色欲デモナージュ ~チートは危険ですのでおやめください。ハーレムが出来てしまいます~

一ノ瀬るちあ/ねこねこバレット

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8話 七咲と予行演習:女優

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 放課後になったが小野寺からの連絡は無い。
 よくよく考えたら小野寺は人気者だし、有象無象からラインが来てる可能性もそれなりにある。俺の送った分も埋もれてしまったかもしれないな。まぁ、普通に療養してる可能性の方が高いとは思うけど。

 しばらく押し掛けるかどうか悩んだが、今日は素直に帰ることにした。さすがに三日も帰りが遅いと小言を頂く可能性もあるし、何より明日明後日の予定を立てたかった。
 今日は金曜日だ。進学校すら自称しない我が校にとって、土日は普通に休日だ。運動部とかは練習日なんだろうけど、あいにく俺はそれに含まれない。才能もないのに努力だなんて、無駄なことするよな。
 そういえば某野球選手は「僕は努力家だから天才じゃない」なんて言ってたな。つまり、だ。無才の人間が天才に打ち勝つためには、彼レベルの努力が必要なのだろう。子供の頃から、倦まず弛まず努力してようやくたどり着ける領域。手遅れなんだよ、この年になっちまうとさ。

「アスモデウス、経験値テーブルってどうなってんだ」

 ここまでで分かったことは、悪魔の力は本物だということだ。如何にこの力を成長させるか。これが俺の生命線と言えるだろう。

「よくあるRPGみたいな感じだね。序盤は少ない経験値でレベルアップするけど後半はなかなか上がらない、そんな感じだよ」
「具体的な人数はどんな感じだ?」
「うーん、そもそもレベルっていうのは君たちが勝手に作った概念だからなぁ……。それに、相手によって得られる経験値も違うからね。数式に落とすのは無理かな?」
「人数制じゃないのか」

 そう呟いて、思案を巡らす。
 分かったことは二つ。一つは次に能力を獲得するタイミングは掴めないこと。もう一つは、相手によって得られる経験値が違うということだ。

「じゃああれか? メタルなスライム的なやつもいるのか?」
「そうだね、縁の強さとでも言えばいいのかな。多くの人から愛される人間からは総じて高い経験値が得られる。一方で孤立無援みたいな人間からは雀の涙しかもらえないね」
「……へぇ」

 俺は口に手をあてた。アスモデウスが「ワルい顔してるね」と言ってきたが、まるで心当たりがないな? まったく、笑っちまうぜ。
 くつくつと零れる笑いを、コトコトと鎮める。捕らぬ狸の皮算用ほど見苦しいものは無いからな、しっかりとタヌキを捕まえることに人事を尽くそう。

「で? 仮にこのペースだとして、次の能力を獲得できるのはいつ頃だ?」
「ん? 今からでもできるけど」
「……まじか」

 そうかぁ、妹のやつ、いろんな奴から愛されてるんだなぁ。兄ちゃんはこんななのに、立派だなぁ。いや、あまり考えないようにしておこう。レベルが低いから上がったって考えておこう。

「で、次は何のスキルを取るつもりなんだい?」
「まるで選べるみたいな物言いだな」
「まあね、君ももう、掴んできているだろ?」

 俺は特にそれに返さなかった。だが、アスモデウスにとってはそれで十分だったらしい。満足そうな笑みを浮かべている。
 あくまで考察に過ぎないが、スキルは必要に応じて開花する。【催眠】の時は妹に言うことを聞かせようとして獲得して、【夢魔】の時は睡眠中に対処しようとした結果取得した。他も同様だと推測できる。
 アスモデウスに「そうだろ?」と聞いたが、明言はされなかった。スキルの開花に対しては自力でどうにかしろっていうのが彼女のスタンスだからそんな気はした。

 自宅に帰って行ったのは、七咲飛鳥のSNSチェックだ。女優のスケジュールがこんなところから漏れるとは思わないが、ポロリが無いとも言い切れまい。

「まあないか」

 いろいろ調べて、それでもやっぱり予定が分かるものは無かった。どこどこにいましたとかはいくつか見かけたけどな。まあ、最初から望み薄だっただけにダメージは少ない。

 それから妹とじゃれたり、夕飯を頂いたり、妹とじゃれたり、風呂に入ったり、妹とじゃれたりした。妹の豹変ぶりを猜疑するようなら両親に催眠をかけることも考慮したが、現状そのようなことは無いのでとりあえずは放置とする。渋る妹を彼女の部屋に戻し、布団に就いた。
 アスモデウスが、興味深そうに俺を見ている。

「さ、どうするんだい?」
「どうって、そりゃ決まってんだろ。【夢魔】を使う」
「【夢魔】? くいなちゃんみたいに上手いこと行くと考えない方がいいよ? あれは偶然みたいなもんだ」
「そういう使い方はおまけだよ。まぁ見てなって」

 七咲の顔を思い浮かべながら眠りにつく。今日は情事に及んだわけではないが、やはりすっと就寝できた。もしかするとこれも【夢魔】スキルの効果なのかもしれない。
 昨日と同じく、真白い世界が広がっている。七咲くらいまで行くともはや寝ない可能性もあるが、その時はその時だな。進み過ぎないように気を付けながら、時間を加速させる。現実時間が深夜四時を回った頃、ようやく夢の世界に変化が訪れた。思わず、ため息が出る。

(七咲でも、こんなに体を酷使しないといけないんだな)

 彼女は俺が出会った人間の中では、トップクラスの才能を持っていた。そんな彼女でさえ、トップスターであるためには自分を犠牲にしなければいけない。凡人がそこに並ぼうとしても時間が圧倒的に足りないだろうさ。
 さて、感傷に浸るのはこれくらいにして、やりますか。

 ――七咲は俺の事を知覚できない。
 ――七咲はこれから明日の予行演習を行う。
 ――七咲のもとに俺はいる。

 夢の世界を立て続けに改変する。
 七咲の部屋と思われる場所に立っていた。七咲が目覚ましを止めて起きる。時計を見ればまだ朝早い。ほとんど寝てないといってもいい。ふらふらと起き上がり、それでもしっかり支度を整える様子を俺は立ちつくして見ていた。
 それから間もなくして、七咲が家を出る。俺もついて行くと、家の前には車が止まっていた。俺もその車に乗り込んだのだが、次の瞬間には別の場所に移動していた。一瞬驚いたが、運転手が七咲を起こしている。

(あー、予行演習だから、睡眠時間はカットされるのか)

 つまり七咲は起きてすぐ、移動時間を睡眠にあてたという事だろう。彼女の意識と紐づけられたこの世界には睡眠時間の記録は無いという事だろう。
 しかし困った。せめて撮影場所だけでも知りたいと思ったのだが、どこだここは。池のようなものが広がっているのは分かるが、一体どこの池だろう。
 とりあえず、彼女を追いかけていると、途中で自販機を見つけた。夢の世界でも住所表示ステッカーってあるのかなと思ったが、意外ときちんとあった。とりあえずロケ地一つ目は把握できたな。近くに時計も立っていたので時刻も確認する。うん、この時間にここに来るのは物理的に厳しそうだ。

 ――七咲はここでの撮影を終えた。

 時計の針がぐるんぐるんと回り、太陽の位置が高くなる。見れば七咲は車に向かっていたので、俺も急いで乗り込んだ。また寝るのかと思ったが、今回は台本を読み込み始めた。本当に一秒たりとも無駄がない。

 次の現場は昼頃に着いた。どうやら公園のようだが、当然どこか分からないので自販機を探して住所を確認する。時間と距離から逆算するに、ここからなら合流できるだろう。あとは、彼女が一人になるタイミングだ。そしてそれは、幸いにもすぐに来た。
 この撮影現場では他の俳優さんの出番も撮影するようで、七咲の出番までは少し時間があるらしい。この間に台本を覚えるつもりらしい七咲は、運転手に車の外に行くように指示を出した。運転手は当然のように出ていき、公園の隅でノーパソで仕事を始めた。多分、マネージャーか何かだろう。
 なるほどね。
 それだけわかれば十分だ。この間に七咲が台本を覚えてしまい、実際にはこうならないというパターンの方が恐ろしい。情報収集はこのくらいにして、おまけの方を楽しむことにしよう。

 ――予行演習は終わりだ。
 ――七咲と俺は裸でラブホテルにいる。

「ふぇっ!?」

 車の中にいると思っていた七咲は、景色が一変したことに声を出した。現状を把握できてないらしいが、まあ夢だからこういうこともあるさ、な?
 そう思い、声を掛けたが返事は無い。一瞬疑問に思ったが、すぐに七咲に俺を知覚できないようにしていたことを思い出し、それを解除する。

「え!? だ、だれ!?」
「はっ、だれ、か。そりゃそうだよなぁ」

 俺を見た七咲は自分の身を守るようにしながら退いた。だれ、ねぇ。こっちは一生もののトラウマだってのに、向こうからすれば路傍の石に過ぎないのだ。

「まあいいさ、これからじっくり記憶に残してやるからさ」
「……失せろ」
「お?」

 先ほどまで怯えるだけだった彼女から、一転威圧感が放たれる。まるで別人だ。だが、俺はその人を知っている。

「『宵シグレ』のシグレか。一瞬で切り替わるなんてすごいな」
「ッ!」

 一年前、空前絶後の視聴率を叩き出した実写映画『宵シグレ』。悲哀と葛藤を描いた大作だが、七咲が主演を演じなければ凡作にしかならなかっただろうと思ったのを、よく覚えている。

「ま、関係ないんだけどな。ほれ」

 ――七咲は三角木馬に拘束されている。

「いぐっ!?」

 カシャンという金属音がして、七咲が木馬に拘束される。目を白黒させる彼女に、俺は悪戯する。
 彼女の胸を手で掬った。豊満な彼女のそれは、ずっしりと重い。輪郭をなぞるように手を這わせる。

「や、な、なんなのよあんた! わたしが誰か分かってるの!?」
「そりゃあもちろん。お前の方が、自分の立場分かってるか?」

 室内の備品から、電マを持ち出し見せつける。彼女の仮面に、ヒビが入る。

「うそ、嘘よね……?」
「さて、それはお前の態度次第かもな」

 電源を入れるとブブブと産声を上げるそれを、身動き取れない彼女の前に突き付ける。

「やめ、やめてくだっ、あぁっ!?」

 振動に驚いたのか、七咲が腰をひくつかせた。しかし今、彼女は三角木馬の上にいるわけで、敏感な部分を大きく擦ることになり、ちょっと艶っぽい声を出す。

「っ! やめてください!」
「頼み方ってものがあるだろ」
「うぅ、あっ……、どうかお願いします。助けてください」

 七咲が綺麗な声で嘆願する。耳に心地のいい声だ。そんなところにも女優としての七咲が溢れ出している一方で、女性としての七咲は酷く弱々しい。

「七咲、お前もしかして処女か?」
「……っ!」
「おいおい、まじかよ」

 役者といえば、共演者との熱愛が騒がれやすい職業だ。だが、仕方ないのだ。七咲のような役に潜るタイプの役者は、演じる役と自分の境界が曖昧になるのだ。結果、抱いている恋愛感情が劇中の物なのか現実のものなのか区別がつかなくなり、共演者を好きになってしまうということがよくあるのだ。
 だから、てっきり、七咲もそうやって非処女になっているだろうと思っていた。だが予想とは裏腹に、この時まで七咲は乙女を貫いているらしい。

「だって、だって! そんな時間なかったんだもん!」
「あ、あー。そうか」

 一端しか見ていないが、七咲のスケジュールは過密という言葉では表せないほどだった。稠密といった方がいいかもしれない。なるほど確かに色恋沙汰にうつつを抜かす暇は無かったかもしれない。

「でも、お前だって毎クール主演やってるわけじゃないだろ? オフとまで行かなくても、好きな奴と情事に及ぶ時間ぐらい作れただろ」
「あ! あんたには関係ないでしょ!」
「……ふーん、そういう態度取るんだ」
「あっ」

 ――七咲はローション塗れになる。

 そうイメージすれば、一瞬で七咲がコーティングされる。困惑する七咲に、俺は電マを突き立てる。

「ふにゃあぁ! ごめんなさいぃ!」
「ちげえよ。俺が求めてるのは謝罪じゃねえ。お前が未だに処女な理由だよ」
「あっ、あっ♥いいますっ! いいますからぁ! お願いします、どうか、どうか止めてくださいぃ!!」

 快楽を逃がすために、腰を動かす彼女。ローションでヌルヌルになった彼女は、三角木馬を滑らかに前後する。彼女が素直になるというので、俺は一度電マ攻めから解放してやる。

「あふっぐ……、わたし、好きな人がいるんです」
「ふーん、だれ?」
「そ、それは……」
「言えないの?」

 電マを見やすいように、目の前に持って行ってやる。俺ってやっぱり優しいな。俺の思いが通じたのか、七咲は素直に打ち明けてくれる。

「い、言えます! もちろん言えます!」
「だから名前を言えって言ってんだよ」
「んひぃぃいぃ! ごめんなしゃいぃ! 覚えてないんれすぅ!」

 じれったいので結局突き立てた。だけど彼女の口から出たのは覚えてないという言葉。なるほど、言い淀んだのは名前を思い出せなかったからか。一流の役者にもなると本名ではなく役の名前で覚えるという事だろうか。

「本名を覚えてないなら役名でいいよ。あと、出演タイトルね。あとで調べるから」
「ち、ちがうんです……」
「違う? 何が」
「その人、役者じゃないんです」

 ……意外な結果になったな。役者じゃないけど、名前を覚えてない。つまり? 子役になるより昔の思い人とかか?

「ふーん、詳しく教えてよ」
「は、はひぃ。まだ、私が子役だった頃です。あるオーディションの日、一人の男の子と出会ったんです。彼の演技に、一目惚れして……、でも、それからほどなくして、彼は辞めちゃったらしくって」

 ふーん。俺みたいなやつがいるんだな。夢の中だし、無理やり思い出させること出来ないかな。いや、違うのか、そのシーンを再現させればいいのか。

 ――七咲は今言った日に立ち返る。

 景色がラブホから一転する。そして、彼女の言うオーディションが今まさに実施されている。俺とて昔は子役だったんだ。その子の演技を評してやろうと、目を向けた。

(――は?)

 衝撃の光景に、眼を擦る。
 細部こそ記憶が風化しているが、おそらくあれは。
 俺じゃ、ないだろうか……?
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