異世界で娼館と商館経営⁉ ~チートを駆使したオッサンの剛腕繁盛記~

悪代官と越後屋

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40.海千山千のダークエロフ VS とにかくエロいトミタカ

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「……ふふっ、私は弓も酒も男もな、最高のモノを欲するのだよ」

 艶めかしい雰囲気を漂わせたままレベッカが身体を密着させてくる。褐色の肌は紅潮して熱を帯びており、熱い体温や息づかいがダイレクトに伝わってくる。濡れた艶やかな唇や、欲情の色合いを含んだ瞳も魅惑的で、私は抵抗する事も出来ずに彼女のプライベートルームに連れ込まれるのであった。

 部屋には高価そうな武器が壁に掛けられており、棚には様々な酒瓶が並んでいた。そして部屋の真ん中に小さな木のテーブルが1つと椅子が2脚あり、部屋の隅にはクローゼットと少し大きめのベッドが置かれていた。美しい女性の部屋にしては、こじんまりとしていて殺風景であった。

「こ、こらっ! あんまりジロジロと女の部屋の中を見るな! 恥ずかしいではないか!」
「す、すみません。つい気になってしまって……」
「本当に仕方のない奴だな。……ふふっ、いい事を思いついたぞ。こうすれば貴公もよそ見など出来なくなるな」

 レベッカは妖艶な笑みを浮かべ、挑発するようにレザーアーマーの留め金や紐を解いていく。ガントレットやショルダー部が外され、美しい肌の露出が広がっていく。そしてレッグガードが外されると、艶めきスラっと伸びた美脚も露になっていく。元々、肌の露出の多いレザーアーマーであったが、今や完全にハイレグのボンテージである。ボンテージと化したレザーアーマーは、しなやかで研ぎ澄まされた身体を引き立てており、溢れ出る色香に私の目は完全に釘付けになるのであった。

「いいなその目付き――正にギラついた野獣の目だ。ふふっ、まるで視線だけで犯されているようだ。だが悪くないな、そこまで私に欲情しているという事だからな。如何やら貴公はそこらの男たちとは違って、精力に満ち溢れているようだな」

 男を惑わせる妖しい色香を放ちながら、レベッカが距離を詰めてくる。魅惑的な肢体が絡まるように押し当たり、甘い吐息が漏れる艶っぽい唇が近づいてきた。

「ん、んっ、ちゅっ、ちゅぷんっ♡ 」

 互いの唇が触れ合い湿った音が部屋の中に響く。レベッカは貪るように唇を何度も重ね、熱く情熱的なキスを繰り返してくる。男の劣情を煽るような蕩けるキスではあるが、一方的にやられるのは男が廃るというものである。レベッカを引き寄せ抱き締めると、プルンとした唇を押し割るように舌をこじ入れていった。口腔をねっとりと舌で愛撫し、レベッカの長く滑らかな舌を絡め取っていく。

「んくっ、じゅるる、ぴちゃ、ちゅるるっ♡ 」

 激しいキス愛撫やディープキスを交わしていると、気高いレベッカの目尻が下がり、磨かれ鍛え抜かれた肢体がビクンと震え始める。調子に乗った私はキスを続けながら、引き締まったウエストや美しい曲線を描く双臀を撫で回していく。張りと弾力に富んだヒップは瑞々しく、手の平に吸い付くように滑らかである。持ち上げるようにヒップを揉みしだき、ムニュムニュとした尻肉の感触を楽しみながら愛撫を繰り返していく。そしてレザーアーマーを脱がす為に、留め金や紐に手を伸ばすのであった。

「んんっ、んちゅ、じゅばっ、じゅるるぅぅっ♡ 」

 紐を緩めるのに手間取っていると、レベッカは突如として反撃に移り始めた。差し込んでいた舌に吸い付き、お返しとばかりに唾液を絡めた舌を口内にねじ込んでくる。互いの舌が行き戻りし、アルコールの香りやレベッカの甘い香りが口内に広がっていった。張遼ちゃんとのいざこざ時から分かっていたが、相当に負けん気の強い女性である。やがてどれくらいそうしていたのだろうか――互いの唇が離れると、繋がった唾液がツーっと銀色の糸を引くのであった。

「はぁっ、はあぁぁぁっ……。ふふっ、ふふふ、キスはエロいし愛撫も巧いな。危うく私も気をやるところだったぞ。まったく悪い男だな、そのテクニックであの美人の女たちを虜にしているのだろう? だが私も身体の昂りを抑えられないな。こんな気分にさせたのだから、当然貴公には責任を取ってもらうぞ」

 レベッカは留め金を外し紐を解くと、身に付けているレザーアーマーを脱ぎ、美しい裸体を晒していく。たわわな膨らみがプルンとまろび出て悩まし気に揺れ動く。やがてレザーアーマーは完全に取り払われて、レベッカは一糸まとわぬ姿を惜しげもなく晒し出すのであった。

「綺麗だ……」

 心の声が自然と口から漏れる。勿論、お世辞ではなく本気でそう思ったのである。ムダ肉の一切ない肢体は、メリハリのあるボディラインを描いており、鍛えらた肉体なのに女らしさを少しも失っていないのである。そしてプルンと弾む巨乳も重力に逆らうように上を向いており、スラリと伸びた脚や長身と相まってスーパーモデルも裸足で逃げ出しそうな、芸術的な美しさであった。

「うぅっ、貴公に褒められると何故か面映おもはゆいな。……しかし自分から脱いどいて何だが、貴公はどうして服を脱がないのだ?! 私だけ裸なのはズルいではないか!」
「その通りなんですけど、もう少しだけレベッカさんの生まれたままの美しい姿を堪能させてくださいよ」
「くっ、その手には乗らないぞ! これは女性を焦らしたり羞恥心を煽って、イニシアチブを取る貴公の常套手段なのだろう? ふふっ、貴公がその気なら、こっちも強硬手段に出るしかないな♪」
「ち、ちょっとレベッカさん――服なら自分で脱ぎますから……。あっ、そんな処を撫で回して……いや~ん、レベッカさんのエッチ♡ 」

 力勝負ではまるっきり歯が立たず、結局レベッカに服を剥ぎ取られてしまうのであった。余りにも悔しいのできわどいポーズで、安心してください穿いてませんから!――と言ったら冷たい目で見られてしまった。グスン!


「もうこんなになっているのだな」

 さっきの仕返しなのだろうか――レベッカが笑みを浮かべながら、素っ裸にされた私の股間を凝視している。レベッカの裸体を堪能している時は楽しかったが、自分に降りかかるととんでもない羞恥プレイである。

「あのレベッカさん――そんなに見つめられると恥ずかしいんですけど……」
「貴公と同じ事をしているだけだ、何の問題があるというのだ? ああそうか、刺激が足りないから私の手でなぶって欲しいのだな。ふふっ、貴公は本当にスケベな牡だ」
「そ、そんな事は一言も……くうっ、うひぃぃぃぃぃ」

 レベッカに股間をまさぐられ、長く綺麗な指がイヤらしくペニスを這い回る。裏スジをなぞるように指先で責められ、いきり立った肉幹を根元からギュッと握り込まれる。込み上げる快感で下半身は痺れ、更なる快美感を求めるように男根はヒクヒクとわなないている。

「ふふっ、逞しいな。大きさも硬さも並みの男の比ではないな。そしてカリ高で反り上がった形も私好みだ。だが持久力の方はどうかな?」

 男根を握り締めたレベッカの手がシコシコと上下に動き始める。根元から先端まで万遍なく擦り上げられ、スピードや力加減を変化させる絶妙の手コキで腰は震え、鈴口からは青臭い我慢汁が滲み出てきてしまった。

「イヤらしい牡汁がどんどん溢れ出ているぞ。それにそんな切ない顔をされたら、もっと苛めたくなってしまうではないか」
「くっ、うああーっ! そんな風に擦られたら……うぐっ、や、やばいぃぃぃぃっ!」

 レベッカの手が淫靡で男を絶頂に導く動きに変化していく。溢れ出た我慢汁をペニスに塗りたくると、捻りを加えながら上下に扱き立て、指で作ったリングを膨張したカリ首に何度も引っ掛けてくる。

「我慢する必要はないぞ。ふふっ、イケっ! 私の手の中にぶちまけろ!」

 止めとばかりにもう片方の手が亀頭に宛がわれる。敏感な先端を手の平で撫で回し、包み込みながらクイクイと左右に回転を加えてくる。男の性感を知り尽くしたような超絶ハンドテクで、射精衝動は一気に限界まで上り詰めていった。

「うぐっ、あああぁっ……で、出るぅぅぅっ」

 ドビュル、ビュルルゥゥゥゥゥゥゥッッ、ビュクビュク、ドクン!

 身悶える程の快感に目の前が真っ白に弾けていく。レベッカの手の中で怒張した男根がビクビクと脈打ち、堰を切ったように灼熱の白濁液を大量に撒き散らしていった。絶頂の余韻と心地良い脱力感の狭間で、私はレベッカのエロテクニックに舌を巻くのであった。

「凄い量だな。しかもドロドロで濃厚な精液だ。だがそれだけではない……この精液はマナのような不思議な力の源を感じるぞ。ふふっ、如何やら貴公にはまだ色々と秘密がありそうだな」

 手に付いた白濁液を舌で舐め取りながら、レベッカは淫蕩な笑みを浮かべる。レベッカのエロチックな仕草と表情に触発され、大量に精を搾り取られたにも関わらず、下半身は瞬時に戦闘態勢に入ってしまった。我ながら節操のない下半身である。

「ふふっ、持久力は及第点だが、大きさと精力は超弩級という事か……。頼もしいな、これなら私も久しぶりに楽しめそうだ」
 
 再びレベッカが身体を密着させてくる。押し付けられた美巨乳が淫らに形を歪め、ムニュムニュした柔らかな感触が伝わってくる。私とレベッカはもう一度キスを交わすと、どちらからともなくベッドに倒れ込むのであった。
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