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23話 おまえが欲しい
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18禁です。苦手な方はお帰りください。
おまえが欲しい
アスランはそう言った。
おまえ…とはエルダのことでありあたしではない。
アスランは、優しいから夢うつつであたしを抱いたらあとでものすごく悔いるだろう。
このまま彼に組み敷かれてしまったら事が進んでしまう。
どうしよう…。
迷っている暇なんか無いと覚悟を決めた。
囁くだけなら、あたしだとわからないと信じて
「アスラン、あたしもあなたに抱かれたい」
アスランが腕に力を入れた。
「でもね、シャワーだけさっと浴びて来たいの。お風呂貸してくれる?」
「ダメだ。手を離したらおまえが消えてしまう!」
「消えないわ」
「今までも消えていた、今回は逃さないぞ」
アスランは低い声でそういうと、有無を言わさずあたしに覆いかぶさり、抗議の言葉は彼の唇で塞がれてしまった。
「ん…んんっ…」
「エルダ…」
ああ、始まってしまった。
アスランに夢を見させてあげたつもりが、逆に夢に囚われてしまった。
彼がいつも夢の中でエルダを抱こうとしてはかき消えていたとは想定外だ。
このままだと、エルダの身代わりにあたしが抱かれてしまう。
彼は仕事の定時に、展望ドームの自販機で顔を合わしておしゃべりする程度の関係。
それにエルダ絡みで繋がっていたという付加が付いても抱き合うなんて関係では絶対にないはず。
彼は夢の中でいつも恋人を求めている。
気の毒だと思うけれど、あたしはこのまま流されるわけにはいかない。
【あたしはエルダじゃない】
彼に残酷な言葉を告げるしか…!
でも、なかなか唇を離してもらえない。
息を吸おうと唇を開けたら舌が侵入してきた。そのままあたしの歯列をなぞり逃げ惑う舌を追いかけ絡めとり、口の中で舌の追いかけっこが始まった。
もう!気がついてよ!あたしはシルヴィアよ!
そう意味を込めて彼の背中を拳で叩くと、両の手を纏められ床に縫いとめられた。
アスランはあたしの身体の上に自分の身体をピッタリと重ねたので身動きがとれない。
男の人の身体ってなぜこんなに重いの?
わずかな抵抗は首を振ることだけ。
しかし、アスランはそれさえも許さず執拗に攻め立ててくる。
熱い……!
感覚が麻痺してどうにかなってしまいそう…。
逃げ惑うあたしの舌の動きが鈍ってきて、ついにアスランに捕らえられてしまった。
蛇に絡め取られた獲物のように、あたしの舌は意地悪くなぶられた。
「はぁぁン…」
背中を快楽が這い上がり、合わせた唇の端から嬌声がもれた。
嬌声に後押しされるように、アスランは今度はあたしの首すじに顔を埋めると、音をさせて自分のシルシをつけていく。
「あ…ああっ」
「エルダ、エルダ、ずっとこうしたかった」
「あ、ああん」
「俺を一人きりにさせておいた仕置だ」
それがアスランの本音なのだろう。
ずっと一人で寂しいのを耐えて…
ごめん…なさい
あなたの気がすむならこのまま…
あとで死ぬほど悔いることになったとしても、今、あなたが幸せならそれでいい…。
抵抗をやめたあたしの服を、アスランはスルリと取り去りそのまま身体をひっくり返した。
「おまえの感じやすいここ、舐めてやる」
アスランの舌はあたしの首の後ろからスタートし、やがてそれは背骨へと降りていった。
まるでカタツムリのようにゆっくり焦らされるようにアスランの舌があたしを煽る。
舌が動くたびにイケナイコトをしているようでゾクゾクした。
「唾液が光って綺麗だ…」
アスランは胡座をかくと、ああたしを後ろ向きに座らせ、ブラのホックを外した。
脇から腕が伸びてきて逃げる隙を与えられず、そのまま胸の膨らみを揉みしだかれた。
強く弱く緩急をつけて揉み込まれ、あたしの口から嬌声が溢れ出た。
アスランは満足したように、ふっと笑うと首すじに息がかかり、はあん!とまた声が上がった。
そのまま彼は首すじに舌を這わせながら力強くあたしの胸への攻撃を続け、意地悪な指先は先端を弾いたり潰したりこねくり回したり。
それを目の前でされて、ついに身体の奥から蜜が溢れ出した。
つづく
おまえが欲しい
アスランはそう言った。
おまえ…とはエルダのことでありあたしではない。
アスランは、優しいから夢うつつであたしを抱いたらあとでものすごく悔いるだろう。
このまま彼に組み敷かれてしまったら事が進んでしまう。
どうしよう…。
迷っている暇なんか無いと覚悟を決めた。
囁くだけなら、あたしだとわからないと信じて
「アスラン、あたしもあなたに抱かれたい」
アスランが腕に力を入れた。
「でもね、シャワーだけさっと浴びて来たいの。お風呂貸してくれる?」
「ダメだ。手を離したらおまえが消えてしまう!」
「消えないわ」
「今までも消えていた、今回は逃さないぞ」
アスランは低い声でそういうと、有無を言わさずあたしに覆いかぶさり、抗議の言葉は彼の唇で塞がれてしまった。
「ん…んんっ…」
「エルダ…」
ああ、始まってしまった。
アスランに夢を見させてあげたつもりが、逆に夢に囚われてしまった。
彼がいつも夢の中でエルダを抱こうとしてはかき消えていたとは想定外だ。
このままだと、エルダの身代わりにあたしが抱かれてしまう。
彼は仕事の定時に、展望ドームの自販機で顔を合わしておしゃべりする程度の関係。
それにエルダ絡みで繋がっていたという付加が付いても抱き合うなんて関係では絶対にないはず。
彼は夢の中でいつも恋人を求めている。
気の毒だと思うけれど、あたしはこのまま流されるわけにはいかない。
【あたしはエルダじゃない】
彼に残酷な言葉を告げるしか…!
でも、なかなか唇を離してもらえない。
息を吸おうと唇を開けたら舌が侵入してきた。そのままあたしの歯列をなぞり逃げ惑う舌を追いかけ絡めとり、口の中で舌の追いかけっこが始まった。
もう!気がついてよ!あたしはシルヴィアよ!
そう意味を込めて彼の背中を拳で叩くと、両の手を纏められ床に縫いとめられた。
アスランはあたしの身体の上に自分の身体をピッタリと重ねたので身動きがとれない。
男の人の身体ってなぜこんなに重いの?
わずかな抵抗は首を振ることだけ。
しかし、アスランはそれさえも許さず執拗に攻め立ててくる。
熱い……!
感覚が麻痺してどうにかなってしまいそう…。
逃げ惑うあたしの舌の動きが鈍ってきて、ついにアスランに捕らえられてしまった。
蛇に絡め取られた獲物のように、あたしの舌は意地悪くなぶられた。
「はぁぁン…」
背中を快楽が這い上がり、合わせた唇の端から嬌声がもれた。
嬌声に後押しされるように、アスランは今度はあたしの首すじに顔を埋めると、音をさせて自分のシルシをつけていく。
「あ…ああっ」
「エルダ、エルダ、ずっとこうしたかった」
「あ、ああん」
「俺を一人きりにさせておいた仕置だ」
それがアスランの本音なのだろう。
ずっと一人で寂しいのを耐えて…
ごめん…なさい
あなたの気がすむならこのまま…
あとで死ぬほど悔いることになったとしても、今、あなたが幸せならそれでいい…。
抵抗をやめたあたしの服を、アスランはスルリと取り去りそのまま身体をひっくり返した。
「おまえの感じやすいここ、舐めてやる」
アスランの舌はあたしの首の後ろからスタートし、やがてそれは背骨へと降りていった。
まるでカタツムリのようにゆっくり焦らされるようにアスランの舌があたしを煽る。
舌が動くたびにイケナイコトをしているようでゾクゾクした。
「唾液が光って綺麗だ…」
アスランは胡座をかくと、ああたしを後ろ向きに座らせ、ブラのホックを外した。
脇から腕が伸びてきて逃げる隙を与えられず、そのまま胸の膨らみを揉みしだかれた。
強く弱く緩急をつけて揉み込まれ、あたしの口から嬌声が溢れ出た。
アスランは満足したように、ふっと笑うと首すじに息がかかり、はあん!とまた声が上がった。
そのまま彼は首すじに舌を這わせながら力強くあたしの胸への攻撃を続け、意地悪な指先は先端を弾いたり潰したりこねくり回したり。
それを目の前でされて、ついに身体の奥から蜜が溢れ出した。
つづく
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