やさぐれ男の異世界革命記

悪代官と越後屋

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愛の絆(回顧録 高校生)

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 暗く重い雲が空を蔽い、ポツリポツリと雨が落ちてきた。嫌な雨だ。由佳ちゃんが、いなくなったあの日を思い出す。窓から由佳ちゃんの部屋が見える。あれから2年以上過ぎたが、由佳ちゃんの部屋の中はあの時と同じで、まるで時間が止まったままのようだ。由佳ちゃんの母親である真理子さんは、由佳ちゃんがいつ帰ってきてもいいように、いつも部屋を掃除している。胸がキュッと締め付けられたように痛い。未だに私は、由佳ちゃんの事を諦めきれないでいた。

「大和君、お風呂ありがとうございます。気持ち良くて、遅くなっちゃいました」

 バスタオルを巻いた舞ちゃんが、部屋に入ってくる。風呂上がりの白い肌はうっすらと朱に染まり、剥き出しの肩や胸の谷間が艶っぽさを彩っていた。遠くて近きは男女の仲と言うが――由佳ちゃんを失った私は、心の隙間を埋めるように舞ちゃんの優しさに溺れて、いつしか男と女の関係になっていた。

「大和君、由佳さんの事を考えていたんですね! 気持ちは分かりますけど……今は、私だけを見てください!」

 今は冬休みで、両親は旅行に行って家にはいない。近づいてくる舞ちゃんの身体から、石鹸やシャンプーの良い香りがほんのりと漂ってくる。瞳を閉じた舞ちゃんを抱き寄せて、そっと唇を重ねる。お互いを求める気持ちは次第に高まっていく。熱いキスを交わしながら、肢体に巻かれているバスタオルに手を掛けて、ゆっくりと脱がしていく。晒された白い肌は熱を帯びていて、男を惑わすような少女の芳香が更に色濃く立ち込めてくる。大きくなり始めた形の良い膨らみがプルンと揺れ動き、括れたウエストやキュッと引き締まったヒップも、何度見ても飽きないぐらい魅力的であった。私も服を脱ぎ捨てると、舞ちゃんの腰に手を回して力強く抱きしめ――やがて、どちらともなくベッドに倒れこんでいった。

 学校での舞ちゃんは清楚華憐で、お淑やかな美少女と思われている。しかし彼女の本当の姿は驚くほど情熱的で、エッチもかなり積極的であった。

「あっ、やぁんっ! ふああんっ!」

 私に組み敷かれた舞ちゃんが、可愛い喘ぎ声を上げる。目の前にある瑞々しい膨らみは、揉みしだくたびに淫らに形を変えて、柔らかくも弾力に満ちた感触を伝えてくる。膨らみの頂上にある敏感な突起は既にツンと尖がり――指で捏ね回して刺激を与えると、舞ちゃんは肩を震わせながら肢体をくねらせ始めた。牡の征服欲を満たしてくれる悩ましい反応を楽しみむと――私は頃合いを見計らって、右手を下へ下へと這わしていった。

 柔らかい肌の感触を楽しみながら、透き通るように白く張りのある太腿に手を伸ばす。太腿を愛撫しながら秘所に手を滑り込ませると、そこはしっとりと濡れそぼっていた。

「舞ちゃんのここ、濡れてるよ」
「大和君…。は、恥ずかしい……」

 舞ちゃんの羞恥心を煽るように、ヌラヌラと光る指先を見せつける。彼女は頬を赤く染めて、少女のような恥じらいの表情を見せる。しかし私を見つめる瞳には、更なる快楽を期待する淫靡な光を灯していた。

「舞ちゃん、どうしてほしいの?」
 
 舞ちゃんを焦らすようにわざと秘裂を避けて、内腿のキメ細かい肌を愛撫する。同時に、硬くなっている乳房の先端を舌先で転がすが、けして秘部には触れないでいた。

「や、大和君、イジワルしないで……。んっ、あんっ……!」

 もどかしい刺激に舞ちゃんの白い裸体がビクンと震えて、括れた腰を物欲しげにうねらせる。淫裂からはクチュクチュと淫猥な水音が響き、彼女の唇からは甘い声が漏れていた。

 舞ちゃんの可愛らしい反応に気を良くした私は、内腿を愛撫していた手を動かして秘所を優しく撫で上げる。潤いを増した淫らな縦割れはヒクヒクと脈打ち、新たな淫蜜を次々と湧き上がらせていた。舞ちゃんの両脚を開いて、舌を秘所に移す。濡れ光っている花弁を舐め上げ――膣口に突き立てた舌先を擦るように抽送させる。身悶える舞ちゃんの腰がくっと浮き上がり、私の頭を両手で押さえながらイヤイヤとかぶりを振り始めた。

 舌先を突き入れながら、花弁の始点にある敏感な突起を指の腹で捏ね回す。コリっとした感触と同時に舞ちゃんの肢体が大きく仰け反り、端正な顔を切なげに歪めながら嬌声を上げている。

「ひゃあんっ! だ、ダメだよ、大和君…。おかしくなっちゃうよ…、んっ、くぅぅぅんっ!」

 白い肌を薄桜色に染めながら、舞ちゃんの肢体がビクビクと打ち震える。艶めいた喘ぎ声と訴えるような瞳が、牡の獣欲を焚きつけてくる。私は舞ちゃんの両脚を大きく広げると、剛直の先端を割れ目に宛がいゆっくりと差し入れていった。

「ああぁっ! はっ、んっ……ふあっ!」 

 舞ちゃんの嬌声が上がり、男根に肉襞が嘗めるように絡みついてくる。蕩けた蜜壷が剛直を包みながら、奥へ奥へ誘い込むように淫らな蠕動ぜんどうを繰り返している。私は高まる射精衝動を誤魔化すように、くいっと腰を強く押し付けた。

 腰を動かすと結合部から愛液が溢れ出て、湿り気を帯びた淫靡な音を奏でている。舞ちゃんを悦ばせようと、ねっとりと纏わりついてくる柔肉を掻き分けるように腰を打ち付けて抽挿を繰り返す。その度に蕩けきった膣壁が肉茎を咥え込み、搾り取るようにギュウギュウと締め付けてくる。背中がゾクリと震え、舞ちゃんをイカせるつもりが、逆に次第に追い込まれていく。

「あっ、やあんっ! んっ、んっっ、深いよぉ……そ、そこっ……だめえっっっ!」

 主導権を奪われないように、私は舞ちゃんの左脚を持ち上げると、太腿を抱え込むような体勢にして腰を押し当てる。深い挿入感が得られる松葉崩しという体位である。ピストンの強弱や挿入の角度を変化させながら、空いた手で鋭敏な蕾を小刻みに転がしていく。

「あっ、あんっ……ふぅんっ、あっあっ、大和君! イッ、イッちゃうっ……あっ、あああぁんっ!」

 射精衝動に耐えながら子宮口を連続で突き上げる。振り撒かれる甘い芳香や艶めいた喘ぎに触発されて、私の腰の動きは自然に早まり、二人一緒に急激に絶頂に上り詰めていく。

「舞ちゃん! も…もう、ダメだ! くっ、イクッ!」
「んっ、ああっ! 大和君、大和君! 私もイッちゃうイッちゃうよ! あーーーーーっ!!!」

 頭の中で真っ白な光が点滅を繰り返して、限界まで高められた欲望が弾ける。脈動を繰り返す男根から、熱い劣情の塊をおびただしく噴出させる。同時に達した舞ちゃんは、背筋を反り返らせ――精のほとばしりを受け止めながら、身体をビクビクと痙攣させていた。

 絶頂の余韻に浸りながら、舞ちゃんと唇を重ねる。魂まで吸い出されたような快楽を味わって、体が気怠い。深い愉悦の海に呑み込まれ、弛みながらベッドに沈み込んでいると、舞ちゃんが身体を押し付け抱き付いてくる。

「はぁぁっ~! 凄く良かったです。大和君、もっと出来ますよね?」 
「ごめん、舞ちゃん……少し休ませて!」

 大好きな女の子を感じさせて、絶頂に導くという――牡としてのプライドを満たすために、かなり体力を消耗してしまったようだ。

「ふふっ! まだまだ、これからですよ!」

 舞ちゃんの細く白い指が男根を包み込み、優しく上下にシコシコと扱き立ててくる。

「うっ、あっ……!」

 それだけで、元気を取り戻した私の下半身はムクムクと屹立を始めた。

「ところで、大和君。小耳に挟んだんですが……この前、告白されたそうですね」
「うっ……そ、それは…」
「由佳さんに似ていて、美人で胸の大きな人だそうですね」

 舞ちゃんが、リズミカルに男根を扱きながら妖艶な笑みを浮かべる。

「ち、ちゃんと、断ったから😰」
「うふふっ! でも、友達なら良いと――言ったそうですね! しかもその後、胸をチラ見しながら鼻の下を伸ばしていたみたいですね」
「うぐっ……」
「やはり、胸の大きな人が好きなんですね! ふふふっ! 大和君、お仕置きです……悪い事が出来ないように――全部、搾り取っちゃいますね♪」

 仰向けになっている私にギュッと身体を密着させると、艶っぽく愛くるしい唇で胸元を啄んでくる。乳首を捏ね回されると同時に、膨らんだ男根も嬲るように扱き擦られ、愉悦の声が漏れてしまう。

「ふふっ! 女の子みたいな声を出して――大和君、可愛いです!」

 舞ちゃんは、指で作った輪をカリ首に引っ掛けると、私の反応を楽しみながら絶妙な刺激を与えてくる。更に、先程吐き出した白濁液の残滓を亀頭に塗り込み、手の平で包み込みながら淫らな愛撫を重ねてくる。

「うっ、んっ……! ダメだよ舞ちゃん! くっ、出ちゃうよ」

 快感で腰を震わせている私に、舞ちゃんは小悪魔的な表情を向けると――覆い被さるように腰の上に跨り、濡れそぼった淫裂を剛直の先端に宛がった。

 粘着質の淫靡な音を奏でながら、舞ちゃんの腰が徐々に落とされていく。濡れ蕩けた熱い膣壁が騒めくように蠢き、呑み込んだ男根を締め付けてくる。絡みついた媚肉が擦れるだけで射精衝動は高まり、熱く滾ったペニスは限界まで硬くなって反り返ってしまった。

「大和君、もっと気持良くしてあげるね!」

 舞ちゃんは、私のお腹の上に手を置くと、腰を前後に揺すりながら、時折り円を描くようにくねらせ始めた。目の前でお椀型の形の良い美乳がプルンプルンと揺れ動き、私はますます興奮していく。みっちりと締まった蜜壷に捕らえられた剛直も、腰の動きに合わせるように捏ね回されてのたうち回る。一方的に攻められる被虐的な快感に屈服した私は、快楽を求めるように、みっともなく腰を浮き上がらせてしまった。

「はあっ、はあっ! んっ、んっっ! だ、ダメだよ大和君! これはお仕置きなんだから、動いちゃダメですよ」 

 舞ちゃんの腰の動きが更に大胆になり、射精を煽るような動きに変化してくる。舞ちゃんは上体を倒して覆いかぶさると、熱い口づけを浴びせながら腰を上下に動かし始めた。白く形の良いお尻が弾み、打ち下ろされるたびにパンパンと肉のぶつかり合う音が辺りに響く。

 媚肉が淫らに蠢き、咥え込んだ男根全体を余さず包み込んで、激しく扱き上げてくる。舞ちゃんは、快感で蕩けきった私を見て微笑みと、一際強く腰を落としてきた。

「あうっ! あっ、あっ! 舞ちゃん、出るっ!」

 根元まで飲み込まれたペニスの先端が、コリッとした弾力のある子宮口を突き上げる。同時に舞ちゃんの口から嬌声が漏れて、熱く潤んだ蜜壷がギュウギュウとペニスを締め付ける。凄絶な快感に牡としてのプライドも忘れ――たった数分で、二度目とは思えないほどのおびただしい量の白濁液を、舞ちゃんの膣奥に解き放ってしまった。  

「舞ちゃん、酷いよ……」

 あれから私は、舞ちゃんに搾りに搾り取られた。げっそりとして、落ち込んでいる私を尻目に、舞ちゃんはご機嫌である。

「ふふっ! 大和君のあんな可愛い表情を見せられたら、胸がキュンキュンしちゃいます♡」 
「舞ちゃんに、簡単にイカされて……男としてのプライドが…」
「大和君に強く抱かれるのも、女として嬉しいけれど――私が主導権を握るのも悪くないです♪」

 楽し気に声を弾ませながら、微笑む舞ちゃん。そんな舞ちゃんの笑顔に心を奪われ、彼女を抱き寄せると――チュッとキスをする。それに応えるように、舞ちゃんも唇を重ねてくる。

 恋人たちの熱い夜は、まだまだ終わらないのであった。

 
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