つかりません……)
コンコンと断続的にノックは続いている。これだけ鳴らすと言う事はやはり急用に違いない。すぐに出ないといけない。そうは思うのだが、かなり激しいオナニーをしていたので、未だに、おまんこは濡れているし、弄くり回したクリはヒクヒクと動いて、勃起したままだ。
一応慌てて、服や髪は整えたのだが、興奮して適当に放り投げたパンツが見つからなくて、琴音はあわあわと焦る。
(パンツ!!!パンツ何処ですかっ?!)
その間もコンコンとノックは続いていて、そしてガチャリとドアノブが回った。
ゆっくりと開く扉を見て、鍵を掛けていなかったと。琴音は青褪めた。
(ひいっ!!!!しまった!!!太陽君を見送ってから、鍵を掛けていませんでした!!!!浮かれてましたっ!!!)
パンツは未だに見つからず。琴音はノーパンだ。
だが、扉が開いてしまったのなら、もうパンツを探している暇は無い。とりあえず、ベッドから飛び降りて、スカートをしっかりと抑える。
「ああ、………此処に居たんですね。探しましたよ。………ご自分のお部屋にいらっしゃらないから、凄く心配したんですよ?」
開いた扉から姿を現したのは、昨日よりもボサボサの髪の和泉だった。
「せ………先生?」
フラフラと体を揺らして、重い足取りの和泉は部屋の中に入って来ると、琴音を見下ろした。その瞳はどんよりと濁っていて、目元の隈も更に酷い。髪はグシャグシャで絡んでしまっているし酷い様相だ。思わず琴音は自分がノーパンなのも忘れて、和泉に声を掛けた。
「……探していた?私に何か、ご用ですか?……………和泉先生、大丈夫ですか?昨日よりも顔色が悪いです。昨日、あの後眠れてないんですか?お粥は食べました?先生?」
琴音が、矢継ぎ早に質問する間も、和泉は、じっと琴音を見下ろしている。
それに、琴音はなんだか嫌な予感がした。
(……………和泉先生?様子が変です………。まさか……)
琴音の思考を遮るように、和泉は口を開いた。その声は、暗い。
「…………琴音さん。ごめんね」
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