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さくら

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04 自己紹介

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誠「それじゃあそこの前の奴から自己紹介しろ。」

チワワ「はい!僕は~~」

自己紹介が始まった。


僕達自己紹介終わるまでここに立ってないとなのか。倒れないといいな



あ、次は海斗の番だ。

海斗「僕は、間宮 海斗です。よろしくお願いします。」

シンプルだね。なんか、こうインパクトがある子居ないかな。

?「……」

誠「おい、そこのお前。自己紹介しろ。」


?「あ゛ぁ?うるせぇな。黙れよ」

なんかヤンキーいるわ。さすがDクラス。

誠「チッ。まぁいい。次のやつ」


次は涼か

涼「みんなおはよ~!知ってる人多いと思うけど、俺は綾瀬 涼!今年もよろしくね~」

内部生だから知ってる人も多いのかな

誠「先生。自己紹介終わりました。」

要「そうか。じゃあ席に戻れ。」

凛&誠「はい」


終わりか。若干目眩がするけど多分大丈夫だろう。

要「多分知ってる奴が多いと思うがここは、同性愛者が多く居る実力主義の学園だ。しかも上界と下界の奴がいる。外出は許可が出ない限り禁止だ。あとここは全寮制だ。だいたいは2人部屋だが、成績優秀者や役職持ちには一人部屋が与えられる。他になんか質問ある奴いるか。」

誠「はい。この学園も試験があるのでしょう。そのことについては」

要「あぁ。試験もある。予定してあるものもあるし、急に来るものもある。試験の結果次第で今後の学校生活が変わってくる。」

大体はパンフレットに載っていたことなので、聞き流していると

要「……、ここはSクラスだ。他クラスから妬まれたり、いじめにあうことだってある。その時は俺らは大して役に立てないだろうからそこはお前らで頑張れ。他は質問ないな?」

クラス「……」

要「じゃあ今日は解散だ。学校を探索するでも寮に行くでもいい。寮に行くやつは俺のところまで鍵取りに来い。じゃ、終わりだ。」

いじめ、ね。どこいってもあるもんだね。

涼「やっと終わった~~!」

海斗「そんな時間経ってないでしょ」

涼「俺からしたら長い時間なの~!」

まぁ長いようで短いような……まぁあんま気にしてなかったから僕は分からないや

凛「今日は寮に行って休むことにしたらどうかな。慣れないことばかりで疲れたんじゃない。」

涼「そうだよ!中学もこんなんじゃなかったし~」

海斗「じゃあ鍵もらって寮まで行こうか。」

涼「そうしよそうしよ!」

凛「うん。行こっか」

そうして僕らは席を立とうとした。だけど、白咲さんに声を掛けられた。
誠「おい。霜月。」

凛「どうしました?」

すると白咲さんは少し言葉をつまらせながら
誠「今日は学級委員に、指名して、悪かった。」

意外と律儀

凛「いえ、僕は大丈夫ですよ。これから頑張りましょうね。」

誠「あぁ。じゃあまた。」

凛「はい。」

……本当に用はそれだけだったんだ。


涼「それだけかよ~」

海斗「こらこら」
涼や海斗も同じ事を思ったらしい。

凛「とりあえず行こう。」

海斗&涼「うん」



凛「先生。寮の部屋の鍵についてなんですが、」

要「あぁ、間宮と綾瀬はこれだ。霜月、お前は成績優秀者だったから一人部屋が与えられる。」

一人部屋。確か役職持ちや成績優秀者にだけ与えられるんだっけ

涼「え?!凛一人部屋なの!今度遊びに行かせてよ~!」

凛「うん。いいよ」

要「話を最後まで聞け。」

涼「ごめんなさい。」


要「まぁいい。霜月は一人部屋だから、生徒会役員共と同じ最上階だ。」

すごいな。あの高いビルみたいな建物の最上階か。

要「それに霜月。お前は1年の中でたった1人の成績優秀者だ。他クラスのやつら、特にSクラスの奴らから狙われるかもしれないから、気をつけておけ。じゃあ行ってこい」

凛「ありがとうございます。海斗、涼、いこ」

海斗「うん。行こっか」

涼「先生またね~!」

要「あぁ。」









作者
間違えてるところを見つけたりしてちょいちょい変えちゃってます。
成績良いのにDクラスはおかしいな、と思ったのでSに変更させてもらいました。

また時間がある時に更新するので、もし良かったらまた読みに来てくれると嬉しいです。



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