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女神の誘惑!

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「クスクス! 本当は分かっているんでしょ♡」

 上目遣いのファラ様が、私の背中に手を回して瑞々しく豊かな膨らみを押し付けてくる。ドレスの上からでも分かる柔らかくムニュムニュとした感触と、魅惑的な甘い香りが鼻腔をくすぐるのであった。そして、ファラ様の誘惑は更に拍車がかかっていく。ファラ様は牡の劣情を煽るように、ドギマギしている私の手を優しく取ると、蠱惑的な胸元に導いてくるのであった。

 ムニュン♡

 ファラ様の双丘は手に収まらない程ボリューミーで、柔らかさと張りを兼ねた至高の感触が手の平に伝わってくる。悲しいかな男の本能には逆らえず、手の平で包み込むように揉みしだいてしまう。

「あんっ♡」

 ファラ様の甘い喘ぎ声が辺りに響く。薄布の下でプルンと揺れる美巨乳は、捏ね上げる度に押し返すように反発してくる。余りの艶めかしさに私の呼吸は次第に荒くなり、獣欲は増々と高まってくる。そして、私の指先が、布越しでも分かる程ツンと尖った突起を捉えると、ファラ様は悩まし気に腰をくねらせ始めるのであった。

「んっ! はあんっ! ほ、本当に悪い使徒君ね♡ クスッ! 悪い子にはお仕置きが必要ねっ♪」

 耳元で甘く囁くと、ファラ様はスラリと伸びた美脚を私の足の間に割り込ませてくる。そして、妖艶な笑みを浮かべると、ムッチリとした太腿を私の股間に押し付けてくるのであった。

「うあっ! うっ、くぅっ……。フ、ファラ様!」
「ふふっ、気持ちいいでしょ? 使徒君のここ、こんなにカチカチになっているわよ♪」

 スリットから覗く真っ白な太腿が艶めかしく上下に動き、私の男根を扱きあげてくる。キメの細かい滑らかな柔肌の感触は刺激的で、若返った肉体は溢れ出る情欲を抑える事など出来なかった。ねっとりと嬲るような脚の動きに呼応して、硬く屹立したペニスは天を衝く程にそそり立ってしまうのであった。

「ファラ様! あっ、あああぁっ! ダ、ダメです! もうっ、んっ……で、出る!」
「クスッ! 蕩けきった顔して可愛いわね♪ でもね、せっかくのチャンスなのに脚でイッちゃていいのかしら♡」
「ファラ様?!」

 ファラ様の脚の動きがピタリと止まる。あっけなく絶頂寸前まで追い込まれた剛直は、とどめの刺激をねだる様にヒクヒクと脈動を繰り返す。そして、先端からは咽び泣く様に、先走りが後から後から溢れ出てくるのであった。そんな情けない私を見ながら、ファラ様は艶然と微笑むのであった。

「さあっ! ファラ様のお願いは何でも聞くから、イカせてくださいって――おねだりしなさい! そうすれば……ふふふっ、そうね♪ 好きな所でイカせてあげる♡ 手でも口でも胸でもいいわよ! クスッ! それとも、ここでイキたいのかしら!」

 ファラ様が焦らす様に、ゆっくりとドレスをたくし上げてくる。白く清楚な絹のドレスとは対照的な、煽情的で黒い下着が徐々に露になってくる。面積の狭い下着は透け透けなレースが施された紐パンで、僅かに濡れそぼったクロッチ部には、淫靡な縦筋がうっすらと浮かび上がっていた。女神とは思えないほどのエロチックな媚態に再び射精欲は高まり、下半身は甘く快美な痺れに支配されていくのであった。

「フ、ファラ様! お願いですから、挿れさせてっ……な、中でイカせてくださいっ!」
「ふふっ、違うでしょ! ファラ様のお願いは何でも聞くから――が、抜けてるわよ♡ クスッ! 止めてもいいのかしら♪」

 浅ましいおねだりをする私を見下しながら、ファラ様は嗜虐的な笑みを浮かべる。そして、ドレスをたくし上げたまま寄り添うと、淫猥な下着に包まれた秘部を剛直にピッタリと宛がい押し付けてくる。それだけの刺激で腰は跳ね上がり、欲望の塊がこみ上げた肉茎は、張り裂けんばかりにいきり立ってしまった。

「あはっ、ビクンビクンしてる♪ ふふっ、イキたいんでしょ♡ いいわよ、早くおねだりしなさい! そうすれば……クスクス! 私の此処で可愛がってあげる♡」

 私を屈服させるように、ファラ様が腰を淫らに蠢かす。下着越しでも分かる――プックリした恥丘に、反り返った肉茎が押しつぶされ捏ね回される。余りの強烈な快感刺激におもわず腰を引いてしまったのだが、ファラ様はそれを許さない。左手を私の腰に回して再び引き寄せると、射精衝動で打ち震える剛直に指を絡め――魅惑のデルタゾーンに宛がうと、ゆっくりと腰を押し進めてくるのであった。

 熱く滾った牡茎がズブズブとデルタゾーンに呑み込まれていく。潤み濡れたショーツの感触と共に、ほころんだ肉裂の蠢く感触が敏感な先端を攻め立ててくる。そして、膨れ上がった肉胴はムチムチの太腿に締められ擦られて――遂に私は、ファラ様の淫技の前に屈服するのであった。

「わ、分かりました! 言います、言います! ファラ様のお願いは何でも聞きます……だから、だからっ『ファラ様、抜き打ち調査の様です。創造神様の御一行がお見えになりました』」

 私の口から屈服の言葉が漏れると同時に、淡々とした事務的な声が辺りに響く。慌てて声のした方を振り向くと、銀色で絹のように美しい髪を後ろに束ねたメイドさんがこちらを見つめている。目のぱっちりした色白の美少女だが、少し影のあるミステリアスな雰囲気が漂っていた。美少女の突然の出現に驚き硬直していたが、そんな私を尻目にファラ様の怒りが爆発するのであった。

「セレーヌ! ここには緊急時以外来るなと言っていたわよね! もう少しで、この男を私の言いなりに出来たのに……えっ!? そ、創造神様?」
「左様でございます。創造神様の御一行がお見えになっております」

 美少女の言葉に、ファラ様の真っ赤な顔があっという間に真っ青になり、傍から見ても分かるぐらいに取り乱し始めた。そして、私の耳元で絹を引き裂いたようなファラ様の悲鳴が炸裂するのであった。

「きゃっ、きゃ―――――ッ!!! な、何故、創造神様が……? はっ! こんなことしている場合じゃないわね。あれを隠して、それを隠して……それからこれも……」

 さっきまでの熱い視線とは打って変わった、ファラ様の冷酷な視線が私に突き刺さる。嫌な予感をヒシヒシと感じ、私の背筋に冷たいものが走る。慌てて逃走を図ったのだが、刹那――私の足元が暗転したかと思うと、全てを飲み込むような真っ暗で不気味な大穴が出現する。それと同時に、私の体は暗い穴の中に吸い込まれるように落下していくのであった。

  
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