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アノニマス

閑話 アノニマスの後悔②

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「どうですか?おっぱい柔らかくて気持ちいいですか?よしよしアノさん♡沢山撫で撫でしてあげますからね♡」

柔らかな肉の感触にアノニマスはうっとりとした。更に、頭を優しく撫でてくれる柔らかな手。気持ちが良くて暖かくて、こんな気持ちは初めてだった。

(おれ………。これ好き……、ナンデ?コトネはナンデ。こんなに柔らかいんダロ?)

「ウン………。撫でて……、おれ、それ好きだ。………コトネの体はおれとゼンゼンチガウ。柔らかくてキモチイイ……ナンデ?」

不思議に思って手のひらでも、その柔らかい肉をもみもみと揉むと琴音は体を見せてくれると言った。男と女の違いを教えてくれるとも言った。

(見てみたい………おれ。知りたい。モット。コトネの事……)

琴音は服を脱ぐ。アノニマスは何故かその姿から目を離せない。たゆんと音がしそうな、柔らかな肉が目の前に現れた。それはアノニマスの固い胸とは全然違う。肉の塊。先端のぷっくりとした粒。それはアノニマスにも付いている。乳首だ。だが何故か徐々に腫れて来た。

「…………ココはおれとオナジ。乳首?でもなんか腫れてキタ。……ヘンなの」

そう言うと琴音は触っても良いと言う。恐る恐る腫れた乳首をツンツンと突くと、ぷるぷると震える。固い。なのにぷるっとしていて、不思議な感触。それにほんのりと赤くなって来た。

(マタ、腫れた。………イタそう)

琴音は何かを耐えるような、息を漏らしている。痛いんじゃないかと少し心配になってしまう。アノニマスが、女の体を知りたいと言ったから琴音は無理をしているんじゃないか?無理はして欲しくない。そう思った。

「………カタイのに柔らかい。やっぱりヘン。おれとチガウ……。あ、また腫れた……もしかしてイタイ?………………ん……」

痛い時は舐めれば良い、ふとそう思って舌を伸ばす。何故か、舐めるのに抵抗感は無かった。寧ろ………舌でも感触を確かめてみたかった。

「………カタイのに柔らかい。やっぱりヘン。おれとチガウ……。あ、また腫れた……もしかしてイタイ?………………ん……」

「っ!!!♡あ、アノさん?」

ビクンと琴音の体は跳ねた。それから、変な声を出す。痛がっているような。そうじゃない様な、不思議な声。

(………はっ…ん。ぷりぷり……。でも、コリコリ?………ん………コトネ。顔……。ヘン。なのに………、モット見たい……)

乳首を舐めながら、見上げた琴音の表情は不思議な顔だ。目元が赤くて。眉は少し寄せられている。そしてほんの少し開いた唇は、変だった。

「コトネ………、イタイ?舐めるのもイタイ?………ゴメン。触るの強かった?」

そう尋ねると琴音はふわりと微笑んだ。

「あ………違います。アノさん♡ん♡そこは気持ちよくなると固くなるんですよ。………んっ♡あ………舌気持ちいい……もっと♡」

ぎゅうっと抱きしめられて、顔が胸に埋もれた。柔らかな肉、それから口に押し付けられた乳首。ぞわぞわと背中に一瞬何かが走って、アノニマスは舐めるのを止めた。だけど、琴音が気持ち良いと言うから、また舐める。

(ん……、はぁ……。これ、……また)

口の中で、またぷっくりと膨れる乳首。舌で舐めると感触が楽しい、それに琴音を気持ち良く出来る事が嬉しい。

もっと強く舐めて吸ってと言われて、アノニマスは更に嬉しくなる。

(おれ。………コトネをキモチク出来てる?………ウレシイ。)

「ん………ワカッタ。コトネも撫でてくれたから。おれもしてあげる……こう?キモチイイ?」

ちゅうっと吸うと琴音はピクピクと体を震わせる。

「あっ♡ぁん♡アノさん♡気持ちいいです♡ん♡乳首好きぃ♡」

(そんなに?………乳首。………へー?……おれも……、知りたい。……コトネと同じにナリタイ。)




◇◇◇◇◇◇



ぷっくらと真っ赤になった乳首。痛そうだと思って居たけど、今はその腫れた乳首から目が離せなかった。

(おれのも……腫れる?………デモ。腫れたことナイ。おれが男だから?………それともチガウから?…………おれ、コトネと同じがイイ……)

ゴソゴソと自身の胸に触れてみるが良く分からない。

そんな風にしていると、琴音がアノニマスにも同じ事をしてくれると言った。





「おれのヘン?………チガウ?」

ローブと服を捲くりあげて、乳首を出すと琴音はじっと見ていた。少し不安になる。もしかしたら何か変で、琴音に違うとバレたのかと思うと、胸がぎゅっとなる。

「いいえ。全然変じゃないですよ、アノさんの体が綺麗だから、見惚れてました♡………白くて綺麗なお肌……。凄く好きです……。」

だけど、琴音は好きだと言ってくれた。

(ホントに?おれを好き?…………おれの乳首を好き?……コトネ。おれ、同じ?)

「………好き?………キレイ?ホント?……ん、くすぐったい………んん……」

優しくさわさわと触られて、ほんの少しくすぐったい。

「凄く好きです……♡このピンクの乳首も、可愛くて好きです……。ほら、触りますよ?………優しく優しく触りますからね♡」




◇◇◇◇◇◇




「んぁっ!!!っ………んん。…………ウン、………舐めて………コトネ。………腫れた乳首………舐めて……。もっとキモチイイ事して………っは………ふ………。」

アノニマスは琴音の与えてくれる、気持ちいい事に夢中になった。

優しく乳首を触られても気持ちが良い。カリカリと引っ掻かれても気持ちが良い。それにアノニマスの乳首も琴音と同じで、腫れて居た。

(はぁ……、コトネと同じ♡おれ……ん、同じだ………。ぁ、キモチイイ…。)

もう頭は、琴音の事と気持ち良い事で一杯だった。人との触れ合い。それもこんなに気持ちが良いなんて、何故か股間がムズムズして来たが、それよりも乳首が寂しくて、もっとして欲しくて、琴音の指に押し付ける。

(はあ♡………舐めて……ハヤクハヤク♡)

琴音の舌が乳首に這うと、アノニマスはブルブルと体を震わせた。

(おれ……。こんなの、知らナイ……。ぁ………ナンデ?胸が、ぎゅうってスルのに、キモチイイ。心臓がキモチイイ……、コトネェ……。おれ、シアワセ……こんな気持ち…知らない………)

「あっ!!!あ………!!!!コトネっ!!!それ、イイ!!!!キモチイイ!!!!!もっと……、もっとシテっ!!!!おれこんなキモチイイの知らないっ!!!もっと!!!!」

「アノさん♡そんなに気持ちいい事気に入りました?ならもっとしてあげます♡………これから沢山しましょうね」

(沢山?これから、シテくれるノカ?
んあっ!!!!!んんンぁ………しっこ。したい………、う………ナンデ今?……うぅ……ちんちんヘンだ……)

折角気持ちが良くて幸せなのに、おしっこがしたくなってアノニマスは泣きそうだった。





◇◇◇◇◇◇








「あっ♡あっ♡コトネっ♡んっ……くぅん…………。っ……ひぃ………はぁぁ……出るっ…………出るっ…ぅ……♡」

「良いですよ♡沢山しーしーしてくださいね♡ほら、しっこして気持ちよくなっちゃえ♡ほらほら♡乳首噛まれるのが好きなんですか?ん……♡」

(コトネ♡コトネ♡コトネ♡はぁ♡イイ♡ちんちん♡イイ♡)

トイレに行ったのにおしっこが出なくて、泣きそうだったアノニマスに、琴音は沢山気持ちいい事を教えてくれる。白いおしっこの出し方も教えてくれて、お風呂場で、こうしてちんちんと乳首を沢山触ってくれていた。もうアノニマスは琴音の事しか考えられなかった。

(スゴい!!!コトネ……。コトネはおれの事……沢山知ってる……♡おれの体……、ヘンだけど、ヘンじゃ無い。コトネの言う通り、沢山キモチイイ♡)



白いおしっこの後に普通のおしっこも出た。それも凄く気持ちが良くて、アノニマスは感動で体を震わせた。

(スゴい……。ベンキョウ……。シャセイ……セー液)

琴音が美味しそうに白いしっこを舐めている。精液と言うらしい。何故か精液を舐める琴音にアノニマスは胸が、ドキドキとした。

(おれ………。モットシタイ……)

その後も沢山色んな事を琴音は教えてくれる。おまんこも見せてくれた。少しグネグネで変だったけど、舐めると出てくるセー液が、美味しくないのに美味しくて、夢中で吸い付いていると今日は終わりと言われて、残念に思う。

それに琴音は、コレをイケない事だと言った。誰にもバレたらイケないとも言う。

誰かに言ったら、もう出来ないと言われてそれは絶対に嫌だと思った。

(…………………おれ。やだ……。むぅ。)



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