色欲デモナージュ ~チートは危険ですのでおやめください。ハーレムが出来てしまいます~

一ノ瀬るちあ/ねこねこバレット

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17話 石戸と淫紋えっち2

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 土日は七咲や卯月とえっちした。
 二人とも、特に七咲は新武器【マジカルチンポ】で幸せそうにしてくれた。やばいな、この世で俺以上に善行を積んでる人間いないんじゃないだろうか。この分だと仙人になるのも遠くないかもしれない。

 まぁ、機会があればそれも話すとして、今日はまた月曜日だ。
 今日からまた石戸晴香の淫紋成長日記のターンだ。二日空いた分、成長度合いも期待できる。そんなことを考えながら、学校に着くと、誘拐された。

「ほえ?」
「あぁ、はぁ……♥新里さまぁ♥」

 校門の陰から何かが飛び出したと思うと、俺を引っ張って、校舎裏に引きずり込まれた。ここはゴミ捨て場で、ゴミ出しする人くらいしか来ないし、この時間帯はもっとも人気がない場所だと言ってもいい。

 言う必要も感じられないが。
 その正体は当然石戸晴香だった。媚薬風呂に三日漬け込んだみたいな顔しやがって。体中からメスの匂いがぷんぷん漂ってくる。

 石戸は一度媚びるように鳴いた後、いそいそと脱衣しだした。下着姿になったその素肌には、下腹部の辺りに禍々しい淫紋がくっきりと浮かんでいる。一目でわかる。これはもう手遅れだ。

「あぁ……新里さま……♥見て、見てくださいぃ……たった一週間で屈服したメスの証を、ご覧くださいぃ♥見えますか? このどうしようもなくなった淫紋……もうダメなんですぅ♥わたしのおまんこ、新里様のおちんちんが欲しくてたまらないんです……♥」

 淫紋は既に九割以上侵攻し終えていて、むしろよく耐えてるなというのが感想だ。あるいは、彼女に変えさせた事象の中での限界値がこの九割強なのだろうか。分からんが、後はちんぽを挿入するだけで終わる予感がする。

 驚くべきことは、これが彼女の正常状態であるということだ。一週間かけて、彼女の普通は塗り替えられた。それは、人ひとりが変容するにはあまりにも短すぎる、だが、彼女にとっては無限にも感じられる永遠の先の変貌だ。

「俺のちんぽが欲しいか」
「はひぃぃっ♥欲しいですぅ♥」
「ならそのまま校舎を一周して来い」

 だが俺は、まだ壊してやらない。
 こんないいおもちゃ、そうそう手に入らないじゃないか。簡単に壊してもらえると思うな。最後の最後まで、朽ち果てるまで愉しませろ。

「いや、いやです」
「じゃあちんぽもなしだ」
「っ! いやぁ!! いやなのぉ! 苦しいのは嫌!!」
「じゃあどうすればいいか分かるな」

 石戸が、頭をぶんぶん振って葛藤している。
 呼吸が荒くなり、目ん玉ひんむいて悶えている。発狂したいのだろうが、それは誓約によって許されていない。

「ひぐぅっ、お願いします。もういっそ、壊してください。何も考えなくてよくなるまで、苦しまなくなるようにしてください」
「だめだ。最後まで俺を楽しませろ」
「しょんにゃぁ……」

 涙やら鼻水やら。
 汚い排泄物で、彼女の顔がドロドロになる。
 しょうがないなぁ。

「よし、じゃあ背中を押してやるよ。精一杯、バカになってくるといい」
「な、なにを……?」

 俺は距離を詰めて、彼女の横に立った。
 恋人同士の距離。発動条件はクリアだ。
 俺は彼女に対して【魅了】を発動した。

「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁっ゛!? あ゛っ♥♥あ゛ぎぃ゛ぃぃぃぃぃっ♥♥あっ♥あっ♥にゃにこりぇぇ♥♥あはぁ♥ばかになりゅぅ♥あたまのなかふわぁ~ってして♥なにもかんがえりゃれにゃくにゃりゅぅぅぅぅぅぅっ♥♥♥♥」
「バカになっちまえ。苦しいのは嫌だろう? 楽になりたいだろう? どうすればいいか、分かるはずだ」
「あ゛ぁ゛っ゛♥♥なりますぅぅぅっ♥わ゛だじばかになりますぅぅぅっ♥♥しあわへ♥♥しあわへになりたいぃぃぃっ♥♥しあわせにひてぇぇぇぇぇっ♥♥」

 ぶしゅぶしゅと彼女は股間から愛液を吹き零している。その勢いは滝の如く、留まることを知らない。淫紋が熱を帯び、さらに少し淫靡な形に代わる。もう、本当にあと少しだろう。

「石戸、バカなお前が考えることは一つだけでいい。代わりに、その一つだけは【心と魂に刻みつけよう】な。お前の処女を捧げる相手は誰だったっけ?」

 最期に、催眠を上書きする。
 この間、彼女は能力を行使できる。
 だが、もう既に手遅れだ。

 もはや彼女の体は、この淫紋がある状態を正常と判断している。体を元に戻そうとしてもこの状態に戻るし、時間を巻き戻そうものなら異常と判断して再びこの状態に戻ろうとするだろう。抗えるのは今だけだが、抗うにはもう遅すぎるのだ。

「わたしのぉ、処女を奪ってくれるのはぁ……わたしがぁ……生涯身も心も捧げる男性ですぅ♥♥新里様ぁ♥永遠の忠誠を誓いますぅ……、だから、だからぁ♥♥」

 【魅了】にあてられ、俺を敵だと認識することもできなくなった彼女が抗えるはずもなかった。既に、愛する俺に身を捧げる事しか考えられないだろう。俺がそう仕向けた。そんなバカに変えてやった。

「わたしを、食べてっ♥♥♥♥」
「はっ、いいだろう」
「あぁぁぁ♥♥」

 ズボンを下ろして、ペニスを取り出す。
 一体どれだけ待ちわびたのかと言うほどびちょびちょのまんこは、いとも簡単に俺のちんぽを飲み込んだ。

「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛っっ゛!! イ゛ッグゥゥゥゥッ!? っ♥♥♥♥」

 彼女はちんぽが収まりきるより先に絶頂に達した。すでに大洪水の肉壺に、愛液が追加オーダーされる。どう考えたってキャパオーバーだ。脱水症状の心配までしてしまうね。

「あっ……♥おちんちん、全部はいっちゃった♥♥入っちゃったぁ♥♥私の全部♥捧げないといけないのにぃ♥入っちゃったぁ♥♥♥♥」
「そう、偉いね。石戸はもう俺とセックスしちゃったから、一生おれの物だよ?」
「はひぃぃぃっ♥♥私は新里様のモノですぅぅぅっ♥♥どうぞご自由にお使いくださいぃぃっ♥♥あっ♥またイク♥♥イクイクイクっ♥♥しあわせが止まらなぃぃぃ♥♥あぁぁぁ♥♥わたし、っ♥新里様の物になれてしあわせでしゅぅぅっ♥♥」

 彼女の淫紋が、一際精彩を放った。
 烙印のように、奴隷紋のように。彼女の胎盤を模した淫靡なハートが下腹部を支配している。いや、下腹部だけではないか。もはや淫紋は彼女の全てを支配した。彼女はもう俺に逆らえない。俺だけの奴隷だ。

「ほら、好きなだけイキ狂え。苦しかっただろう? 辛かっただろう? もう心配いらないからな。俺に忠誠を誓う限り、お前は世界一の幸せ者だ」
「はひぃぃ♥♥イキ狂いますぅ♥しあわせっ♥♥わたしはしあわせでしゅぅぅっ♥♥新里様に忠誠を誓えてしあわせでしゅぅぅっ♥♥♥♥」

 俺はチンポでキスをする。
 彼女の子宮口にキスをする。
 突けば突くほど突くたびに、彼女の膣は、形を変容していく。俺を受け入れていく。いや、最初から受け入れているか。
 訂正しよう。おもてなしの心を学んでいく。

 腰を打ち付ける度に、破裂音が響き渡る。
 どんどんアクセルをべた踏みにして、ますますペースを上げていく。その度彼女は幸せそうな声で鳴く。

「あっ♥あっ♥あ゛あっ♥イっ♥♥イクっ♥イクぅ♥やぁあぁぁ♥またイっちゃうの゛ぉ゛ぉぉぉぉ♥♥」
「ほら、乳首も弄ってやるよ」
「ぴぎぃぃぃぃっ!? っ♥だめっ♥♥そんな、っ♥両方一気に攻められたら、なにもかんがえられない♥♥あぁ♥きも、きもちいいぃっ♥♥きもちいいぃのぉ♥♥ただただきもちい゛いぃしかわかりゃないの゛ぉ゛ぉぉ♥♥♥♥」

 彼女ががくがくと腰を砕く。
 にゅぱんにゅぱんとぐっちょりまんこが肉棒を包む。彼女の腰砕きに合わせて、俺も腰を振ってやると不協和音が和音になる。うーん! 素晴らしい音色だ!
 どれ、脇の方はどんな感じかな。

「あんっ♥だめぇ♥脇汚いからぁ♥舐めちゃらめぇぇ♥♥」
「お前は俺のなんだ?」
「は、はひぃぃ♥♥私はいやしいメス奴隷ですぅぅっ♥♥おろかにもご主人様に歯向かった、っ♥♥いやしいメス奴隷ですぅぅぅっ♥♥♥♥」
「なら黙って為されるがままにしていろ」
「~~っ♥♥あはぁ♥イっちゃったっ♥♥脇を舐められただけでイっちゃったぁ♥♥」

 石戸の顔は、どろんどろんのべろんべろんだ。きりっとしていた目尻をたるんと弛ませ、口角はだらしなく歪み、潤んだ瞳が熱いまなざしを送っている。そして瑞々しい、ぷるっとした唇。そこに俺の唇を押し付けた。

「んぢゅ! んむぢゅぅっ♥ぢゅるる♥んんんんんっ……♥ぢゅっぢゅぢゅっぢゅ♥ぶちゅぶぢゅっぢゅぶ♥んぶぅ♥あはぁ♥新里様ぁ♥♥お慕いしておりますぅ♥♥」
「石戸、そろそろイクぞ」
「♥♥♥♥っ、あへぇ♥♥お願いしますっ♥♥身も心も捧げた卑しいメス豚に、おろかにも敗北したメス奴隷にぃ♥♥ご主人様の遺伝子を刻み付けてくださいぃぃぃ♥♥♥♥」
「ほら、射精すぞ! お前も一緒にイけ!」

 どびゅるるるっ、どびゅるるるっ。
 犯す、犯す、犯しつくす。
 彼女の膣内全てを満たすつもりで精液を注入する。

「あひぃぃぃぃっ♥♥あっ♥あぁぁぁっ♥キてるぅ♥♥私の赤ちゃんベッドに白いのいっぱい出てりゅぅぅ♥♥あぁぁ♥♥止まらないぃ♥ガチ恋汁が止まらないぃぃ♥♥決壊水門からご主人様への愛が溢れてとまらないにょぉぉぉぉっ♥♥♥♥」

 【マジカルチンポ】補正も駆使して、出せるだけ出した。それからしばらく彼女は腰をビクンビクンと動かしていた。その表情は幸せそのもので、瞳の中にはハートが幻視される。

「はひぃぃ♥♥新里様……わたしの、ご主人様ぁ♥♥」

 彼女が俺に手をのばしてきたので、好きにさせてやった。
 俺の顔をその両手で捕まえて、抱き寄せて、ちゅっと唇を押しあてた。ハムハムと、優しい口づけをした。

 その時だった。
 SHR開始のベルが鳴った。

「さて、石戸晴香。これからお前をこき使ってやるから覚悟しろよ」
「はぁい♥ご主人様ぁ♥♥」


 それから俺たちは、場所を移動してやり直していた。
 場所は校長室……の、影の世界の方だ。さすがに表の世界でやるメリットが思いつかない。いやまぁ緊張感とかは味わえるかもしれないけれど、その危険にあっても催眠で切り抜ければいいからな。言うほどスリリングというわけでもない。

 ついでに言えば、今は授業中だ。
 その授業中にもかかわらず、なぜやり続けているのかというと、当然彼女の事象改変を使った結果だ。今頃【石戸晴香と新里奏夜はいつも通り授業を受けている】と認識されているさ。

 気になる点は、彼女を堕とすことで天使の能力が使えなくなる可能性だったが心配は無かった。もしかすると、石戸晴香を正常なまま堕としたからかもしれない。物は試しと【校長室にキングサイズのベッドがある】と事象を改変したら現れた。ただいま運動中である。

「んふぅ♥♥新里様ぁ♥♥」

 一糸まとわぬ彼女と交わる。
 最初の激しさは鳴りを潜め、今は思いやりが突き出たような緩やかなペースで楽しんでる最中だ。ねっとりと、お互いの体液を交換し、愛を深める。

「三週間くらい持って欲しかったのになぁ。たった七日で屈服しやがって」
「んふっ♥♥申し訳ございませんっ♥こらえ性のない雌犬にお仕置きしてくださぁい♥♥」
「何がお仕置きだ。ご褒美だろうが」
「んひぃぃ♥♥あはぁ♥しあわせぇ」

 クリをつつく。絶頂する。
 乳首を弾く。絶頂する。
 耳を舐る。絶頂する。
 どこをついても幸福スイッチ。
 彼女の中ではすべてが快楽に変換される。

「ほらっ、イキ疲れただろう? しばらくお休み」
「あへぇ……ご主人様ぁお慕いしておりますぅ」
「はいはい」

 ひとしきり彼女の体を貪ってから、彼女を眠りにつかせた。
 するとすぐさまアスモデウスがやってきた。

「さすがは奏夜、こうもあっさり手中に入れるとは。恐れ入ったよ」
「よせやい。それより、だ。こういう天使類ってまだいるのか? 他の悪魔は友好的なのか?」
「少しくらい勝利の余韻に浸るかと思えば、勝って兜の尾を締めるタイプだったか」
「そりゃあな。今回みたいに楽な案件ばかりとは限らねえ。打てる手は打っておくに越したことはないだろう」

 石戸晴香の能力は強力だ。少なくとも、アスモデウス級の悪魔以上の効力を有している。そんな奴がごろごろいるなら、殺意の高い天使や悪魔が俺の命を狙ってきた場合でも対処できるように先んじて手を打っておかない理由がない。

「悪魔どうしは決して争わないよ。これでも情に厚い種族だからね。ただ、そうだね。天使への警戒は怠らない方がいいだろう」
「お前ならどんな風に改変する?」
「んー、そうだね……」

 アスモデウスの顔が、ニチャアァと歪んだ。
 いつもの、ぱっくり割れた三日月のような不吉な笑みだ。

「『全ての天使の契約者は悪魔の契約者と出会っただけで淫紋が刻まれる』『天使の契約者は悪魔およびその契約者に能力を行使できない』そして、『全人類の天使に対する好意の消失』かな」
「く、くっはは。最高だな、アスモデウス。やっぱりお前は本物の悪魔だよ。だけど、そんなのできるのか?」
「可能だね。彼女の能力は天使と奏夜以外には絶対だ。他の天使の契約者とて、彼女の改変能力には逆らえないよ」
「なに? 石戸ってそんなに位の高いやつだったの?」

 キングサイズのベッドで幸せそうに眠る彼女は、まるでそうは見えないが。

「そうだね。私だって、七大悪魔と称される一柱なんだよ? その能力を封殺できるほどの能力、といえばそのすごさが分かるだろう?」
「へぇ」

 俺とアスモデウスは、彼女が起きるまでたわいない話をした。そして彼女が目覚めると、すぐに先の事象改変を行った。

 この日、世界から天使への信仰が消えた。
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