67 / 78
第67話 追憶ノ一
しおりを挟む
物心が最初の記憶を意味するならば、バーストにとってのそれは「抗いがたい殺人衝動」だった。
「ひぃっ、バケモノ」
欲望に従うままに、人を殺した。
「助けて、父上、母上!」
その爪で、肉を引き裂いた。
血の匂いを嗅ぐと頭の中に幸せな霞がかかり、また新たな血を求めた。
「死にたく、ない。金なら出す。だから……!」
その牙で、血肉を食らった。
アルコール依存症の人間がアルコールを求めるように、ニコチン依存症の人間が煙草を求めるように、来る日も来る日も人を殺して回った。
唯一の誤算は。
その快楽が、長く続かなかったことだった。
「……なんのために」
やがて、その体には死臭がまとわりついていた。
腐った死体の匂いであり、錆びた鉄の香りであり、死を振りまく病魔の臭気だった。
体が刺激に慣れ始めた。
あれほど楽しかった虐殺は、もはやなんの感慨もわかないものになっていた。
それでも、脳裡にうごめく欲求が消えることはなかった。
意味も分からず、ただ本能に従う日々。
そんなある日。
彼女は一人の男の子と出会う。
「だあれ?」
食指も動かない。
本能は目の前の子供を殺せと訴えている。
だが、いささか、意味もなく動き続けることにも飽き始めた。
『原初の呪い』は気まぐれに、少年に声をかけた。
「……そうだね。バステトとでも呼んでよ」
「じゃあバーちゃんだ!」
「ばあちゃん……、まあ、いいよ、それで」
訂正するのも面倒くさかった。
どうせすぐに、死が二人を別つ。
「バーちゃん、何か悲しいことがあるの?」
「……え?」
この時までは、そう思っていた。
「泣きたいなら、ボクに話してみてよ! 大丈夫。誰にも内緒だから! ね?」
「……ねえ、君の名前は?」
「ボク? ボクはねー」
それが、原初の呪いと。
「天月悠斗! よろしくね!」
天月悠斗の出会いだった。
*
天月悠斗はバーストにとって脆弱な人間だった。
今まで見てきた人間の中でも群を抜いて。
姓があり、恵まれた家系に生まれながら、彼の境遇はあまりにも不遇だった。
妾との間に生まれた彼の居場所は、本邸とは離れた場所につくられた、古い物置。雨水をすすり、湧く蛆虫を食らって腹を満たして生きながらえていた。
「みじめだね」
バーストから見ても、それは誇らしい生き方ではなかった。
だけど天月悠斗は笑っていた。
「あはは、かもね」
「そうまでして生きて、一体何になるって言うんだい」
言いつつ、バーストは自分の言動に違和感を覚えていた。
自分は、どうしてこいつを殺さないのだろう。
「あはは、もっともな意見だよね。ボクも、少し前までは同じことを考えていたよ」
「少し前まで? もう、答えを見つけたのかい?」
「うん」
何が琴線に触れたのかはわからない。
ただ、どうしてか。
少年の瞳から目を離せなかったのを、バーストは覚えている。
「だって今は、バーちゃんがいるもん!」
今となっては誰も覚えていない記憶。
それでも、彼女だけは忘れない。
「一日でも長く生きれば、一日でも長くバーちゃんと一緒にいられるでしょ?」
「……そっか。そうだね」
「えへへ。ボク賢いでしょ!」
胸の奥に、何かがずっとつっかえていた。
それが何かわからずにいた。
だけどその時。
確かにそれが。
「うん。そんなこと、思いもしなかったな」
ゆっくりと、抜けるのを感じた。
春が来て、雪が解けるように。
*
「やあ、いるかい?」
バーストは、昼に昼寝をして、夜は散歩するのが日課になっていた。その経路には天月悠斗の寝泊まりする小屋が含まれていて、彼が眠りこけるまで無駄話をするのがいつものことだった。
「……今日はいないのか」
だけど、その日はそこに、彼がいなかった。
ちくりと、胸に針が刺さったような痛みが走る。
バーストはしばらく右往左往した後、倉庫の白壁にもたれかかり、星空を眺めた。
後にフランスのラランドによって「ねこ座」と命名される星が空には瞬いていたが、バーストはそれを知らない。
「……」
天月悠斗という人間に触れて、外界に意識を向けるようになって気づいたことがある。
一つは、自分と似たような存在は意外に多く存在するということ。人は彼女たちのことを『呪い』と呼んでいるらしい。
そしてもう一つは、柩使いと呼ばれる者たちが、『呪い』を退治して回っているという噂。
人間がいくら策を弄したところで狩られるとは想像しがたかったけれど、その存在は認知していた。
認知はしていたが、それが自分のもとに来るのはもっと先だと思っていた。
「動くな、『原初の呪い』」
「……誰だい?」
「柩使い、神藤彦斎」
「……へぇ?」
バーストは久々に、血が騒ぐのを感じた。
それは生存本能。
柩使いと相対し、自分を殺しうる敵と直感したのだ。
「下等種が、誰に口をきいている」
「呪い風情が、なめた口をきくなよ。こちらには人質がいるのだ」
人質。
人間の記憶から生まれたバーストには、もちろんその言葉の意味も理解できた。
だが、どうして自分が人質を取られるのかが理解できなかった。
「誰のことを言っている?」
「天月悠斗」
殺したければ殺せばいい。
表層心理で考えたのは、そんなことだった。
「……彼をどうするつもりだい?」
だけど、口をついて出たのは、自分でも驚くような言葉だった。
驚いたのは彼女だけではない。
相対する神藤もまた、目を見開いていた。
「くはは、話を聞いた時は耳を疑ったが。ふはは! まさか本当に人間にほだされた『呪い』がいるとは!」
天月悠斗は人間で、バーストは呪いだ。
世界はその二つが交わることを許さない。
「案ずるな。害なしたりなんかしない。お前がおとなしくしている限りはな」
「ひぃっ、バケモノ」
欲望に従うままに、人を殺した。
「助けて、父上、母上!」
その爪で、肉を引き裂いた。
血の匂いを嗅ぐと頭の中に幸せな霞がかかり、また新たな血を求めた。
「死にたく、ない。金なら出す。だから……!」
その牙で、血肉を食らった。
アルコール依存症の人間がアルコールを求めるように、ニコチン依存症の人間が煙草を求めるように、来る日も来る日も人を殺して回った。
唯一の誤算は。
その快楽が、長く続かなかったことだった。
「……なんのために」
やがて、その体には死臭がまとわりついていた。
腐った死体の匂いであり、錆びた鉄の香りであり、死を振りまく病魔の臭気だった。
体が刺激に慣れ始めた。
あれほど楽しかった虐殺は、もはやなんの感慨もわかないものになっていた。
それでも、脳裡にうごめく欲求が消えることはなかった。
意味も分からず、ただ本能に従う日々。
そんなある日。
彼女は一人の男の子と出会う。
「だあれ?」
食指も動かない。
本能は目の前の子供を殺せと訴えている。
だが、いささか、意味もなく動き続けることにも飽き始めた。
『原初の呪い』は気まぐれに、少年に声をかけた。
「……そうだね。バステトとでも呼んでよ」
「じゃあバーちゃんだ!」
「ばあちゃん……、まあ、いいよ、それで」
訂正するのも面倒くさかった。
どうせすぐに、死が二人を別つ。
「バーちゃん、何か悲しいことがあるの?」
「……え?」
この時までは、そう思っていた。
「泣きたいなら、ボクに話してみてよ! 大丈夫。誰にも内緒だから! ね?」
「……ねえ、君の名前は?」
「ボク? ボクはねー」
それが、原初の呪いと。
「天月悠斗! よろしくね!」
天月悠斗の出会いだった。
*
天月悠斗はバーストにとって脆弱な人間だった。
今まで見てきた人間の中でも群を抜いて。
姓があり、恵まれた家系に生まれながら、彼の境遇はあまりにも不遇だった。
妾との間に生まれた彼の居場所は、本邸とは離れた場所につくられた、古い物置。雨水をすすり、湧く蛆虫を食らって腹を満たして生きながらえていた。
「みじめだね」
バーストから見ても、それは誇らしい生き方ではなかった。
だけど天月悠斗は笑っていた。
「あはは、かもね」
「そうまでして生きて、一体何になるって言うんだい」
言いつつ、バーストは自分の言動に違和感を覚えていた。
自分は、どうしてこいつを殺さないのだろう。
「あはは、もっともな意見だよね。ボクも、少し前までは同じことを考えていたよ」
「少し前まで? もう、答えを見つけたのかい?」
「うん」
何が琴線に触れたのかはわからない。
ただ、どうしてか。
少年の瞳から目を離せなかったのを、バーストは覚えている。
「だって今は、バーちゃんがいるもん!」
今となっては誰も覚えていない記憶。
それでも、彼女だけは忘れない。
「一日でも長く生きれば、一日でも長くバーちゃんと一緒にいられるでしょ?」
「……そっか。そうだね」
「えへへ。ボク賢いでしょ!」
胸の奥に、何かがずっとつっかえていた。
それが何かわからずにいた。
だけどその時。
確かにそれが。
「うん。そんなこと、思いもしなかったな」
ゆっくりと、抜けるのを感じた。
春が来て、雪が解けるように。
*
「やあ、いるかい?」
バーストは、昼に昼寝をして、夜は散歩するのが日課になっていた。その経路には天月悠斗の寝泊まりする小屋が含まれていて、彼が眠りこけるまで無駄話をするのがいつものことだった。
「……今日はいないのか」
だけど、その日はそこに、彼がいなかった。
ちくりと、胸に針が刺さったような痛みが走る。
バーストはしばらく右往左往した後、倉庫の白壁にもたれかかり、星空を眺めた。
後にフランスのラランドによって「ねこ座」と命名される星が空には瞬いていたが、バーストはそれを知らない。
「……」
天月悠斗という人間に触れて、外界に意識を向けるようになって気づいたことがある。
一つは、自分と似たような存在は意外に多く存在するということ。人は彼女たちのことを『呪い』と呼んでいるらしい。
そしてもう一つは、柩使いと呼ばれる者たちが、『呪い』を退治して回っているという噂。
人間がいくら策を弄したところで狩られるとは想像しがたかったけれど、その存在は認知していた。
認知はしていたが、それが自分のもとに来るのはもっと先だと思っていた。
「動くな、『原初の呪い』」
「……誰だい?」
「柩使い、神藤彦斎」
「……へぇ?」
バーストは久々に、血が騒ぐのを感じた。
それは生存本能。
柩使いと相対し、自分を殺しうる敵と直感したのだ。
「下等種が、誰に口をきいている」
「呪い風情が、なめた口をきくなよ。こちらには人質がいるのだ」
人質。
人間の記憶から生まれたバーストには、もちろんその言葉の意味も理解できた。
だが、どうして自分が人質を取られるのかが理解できなかった。
「誰のことを言っている?」
「天月悠斗」
殺したければ殺せばいい。
表層心理で考えたのは、そんなことだった。
「……彼をどうするつもりだい?」
だけど、口をついて出たのは、自分でも驚くような言葉だった。
驚いたのは彼女だけではない。
相対する神藤もまた、目を見開いていた。
「くはは、話を聞いた時は耳を疑ったが。ふはは! まさか本当に人間にほだされた『呪い』がいるとは!」
天月悠斗は人間で、バーストは呪いだ。
世界はその二つが交わることを許さない。
「案ずるな。害なしたりなんかしない。お前がおとなしくしている限りはな」
0
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話
紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界――
田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。
暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。
仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン>
「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。
最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。
しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。
ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと――
――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。
しかもその姿は、
血まみれ。
右手には討伐したモンスターの首。
左手にはモンスターのドロップアイテム。
そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。
「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」
ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。
タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。
――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――
地獄の手違いで殺されてしまったが、閻魔大王が愛猫と一緒にネット環境付きで異世界転生させてくれました。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作、面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
高橋翔は地獄の官吏のミスで寿命でもないのに殺されてしまった。だが流石に地獄の十王達だった。配下の失敗にいち早く気付き、本来なら地獄の泰広王(不動明王)だけが初七日に審理する場に、十王全員が勢揃いして善後策を協議する事になった。だが、流石の十王達でも、配下の失敗に気がつくのに六日掛かっていた、高橋翔の身体は既に焼かれて灰となっていた。高橋翔は閻魔大王たちを相手に交渉した。現世で残されていた寿命を異世界で全うさせてくれる事。どのような異世界であろうと、異世界間ネットスーパーを利用して元の生活水準を保証してくれる事。死ぬまでに得ていた貯金と家屋敷、死亡保険金を保証して異世界で使えるようにする事。更には異世界に行く前に地獄で鍛錬させてもらう事まで要求し、権利を勝ち取った。そのお陰で異世界では楽々に生きる事ができた。
世界最強の勇者は伯爵家の三男に転生し、落ちこぼれと疎まれるが、無自覚に無双する
平山和人
ファンタジー
世界最強の勇者と称えられる勇者アベルは、新たな人生を歩むべく今の人生を捨て、伯爵家の三男に転生する。
しかしアベルは忌み子と疎まれており、優秀な双子の兄たちと比べられ、学校や屋敷の人たちからは落ちこぼれと蔑まれる散々な日々を送っていた。
だが、彼らは知らなかったアベルが最強の勇者であり、自分たちとは遥かにレベルが違うから真の実力がわからないことに。
そんなことも知らずにアベルは自覚なく最強の力を振るい、世界中を驚かせるのであった。
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
チートを極めた空間魔術師 ~空間魔法でチートライフ~
てばくん
ファンタジー
ひょんなことから神様の部屋へと呼び出された新海 勇人(しんかい はやと)。
そこで空間魔法のロマンに惹かれて雑魚職の空間魔術師となる。
転生間際に盗んだ神の本と、神からの経験値チートで魔力オバケになる。
そんな冴えない主人公のお話。
-お気に入り登録、感想お願いします!!全てモチベーションになります-
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる