どうせクソババアと言われるなら,徹底的にクソババアになってやる・・・

猫山

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50 山田さん戸中井さん、くだらねえ話は続くよ

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 さあ皆さん元気よく・・

ぼきぼきぼき・・ばきばきばき・・・

う~~ん。今日もいい感じに骨が伸びたよ。さて・・・


昨日聞いたが世の中はもうクリスマス一色らしい。なんでかのう?

まあいいや。祭り好きの日本人だ。何でもかんでも祭りだあい ヘ(^o^)/

ってことで、今日は、町内会のクリスマス会兼忘年会をやるってんだが・・・・



のまえに、やっぱりコンビニだな。




「いらっ・・・・きよこ婆さんか・・・」
「なんだい、その反応は?あたしゃ、れっきとした客だよ・・・」
「ですねえ・・・はいはい・・・」



「これをおくれ。」
「きよこ婆さん、これはクリスマスケーキですよ。一人じゃ食べきれませんよ。」
「大丈夫だ。今日の忘年会に持ってくから。」
「忘年会にケーキですか?」
「なんでもいいんだよ。持ち寄りだって言ってたからな。」



・・・


「ありがとうございましたあ。」
「おや。珍しくちゃんと挨拶したね。」
「はい。またのお越しをお待ちしております。」

「ほう?」

・・・・

・・・今日は珍しく1000円札が出てきたよ。きよこ婆さんちにはお札がないのかと疑ってたけど。ちゃんとお札もあるんじゃないか・・・


とことこ・・・・

「でんちゅうでござるうう」
「またあんたかい。」
「どこにいくでござるか?」
「あんた、言葉が戻らないねえ?」
「これで良いのでござる。」
「ま、なんでもいいけどさ。町内の忘年会に行くんだよ。源爺は何を持って行くんだい?」

「あ・・・何もよういしておらんでござる・・・」

「今からでも遅くないから何か用意しておいで。」
「たまにはきよこ婆さんも親切でござるな。」
「たまにはが余計だよ。」



「ごめんよ。」
「ぼめんですめば・・・」
「分かったよ。けーさつはいらねえんだろ。」
「きよこ婆さん、あたしの楽しみを奪っちゃイヤですよ。てか、2日間もいなかったわけ、お義母さんが変なことを言ってるんですけど。」
「変なこと?」
「地獄でご馳走を食べてきたなんて。どこの店に行ってたんです?」
「いや。本当のことだが・・・」

「地獄亭って店なんでしょ?無料だったって聞きましたよ。あたしも連れて行ってくださいよ。」
「今度頼子を招待するって言ってたから、おめえも連れてって貰えば良いさ。」
「んま。頼子さんが?」
「おお。そのうちにくるっていってたぞい。」
「早速行くって走ってちゃった・・・まあいいや。おうい。松江婆?」

「おおよ。きよこ婆。こないだは楽しかったな。」
「おおよ。地獄なあ。」
「これでいつお迎えが来ても怖くねえな。」
「ああ本当だな。」

「ところで何しに来たんだ?」
「やだね。今日は町内の忘年会じゃなかったけえ?」
「やだね。それは明日だろう?」
「はああ?」
「今日は22日。明日の日曜日にするってぇ昨日の回覧板にのっとったぞい。」
「それは見てねえな。しかたねえ。松江婆、二人でケーキでも食うか。」
「こんなにでけえやつをか?」
「おおよ。」



・・・・

「包丁あるけえ?」
「持って来るわ・・・」

えいっとな。4つに切っていいか?

いいだろ・・・


いただきます・・・はぐはぐもぐもぐ・・・


「もう食えん・・・」
「なんだい。1切れでもうだめかい?・・・てえあたしも苦しいわい」

「さすがにこのサイズを二人で食うのは無理があったな。」



「はいごめんよ。」
「「ごめんですめばけーさつはいらねえよ。なんだ。源爺か・・」」
「酷いことをいわねえでくだされでござる。」

意味わからんわ・・・

「ケーキ食うか?」
「貰うでござる・・・」



・・・はぐはぐ・・・はっ

「きよこ婆、ヒドイでござる。」
「なんだい?」
「忘年会は明日でござる。」
「あたしも今知ったんだよ。」

「わしと中井さんにならねばならぬと言うことで・・。」
「へえ?」
「きよこ婆は、山田さんになるんだそうで。」
「なんだいそれは?」
「そういわれたでござる。たぶん・・・」

ヤマダさんとナカイさんって???




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